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2008.08.22.FRI
なでしこジャパンが帰国!!本日の超最新情報

INDEX

J展望
明日23日、24日、25日はJ1第22節&J2第32節!予想スタメンUP!

帰国
北京五輪サッカー女子で過去最高の4位に入ったなでしこジャパン、女子日本代表が帰国!

4位
北京五輪女子サッカー
3位決定戦:
ドイツ女子代表2−0日本女子代表
決勝:
ブラジル0−1アメリカ
なでしこジャパンは敗れて4位で終わる!アメリカは2大会連続3度目の金メダル!

決勝展望
北京五輪男子サッカー決勝日程
23日()
日本時間13:00〜
ナイジェリアvsアルゼンチン
(北京)
明日23日は北京五輪男子サッカー決勝!

白星発進
2010年W杯北中米カリブ海3次予選第1戦
グループ1
グアテマラ0−1アメリカ
キューバ1−3トリニダード・トバゴ
グループ2
カナダ1−1ジャマイカ
メキシコ2−1ホンジュラス
グループ3
コスタリカ1−0エルサルバドル
ハイチ2−2スリナム
アメリカ、メキシコなどが白星発進!

残留
VVVが五輪日本代表MF本田圭佑(22)が今季もチームに残留することを発表!

記者会見
北京五輪日本代表FW森本貴幸が所属するカターニャで記者会見し、今シーズンに向けてイタリア語で抱負!

レンタル
サンダーランドがマルセイユからフランス代表FWシセ(27)を1年間の期限付きで獲得!

全治6ヶ月
セビージャのコートジボワール代表FWアルーナ・コネが左膝十字靱帯断裂で全治6ヶ月!

本日の超サカFLASH
9月6日に行われるW杯アジア最終予選初戦のバーレーン代表戦の日本代表メンバーは25日に発表ほか


本文
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J展望
J1第22節日程

23日()
18:30〜
鹿島vs名古屋
(カシマ)
18:30〜
浦和vs磐田
(埼玉)
18:30〜
FC東京vs東京V
(国立)
19:00〜
清水vs
(日本平)
19:00〜
京都vs新潟
(西京極)
19:00〜
G大阪vs神戸
(万博)
24日()
18:00〜
大分vs大宮
(九石ド)
18:30〜
横浜Mvs札幌
(ニッパ球)
19:00〜
千葉vs川崎
(フクアリ)

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


J2第32節日程

23日()
18:00〜
広島vs福岡
(広島ビ)
19:00〜
山形vs甲府
(NDスタ)
19:00〜
愛媛vs水戸
(ニンスタ)
24日()
18:00〜
草津vs岐阜
(正田スタ)
18:00〜
徳島vs仙台
(鳴門大塚)
18:00〜
鳥栖vs湘南
(ベアスタ)
25日(月)
19:00〜
熊本vsC大阪
(熊本)

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最新TVスケジュール

J1第22節出場停止選手

永井雄一郎(浦和)
デニス・マルケス(大宮)
戸田和幸(千葉)
ボスナー(千葉)
柴崎晃誠(東京V)
マギヌン(名古屋)
増川隆洋(名古屋)
金南一(神戸)

J2第32節出場停止選手

村松潤(水戸)
藤井大輔(草津)
林健太郎(甲府)
梅田高志(岐阜)
青山敏弘(広島)
森崎浩司(広島)

J1第22節予想スタメン

23日18:30〜
鹿島vs名古屋
(カシマ)
≪予想スタメン≫
鹿島
GK:曽ヶ端
DF:増田、岩政、大岩、新井場
MF:本山、青木、小笠原、ダニーロ
FW:マルキーニョス、興梠
ベンチ:GK小澤、DF中田、DF中後、MF野沢、MFマルシーニョ、FW佐々木、FW田代
出場停止:なし
名古屋
GK:楢崎
DF:竹内、バヤリッツァ、三木、阿部
MF:杉本、中村、吉村、小川
FW:ヨンセン、玉田
ベンチ:GK西村、DF吉田、MF米山、MF山口、MF藤田、FW津田、FW巻
出場停止:マギヌン

23日18:30〜
浦和vs磐田
(埼玉)
≪予想スタメン≫
浦和
GK:都築
DF:坪井、闘莉王、堀之内
MF:平川、鈴木、阿部、相馬、ポンテ
FW:高原、田中達
ベンチ:GK山岸、DF堤、MF細貝、MF山田暢、MF梅崎、FWエスクデロ、FWエジミウソン
出場停止:FW永井
磐田
GK:川口
DF:加賀、田中、茶野
MF:駒野、ロドリゴ、上田、村井、ジウシーニョ
FW:カレン、前田
ベンチ:GK八田、DF鈴木、MF犬塚、MF成岡、MF名波、FW萬代、FW中山
出場停止:なし

23日18:30〜
FC東京vs東京V
(国立)
≪予想スタメン≫
FC東京
GK:塩田
DF:長友、佐原、茂庭、今野
MF:石川、梶山、羽生、エメルソン
FW:平山、カボレ
ベンチ:GK荻、DF藤山、DF金沢、MF浅利、MF栗澤、FW川口、FW赤嶺
出場停止:なし
東京V
GK:土肥
DF:和田、土屋、那須、服部
MF:福西、菅原、廣山、ディエゴ
FW:平本、飯尾
ベンチ:GK高木、DF富澤、DF福田、MF吉武、MF河野、FW井上、FW大黒
出場停止:MF柴崎晃

23日19:00〜
清水vs
(日本平)
≪予想スタメン≫
清水
GK:西部
DF:市川、青山、高木和、岩下
MF:パウロ、伊東、兵働、枝村
FW:西澤、岡崎
ベンチ:GK山本海、DF児玉、DF戸田、MF本田、MF山本真、FWアウレリオ、FW原
出場停止:なし

GK:菅野
DF:藏川、古賀、小林、近藤
MF:太田、鎌田、大谷、ポポ
FW:李、フランサ
ベンチ:GK南、DF石川、MF永井、MFアレックス、FW菅沼、FW鈴木、FW北嶋
出場停止:なし

23日19:00〜
京都vs新潟
(西京極)
≪予想スタメン≫
京都
GK:水谷
DF:増嶋、大久保、水本、角田
MF:佐藤、シジクレイ、中谷
FW:渡邉、柳沢、フェルナンジーニョ
ベンチ:GK平井、DF手島、DF森岡、MF安藤、MF徳重、FW林、FW田原
出場停止:なし
新潟
GK:北野
DF:内田、千代反田、永田、松尾
MF:リシャルデス、本間、寺川、松下
FW:アレッサンドロ、矢野
ベンチ:GK野澤、DF海本、DF中野、MF千葉、MFアウグスト、MF田中、FW河原
出場停止:なし

23日19:00〜
G大阪vs神戸
(万博)
≪予想スタメン≫
G大阪
GK:藤ヶ谷
DF:加地、中澤、山口
MF:橋本、明神、遠藤、二川、安田理
FW:山崎、ルーカス
ベンチ:GK松代、DF福元、DF下平、MF倉田、MF佐々木、MF寺田、FW岡本
出場停止:なし
神戸
GK:徳重
DF:内山、北本、小林、鈴木
MF:馬場、松岡、ボッティ、栗原
FW:レアンドロ、大久保
ベンチ:GK榎本、DF柳川、DF河本、MF田中、MF岸田、FW吉田、FW松橋
出場停止:MF金

24日18:00〜
大分vs大宮
(九石ド)
≪予想スタメン≫
大分
GK:西川
DF:深谷、森重、上本
MF:高橋、エジミウソン、ホベルト、鈴木、金崎
FW:森島、ウェズレイ
ベンチ:GK下川、DF小林宏、MF藤田、MF西山、MF清武、FW前田、FW高松
出場停止:なし
大宮
GK:江角
DF:村山、レアンドロ、冨田、波戸
MF:小林大、斉藤、佐伯、藤本
FW:ラフリッチ、吉原
ベンチ:GK荒谷、DF田中、MF片岡、MF金澤、MF橋本、FW桜井、FW森田
出場停止:FWマルケス

24日18:30〜
横浜Mvs札幌
(ニッパ球)
≪予想スタメン≫
横浜M
GK:榎本
DF:小椋、中澤、松田
MF:田中隼、河合、山瀬功、小宮山、兵藤
FW:大島、坂田
ベンチ:GK秋元、DF田代、DF田中裕、MFロペス、MF水沼、MF山瀬幸、MF狩野
出場停止:なし
札幌
GK:高木
DF:平岡、箕輪、西澤、坪内
MF:中山、大塚、西嶋、クライトン
FW:ダヴィ、アンデルソン
ベンチ:GK佐藤、DF池内、MFディビッドソン、MF芳賀、MF藤田、MF砂川、FW石井
出場停止:なし

24日19:00〜
千葉vs川崎
(フクアリ)
≪予想スタメン≫
千葉
GK:岡本
DF:坂本、早川、池田、青木良
MF:工藤、斎藤、下村、谷澤、ミシェウ
FW:巻
ベンチ:GK立石、DF市原、MF中島、MF根本、MF米倉、FW新居、FWレイナウド
出場停止:DFボスナー、MF戸田
川崎
GK:川島
DF:村上、横山、伊藤、山岸
MF:中村、谷口、ジュニオール
FW:黒津、鄭、ジュニーニョ
ベンチ:GK植草、MF菊地、MF田坂、MF大橋、FW久木野、FWレナチーニョ、FW我那覇
出場停止:なし

 Jリーグは明日23日、24日、25日にJ1第22節とJ2第32節が全国各地で開催される。
 J1では、首位の鹿島が3位名古屋との上位対決。鹿島はカシマサッカースタジアムでの名古屋戦は15戦全勝と圧倒しており、首位固めを狙う。名古屋はマギヌンと増川が出場停止と苦しいが、勝てば首位浮上の可能性もあり、奮起したいところ。
 ホームに磐田を迎える2位・浦和は永井を出場停止で欠き、闘莉王も故障。対する磐田はここ4試合勝ちがない。どちらが嫌な流れを絶ち切れるか。
 大分は最近8試合で5勝3分けと好調で、4位に浮上。堅守に磨きがかかってきた。対する大宮は主軸の小林慶が負傷で離脱したのが気掛かりだ。


帰国
 北京五輪サッカー女子で過去最高の4位に入ったなでしこジャパンこと、女子日本代表の18選手とスタッフらが本日22日、成田空港着の航空機で帰国した。前夜にドイツと3位決定戦を行ったばかりで、さすがに疲れた表情だった。
 佐々木則夫監督は「満足感がある。70点ぐらいはつけられる」と今大会を総括。主将の池田浩美は「現時点で私達が持てる力は出し切れた」と充実感を漂わせた。
 初の4強入りを果たしたチームについて、3度の五輪を経験したエースの澤穂希は「宮間など中堅の選手が成長した。1人1人のレベルアップを感じた」と手応えを感じた様子。正確なキックで好機を演出した宮間あやは「もっと経験が必要と感じた」と、さらなる飛躍を誓っていた。

【佐々木監督「いい五輪だった」】
 惜しくもメダルに届かなかった北京五輪女子サッカー、女子日本代表の佐々木則夫監督は、ドイツとの3位決定戦から一夜明けた本日22日、今大会を振り返り「いい五輪だった。スタッフにも恵まれ、選手を元気な姿でクラブに帰せる」と、晴れ晴れとした表情だった。同日午後に18選手とともに帰国する。
 息つく間もなく明日23日からは女子のU-20(20歳以下)日本代表候補合宿で指揮を執る。「この五輪での思いや経験を若い選手にも伝えていきたい」と意欲的に話した。
 攻守の要としてチームを引っ張った澤(日テレ)は「みんなに注目してもらったのはうれしい。20代最後の夏は、最高の夏だった」と充実感を漂わせた。


4位
北京五輪女子サッカー・3位決定戦結果

ドイツ女子代表2−0日本女子代表
(北京・49285人)

≪得点者≫
ドイツ:バイラマイ69、87

≪出場メンバー≫
女子日本代表メンバー
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
DF:
2.近賀ゆかり(日テレ)=59分
3.池田浩美(TASAKI)(cap)
4.岩清水梓(日テレ)
14.矢野喬子(浦和)
(88分16.宇津木瑠美(日テレ))
MF:
13.原歩(INAC)
(75分9.荒川恵理子(日テレ))
10.澤穂希(日テレ)
15.阪口夢穂(TASAKI)
8.宮間あや(岡山湯郷)
FW:
17.永里優季(日テレ)
11.大野忍(日テレ)
(68分12.丸山桂里奈(TEPCO))
ベンチ:
GK:
18.海堀あゆみ(INAC)
DF:
5.柳田美幸(浦和)
MF:
6.加藤與惠(日テレ)
7.安藤梢(浦和)

ブラジル女子代表0−1アメリカ女子代表
(北京)
≪得点者≫
アメリカ:ロイド96

 北京五輪サッカーは21日、女子の3位決定戦が北京の工人体育館で行われ、初のメダルを目指した日本はドイツに0−2で敗れ、4位に終わった。日本サッカー界にとって1968年メキシコ五輪で男子が3位に入って以来の快挙はならなかった。
 体格で劣る日本は、素早いパス回しでワールドカップ(W杯)連覇中の強豪ドイツに対抗。前半は押し気味に試合を進めたが、後半24分に途中出場のバイラマイに先制点を許した。終盤にもバイラマイに決められ、万事休した。
 一方、2004年アテネ五輪と同じカードとなった決勝はアメリカが延長戦の末、1−0で初優勝を目指したブラジルを下し、2大会連続3度目の金メダルを獲得した。

池田浩美
「最低限の結果は残せたと思っている。最後までみんなあきらめなかったし、やっていて本当に気持ち良かった。こういう舞台に立てた喜びを感じた。メダルという結果は残せなかったが、ものすごいものが心に残った。それは何にもかえられないと思う」

澤穂希
「ベストは尽くした。相手はドイツだし、タフな試合になることは予想していた。勝てなかったが、結果には納得している。最後まであきらめずに戦うことができた。自分達のゴールで準々決勝に勝てたし、3位決定戦に出場することができた。この経験は素晴らしいものだったし、チームとしてレベルアップしていることを証明できたと思う」

宮間あや
「いろいろなミスがあったが、力は出し切った。(試合終了後、しばらくピッチで倒れていたが?)本当に疲れていて…。その時に、初めて雨が降っていることに気がついた。(6試合を戦って)体力的にはギリギリだった。ドイツもキツそうだったが、最後で頑張ってくる。そこが強さだと感じた。対ドイツ戦は、今まで前半すら無失点で終えたことがなかったので、その部分では自分達も成長したのかなと思う。ただ、後半2失点。ドイツには底力があった。
(4位という結果について)アメリカ、ブラジル、ドイツと来て日本かよって感じですかね(笑)。そういう意味では、歴史を作れたのかなと思う」

阪口夢穂
「シュートが少なかった。自分が前半に澤さんからの折り返しを決めておけばよかった。それが一番悔やまれる。相手の足を蹴っちゃいました(笑)。高さではかなわないので、セットプレーはワンクッション入れる形を練習でもやっていた。(アメリカやドイツとやって感じた差は?)パスワークがうまいと思ったし、強さと速さが違うと思った。ただ、日本のパスサッカーは通用すると思った。あとは最後の仕掛け部分」

大野忍
「(序盤に永里から縦パスを受けて、シュートまでいったチャンスがあったが)少しアウトにかかってしまった。インフロントにかけられればよかった。結果、あれが外れて前半を0−0で折り返して、後半0−2で負けてしまった。決定機を決めないと、世界には勝っていけないと実感した。(ベスト4に入った感想は?)素直にうれしい。こんないい舞台で、アメリカとドイツとできた。そこで自分達の力も出せたし、悔いは全然残っていない。4年後につながるようないい結果だったと思う。(今は何をしたい?)家に帰ってゆっくり休みたい」

荒川恵理子
「結果は負けたが、試合前に話していた通り、みんな力を出し切った。前半の試合を見ていて、日本がいい形で攻撃していた。いいサッカーができた。1試合1試合成長しているとの感じがした。(次回五輪は)まだ自分の中で考えていない」

安藤梢
「試合に出たかったという悔しい気持ちもある。世界の舞台で戦える手応えはあった。ただ足りない部分もあり、今後の課題」

日本代表・佐々木則夫監督
「選手達は、今まで積み上げてきたものを力の限り出してくれた。今できることを全て出してくれたと私は満足している。(この2試合)結果は出なかったが、胸を張って日本に帰りたい」

ドイツ代表・ナイト監督
「前半はもっと前に行こうとしたが、日本のプレーが良くてうまくいかなかった。後半は戦術の変更が必要になり、攻撃的な選手を入れた。それで2得点できた」

日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「ペナルティーエリアの近くまで持っていけるけれど、そこから仕事ができない。男女とも共通の課題。前半は勝ち目があると思ったけれど。なでしこリーグをもっと強化して、選手がもっと、もまれる環境を整えないといけない」

【阪口「あれを決めていれば…」】
 「あれを決めていれば違った展開になっていたはず」。中盤の底を支えたMF阪口は好機を逃したことを悔やんだ。前半28分、澤の右クロスにボレーで合わせたがボールではなく敵の足を蹴ってしまった。
 試合後は同じポジションの先輩、加藤に「お疲れ様」と声をかけられて「我慢でできなくなって」号泣した。20歳。次の五輪は中心選手の期待が集まる。「もっとシュートを打たないと勝てない」と、攻撃での課題を挙げて前を見据えた。

【ドイツ、3大会連続の銅】
 日本を下して3位になったドイツは3大会連続の銅メダル。昨年の女子ワールドカップ(W杯)を制し、優勝候補にも挙げられていた。しかし、ナイト監督は「メダルを取れて本当に幸せ。負けていたらひどい1週間になるところだった」とホッとした表情だった。
 準決勝でブラジルに完敗。「大会を通じて守備は良かったが、攻撃の質が低かった。勝つには両方が必要」と大会全体を総括した。

【GKアンゲラーが大きな壁】
 ドイツのGKアンゲラーが日本の大きな壁になった。前半に宮間、近賀のミドルシュートを浴びたが、素早い反応で弾き、ゴールを許さなかった。
 「日本のシュートは非常に良かった」と称えつつも「くるのは予想していた。事前に準備はできていた」と余裕の様子で振り返った。

【涙で家族に駆け寄るなでしこ】
 「頑張ったよ」「お疲れ様」。サッカー女子「なでしこジャパン」はドイツとの3位決定戦を終えると、スタンドで見守った家族らの元に駆け寄り、涙を流した。
 今大会2得点の大野忍(24)は父光夫さん(57)の姿を見つけると、「頑張ったよ」と声を出した。目には涙が光る。光夫さんは何も言えず、黙ってうなずいた。
 ゴールできなかった初戦後、大野はホテルに宿泊する両親に渡す荷物に手紙を忍ばせた。「自分が決めなくてごめんね」。光夫さんは「気にしないで。次だよ」とメールを出した。
 アメリカとの準決勝の先制点は、仕事で見逃した。勤務先から「(応援に)行ってこい」と送り出された3位決定戦。「こんないい試合をしてくれて感無量。何も言うことはない」と満面の笑みを浮かべた。
 永里優季(21)は必死に涙をこらえた。母美智子さん(45)は「お疲れ様」と頭をなでた。「悔し涙だろうが、すっきりした表情もしていた。笑顔で帰ってきて、まずはゆっくりしてほしい」とねぎらった。
 前日まで母山口満寿子さんが観戦に来るのを知らなかった澤穂希(29)。「ありがとう」と手を振った。「お疲れさん。残念だったけど頑張ったね」。2人とも涙があふれ出た。満寿子さんは「(うれしいのと悔しいのと)両方の涙です」と話した。


決勝展望
北京五輪男子サッカー日程

3位決定戦:

22日(金)
日本時間20:00〜
ベルギーvsブラジル
(上海)

決勝:

23日()
日本時間13:00〜
ナイジェリアvsアルゼンチン
(北京)

 北京五輪サッカー男子は明日23日、国家体育場(愛称・鳥の巣)で決勝が行われ、前回優勝のアルゼチンとナイジェリアが対戦する。アルゼンチンが連覇を果たせば、1968年メキシコ五輪のハンガリー以来。ナイジェリアは1996年アトランタ五輪に次ぐ2度目の金メダルを狙う。
 両者はアトランタ五輪の決勝でも対戦。アルゼンチンにとっては雪辱戦となるが、その思いはむしろナイジェリアの方が強い。3年前のワールドユース選手権(現20歳以下ワールドカップ)では、決勝でアルゼンチンがナイジェリアを2−1で下している。当時のメンバーが互いに多く含まれており、この世代の最強を懸けた戦いになるはずだ。
 アルゼンチンは準決勝で、宿敵ブラジルに快勝して底力を実証。メッシを中心に、司令塔リケルメが精度の高いパスで絡む攻撃は簡単に封じ込められない。守備もMFマスチェラーノが頼もしい。メッシは3年前のナイジェリア戦でもPKで全2得点を挙げた。厳しいマークを受けるのは必至だが、「金メダルを取る準備は万全」と自信満々だ。
 ナイジェリアは24歳以上のオーバーエージで参加のオデムウィンギの動きが鋭さを増し、チームも調子を上げている。身体能力に加え、個々の技術も高い。ボール支配ではアルゼンチンが優位に立ちそうだが、得意の速攻でチャンスを生かせれば、アフリカの雄も勝機を見い出せる。


白星発進
2010年W杯北中米カリブ海3次予選第1戦結果

グループ1:

グアテマラ0−1アメリカ
キューバ1−3トリニダード・トバゴ

グループ2:

カナダ1−1ジャマイカ
メキシコ2−1ホンジュラス

グループ3:

コスタリカ1−0エルサルバドル
ハイチ2−2スリナム

 2010年W杯南アフリカ大会北中米カリブ海3次予選が20日からスタートし、メキシコがホンジュラスを2−1で下したほか、アメリカもグアテマラに1−0で勝利した。
 グループ2のメキシコは、ホームで1点先行されながらもパルドの2ゴールで逆転勝利。ホンジュラスに退場者が出たこともあり、それ以上の失点は許さずにエリクソン新監督の船出を白星で飾った。グループ1のアメリカvsグアテマラの一戦は、両チームにそれぞれ1人ずつ退場者が出る展開となったが、後半25分にボカネグラがヘッドで決めるとアメリカはこれを守り切り、勝利を挙げた。
 W杯北中米カリブ海3次予選は11月19日に最終戦を迎え、グループ1〜3の各グループ上位2チームが最終予選に進出する。最終予選は総当たり戦で行われ、上位3チームが自動的にW杯本大会の出場権を手にし、4位のチームは南米予選5位とのプレーオフに臨むこととなる。


残留
 オランダ2部リーグ、VVVは21日、去就が注目されていた北京五輪日本代表のMF本田圭佑(22)が今季もチームに残留することを公式ホームページで発表した。
 本田は日本のチームから獲得の興味を示されていたが、ベルデン会長と話し合い、残留する意志を固めたという。
 VVVは昨季エールディビジ(1部リーグ)18チーム中17位で入れ替え戦に敗れ、今季は2部に降格している。
 ホームページによると、本田は18日にチームに合流しており、本日22日の試合のメンバーにも入っている。


記者会見
 北京五輪日本代表FW森本貴幸が21日、所属するイタリアセリエAのカターニャで記者会見し、今シーズンに向け「五輪では挙げられなかった得点をここで決めたい。負傷せず、常にプレーすることが大事」と上達したイタリア語で抱負を語った。
 カターニャは23日に今季初の公式戦となるコパ・イタリア(イタリア・カップ)3回戦でパルマと対戦する。昨季の同カップ準々決勝第2戦で決勝点を奪い、チームを4強入りに導いた森本は「同じ活躍を繰り返したい」と話した。


レンタル
 イングランドプレミアリーグのサンダーランドは21日、マルセイユ(フランス)からフランス代表FWジブリル・シセ(27)を1シーズンの期限付き移籍で獲得したと発表した。また、フルハム(イングランド)から北アイルランド代表FWデイヴィッド・ヒーリー(29)を、3年契約で獲得したことも併せて発表している。
 シセはリバプール(イングランド)でプレーした経験もあり、プレミアリーグでの経験も豊富。一方のヒーリーは北アイルランド代表として臨んだユーロ2008(欧州選手権)の予選では、記録的な13ゴールを叩き出している。なお、両者は23日の国内リーグ・トッテナム戦から早くも出場する可能性もあるとのこと。


全治6ヶ月
 スペインリーガエスパニョーラ、セビージャに所属するコートジボワール代表FWアルーナ・コネが20日の国際親善試合、ギニア戦で負傷し、今季の大半を棒に振る恐れが出てきたことが明らかになった。
 クラブが21日に公式HP上で明らかにしたところによると、コネはギニア戦で左膝十字靱帯を断裂し、半月板を損傷。今後精密検査を経て手術の必要性を確かめることになるが、全治までは6ヶ月程度とみられている。


超サカFLASH

25日発表
 9月6日に行われるW杯アジア最終予選初戦のバーレーン代表戦の日本代表は今月25日に発表されることが明らかになった。メンバーはW杯アジア3次予選を突破した従来のメンバーが選出される見込み。

視察
 日本代表の岡田武史監督は明日23日に行われるJ1のG大阪vs神戸戦を視察することが明らかになった。ウイルス感染症で離脱していたG大阪のMF遠藤保仁の状態を確認する予定で、G大阪の西野朗監督にも遠藤のコンディションを確認する。

低視聴率
 20日にフジテレビ系列で放送された国際親善試合、日本代表vsウルグアイ代表戦の平均視聴率が5.7%(関東地区)と、低視聴率だったことが21日、明らかになった。

視聴率発表
 ビデオリサーチ社は本日、21日に行われた北京五輪サッカー女子の3位決定戦、日本vsドイツ戦の視聴率はNHK教育が関東4.3%、関西2.5%、日本テレビが関東7.4%、関西5.6%だったと発表した。

出発
 ドイツブンデスリーガ、ボーフムMF小野伸二、ボルフスブルクMF長谷部誠が21日、ドイツに向けて出発した。両選手は24日に行われるブンデスリーガで直接対決する。

軽度の肉離れ
 J1浦和DF田中マルクス闘莉王が21日に右太もも裏の精密検査を受け、軽度の肉離れが明らかになった。明日23日に行われる磐田戦の出場は微妙だが、9月6日に行われるバーレーン代表戦には出場できる見込み。

3バック
 これまでは4バックを採用していたJ1のG大阪が明日23日に行われる神戸戦では3バックで臨むことが濃厚となった。

獲得
 J1の横浜Mは本日、北京五輪韓国代表のDF金根煥(22)の加入が決まったと発表した。金は193センチと長身。契約期間は2011年1月1日まで。

トップ昇格
 J1千葉は本日、ジェフリザーブズMF益山司のトップチームへの移籍手続き、登録変更を行ったと発表した。背番号は「29」。

レンタル
 J2草津は22日、J1のFC東京のMF池上礼一(25)を期限付き移籍で獲得したと発表した。契約期間は24日から来年の1月31日まで。

獲得
 J2熊本は本日、MF呉敏錫(21)、FW朴相泰(22)の韓国人2選手の入団を発表した。

現役引退
 イタリアセリエAのラツィオに所属するGKマルコ・バッロッタが引退を表明したことが21日、明らかになった。現在44歳のバッロッタは昨季のセリエAと欧州チャンピオンズリーグで「最高齢GK」として活躍。現役続行の意思を示していたが引退を決意した。今後はモデナ(同2部)のスポーツディレクターに就任する。ラツィオは新シーズンに向け、リバープレート(アルゼンチン)からアルゼンチン代表GKフアン・パブロ・カリーソを獲得している。

レンタル
 イングランドプレミアリーグのチェルシーは21日、スポルティング(ポルトガル)からポルトガル人FWファビオ・パイムを期限付き移籍で獲得すると発表した。この契約には買い取りオプションも付属しているとのこと。

レンタル
 イングランドプレミアリーグのポーツマスは21日、同じイングランドのアーセナルからフランス人DFアルマンド・トラオレ(18)を1シーズンの期限付き移籍で獲得したと発表した。主に左サイドバックを務めるトラオレは、2005年にモナコ(フランス)からアーセナルに加入。同クラブでは18試合に出場していた。

獲得
 今季からスペインリーガエスパニョーラに昇格のスポルティング・ヒホンは21日、アヤックス(オランダ)からDFユルゲン・コリン(27)を獲得したと発表した。

獲得
 オランダエールディビジのアヤックスは21日、セルティック(スコットランド)から五輪オランダ代表MFエバンデル・スノ(21)を獲得したと発表した。契約期間は3年。五輪オランダ代表として北京五輪にも出場したスノは、2006年にセルティックに加入していた。

完全移籍
 スコティッシュプレミアリーグのレンジャーズは21日、昨季の後半にフルハム(イングランド)から期限付き移籍で加入していた北アイルランド代表MFスティーブ・デイビスを完全移籍で獲得したと発表した、契約期間は4年。


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