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2009.04.05.SUN
J1第4節最終日、J1初昇格の山形が4位浮上!!本日の超最新情報

INDEX

4位浮上
J1第4節最終日
山形1−0千葉
神戸0−1清水
J1初昇格の山形が4位浮上!清水は今季初勝利!
J2第6節最終日
栃木1−0岡山
横浜FC0−0愛媛
富山0−1徳島
熊本4−0札幌
東京V1−3仙台
岐阜0−2福岡
C大阪0−0甲府
首位C大阪の開幕連勝が5でストップ!

アシスト
スコティッシュプレミアリーグ第31節
セルティック4−0ハミルトン
中村俊輔は右MFで先発して2点目をアシスト!水野晃樹は後半25分から中村と交代して9戦ぶり出場!

途中出場
ドイツブンデスリーガ第26節
ボルフスブルク5−1バイエルン
フランクフルト2−1コットブス
ボーフム1−2シュツットガルト
ハンブルガーSV1−0ホッフェンハイム
ヘルタ・ベルリン1−3ドルトムント
大久保嘉人は後半40分から出場!長谷部誠は左膝故障で欠場!ボルフスブルクは昨季王者に大勝し、破竹の8連勝で首位浮上!稲本潤一は後半ロスタイムから出場、小野伸二は控えで出番なし!

ベンチ外
フランスリーグ1第30節
グルノーブル1−3ロリアン
ルマン1−3リヨン
伊藤翔は30試合連続ベンチ外!リヨンは快勝して首位堅守!

暫定首位浮上
イングランドプレミアリーグ第31節
ニューカッスル0−2チェルシー
アーセナル2−0マンチェスター・シティー
フルハム0−1リバプール
リバプールは試合終了間際のベナユンの劇的決勝弾で暫定首位浮上!

揃って1−0
スペインリーガエスパニョーラ第29節
マラガ0−1レアル・マドリード
アルメリア3−0ビジャレアル
バジャドリード0−1バルセロナ
レクレアティーボ0−1セビージャ
首位バルサ、2位レアルは揃って1−0勝利!

逆転勝利
オランダエールディビジ第29節
スパルタ0−2PSV
AZ4−1ADO
首位独走中のAZは後半の4ゴールで逆転勝利!

劇的決勝弾
J1第4節第1日
G大阪2−2広島
鹿島2−1京都
川崎3−1名古屋
浦和1−0大分
新潟2−1横浜M
2−2大宮
磐田0−1FC東京
新潟は試合終了直前の矢野貴章の決勝弾で首位堅守!鹿島は興梠慎三が2試合連続で試合終了間際に決勝ゴールを決めて2位浮上!
J2第6節第1日
草津2−2水戸
鳥栖4−3湘南
湘南は逆転負けで開幕連勝が5でストップ!水戸は連勝が4で止まる!

本日の超サカFLASH
4日の浦和戦で負傷退場した大分MF金崎夢生は右肩脱臼ほか


本文
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4位浮上
J1第4節最終日結果

山形1−0千葉
(NDスタ・9172人)
≪得点者≫
山形:秋葉86

神戸0−1清水
(ホムスタ・10020人)
≪得点者≫
清水:岡崎62

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第4節最終日は本日5日、NDソフトスタジアム山形などで残りの2試合が行われ、モンテディオ山形は後半41分、ゴール前でパスを受けたMF秋葉が左足で決めて1−0でジェフ千葉を振りきり、4位に浮上した。
 清水エスパルスは後半17分にFW岡崎が左CKからの折り返しを頭で合わせて2試合連続ゴール。ヴィッセル神戸を1−0で破り、今季初勝利を挙げた。

J2第6節最終日結果

栃木1−0岡山
(栃木グ・4584人)
≪得点者≫
栃木:入江30

横浜FC0−0愛媛
(ニッパ球・3244人)

富山0−1徳島
(富山・2741人)
≪得点者≫
徳島:徳重16

熊本4−0札幌
(熊本・4653人)
≪得点者≫
熊本:木島13、山本27、オウンゴ−ル35、中山62

東京V1−3仙台
(味スタ・7166人)
≪得点者≫
東京V:大黒33
仙台:エリゼウ44、中島64、田村77

岐阜0−2福岡
(長良川・2626人)
≪得点者≫
福岡:大久保52、オウンゴール82

C大阪0−0甲府
(長居・7174人)

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第6節最終日は本日5日、長居陸上競技場などで残りの7試合が行われ、セレッソ大阪は0−0でヴァンフォーレ甲府と引き分け、開幕からの連勝は5で止まったが、首位をキープした。
 今季から新加入したチーム同士の対戦は、開幕5連敗だった栃木SCのMF入江がリーグ戦チーム初得点を決めてファジアーノ岡山を1−0で振り切り、初勝利をマークした。
 ロアッソ熊本は札幌に4−0で大勝し、徳島ヴォルティスはカターレ富山に1−0で勝った。アビスパ福岡はFC岐阜を2−0で下し、ベガルタ仙台は3−1で東京ヴェルディに逆転勝ちした。
 横浜FCvs愛媛FCは両チーム無得点で引き分け、横浜FCは最下位に転落した。

J1徹底詳細

【山形、ホーム初白星で4位浮上】
山形1−0千葉
(NDスタ・9172人)
≪得点者≫
山形:秋葉86
≪出場メンバー≫
山形
GK:
1.清水健太
DF:
20.小林亮
3.レオナルド
23.石井秀典
13.石川竜也
MF:
16.キム・ビョンスク
(73分6.宮崎光平)
19.秋葉勝
17.佐藤健太郎
11.北村知隆
(69分7.7.宮沢克行)
FW:
15.長谷川悠
9.古橋達弥
(89分14.宮本卓也)
千葉
GK:
17.櫛野亮
DF:
2.坂本將貴
14.池田昇平
4.ボスナー
31.青木良太
MF:
10.工藤浩平
3.斎藤大輔
5.アレックス
FW:
11.新居辰基
(64分9.深井正樹)
16.谷澤達也
(82分22.米倉恒貴)
18.巻誠一郎

 J1初参戦の山形がリーグ戦のホーム初白星を挙げた。カップ戦を含めた3月の本拠地開催の公式戦2試合はいずれも雪模様の中で行われ、1勝1分け。それだけに小林監督は「雪のない中でも勝てた」とおどけてみせた。この日は気温15.9度と春らしい陽気の中、サポーターと記念の1勝の喜びを分かち合った。
 引き分けの予感が漂いかけた後半41分だった。山形ユース出身の秋葉がするするとゴール前に走り込む。佐藤健のパスを呼び込むと「GKが先に動くのが見えた」。左足を振り抜き、決勝点を生んだ。3月25日のナビスコ杯に続く、公式戦2試合連続ゴールだった。
 25歳の秋葉は、1999年に山形がJ2に参加したときにユース入りした生え抜き選手。自身のトップ昇格を控えた2001年には苦い思い出も残っている。本拠地で行われたJ2最終節。当時、秋葉はボールボーイを務めていたという。しかし目の前でチームは敗れて3位。土壇場でJ1昇格を逃した。
 「J1は小さい頃からの夢だったし、高い目標だった」と秋葉は振り返る。クラブとともに地道に成長してきた地元期待のヒーローが、現実となった夢舞台で輝き、初昇格の山形は4位に浮上した。

★千葉、今季も残留争い?
 千葉はいいところなく敗れ、今季公式戦未勝利のまま。FW巻は「昨年もこういう形で勝てなくて終盤に苦しい思いをした。やるしかない」と悲壮感を漂わせた。だが昨季同様、チームに特徴がなく、早くも残留争いに巻き込まれそうな気配がある。
 攻撃でいい形をほとんどつくれなかったミラー監督は「攻撃は改善しないと。ただ相手も勝ちに値するプレーはしていなかった。引き分けが妥当な結果だったはず」と負けん気をのぞかせた。

【清水は岡崎、決勝ヘッド】
神戸0−1清水
(ホムスタ・10020人)
≪得点者≫
清水:岡崎62
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
5.河本裕之=20分
(73分18.田中英雄)
14.宮本恒靖
4.北本久仁衛
MF:
26.松岡亮輔
6.金南一
10.ボッティ
20.鈴木規郎=52分
(59分11.松橋章太)
FW:
17吉田孝行
(46分21.茂木弘人)
13.我那覇和樹
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
14.高木純平=68分
3.青山直晃
5.岩下敬輔
2.児玉新
MF:
13.兵働昭弘
(89分4.太田宏介)
8.枝村匠馬
(77分7.伊東輝悦)
17.山本真希=44分
10.藤本淳吾
(73分6.マルコス・パウロ)
FW:
23.岡崎慎司
18.ヨンセン

 上位を狙う清水がリーグ4戦目でようやく初勝利を挙げた。長谷川監督は「非常にうれしい。まずは1勝することが大事なこと」と実感を込めて興奮気味に話した。
 攻めながら得点につながらない中、後半17分に均衡を破った。藤本の左CKを遠いサイドのヨンセンがヘディングで折り返し、近いサイドの岡崎が頭で決めた。186センチのヨンセンがターゲットとなり、こぼれ球を岡崎が拾うという前半から徹底した攻撃の形が実を結んだ。2試合連続ゴールの岡崎は「今までで一番良くできた試合。自信になる」と満足そうに振り返った。
 得点後は、チーム一丸でのなりふり構わぬ守備で神戸の猛攻を封じた。長谷川監督は「きっちり逃げ切れたことも大きい」と評価。必死でもぎとった白星が浮上のきっかけとなるか。

★神戸、また無失点ならず
 神戸は今季リーグ戦で初めて3バックの布陣で臨み、今季初の無失点を目指したが、セットプレーから失点した。主将の宮本は「CKは警戒していたが、セカンドボールへの意識が足りなかった」と悔やんだ。
 公式戦は2試合連続で0−1の敗戦で得点力不足も深刻。リーグ戦初先発の我那覇も無得点に終わった。マルセウはケガで戦列を離れており、カイオ・ジュニオール監督は「今いる選手の中から代わりになるFWを早く見つけないと」と頭を悩ませていた。


アシスト
スコティッシュプレミアリーグ第31節結果

セルティック4−0ハミルトン
≪得点者≫
セルティック:サマラス5、66、マクギーティ22、フェネホール・オフ・ヘッセリンク83

ダンディー・ユナイテッド2−2ハイバーニアン
ハーツ3−1キルマーノック
インバーネス2−1セントミレン
マザーウェル1−1アバディーン

 スコティッシュプレミアリーグは4日、第31節の5試合が行われ、MF中村俊輔と水野晃樹が所属するセルティックは、ホームでハミルトンと対戦し、4−0で圧勝した。勝ち点を67に伸ばし、首位を守った。
 中村は右MFで先発し、前半22分に絶妙の浮き球のパスでチームの2点目をアシスト。後半25分に水野と交代でベンチに退いた。
 1月3日のダンディー・ユナイテッド戦以来、9試合ぶりの出場となった水野は、後半36分にFKを直接狙うなど積極的にプレーしたが、得点には絡まなかった。
 首位セルティックは本日5日に試合がある2位レンジャーズとの勝ち点差を6とした。


途中出場
ドイツブンデスリーガ第26節結果

ボルフスブルク5−1バイエルン
≪得点者≫
ボルフスブルク:ゲントナー44、ジェコ63、66、グラフィッチ74、77
バイエルン:

フランクフルト2−1コットブス
≪得点者≫
フランクフルト:リベロプーロス15、シュタインヘーファー52
コットブス:

ボーフム1−2シュツットガルト
≪得点者≫
ボーフム:エパル48
シュツットガルト:カカウ58、タスキ89

ハンブルガーSV1−0ホッフェンハイム
≪得点者≫
HSV:ピトロイパ28

ヘルタ・ベルリン1−3ドルトムント
≪得点者≫
ヘルタ:ラファエル54
ドルトムント:フレイ25、ケール63、バルデス83

 ドイツブンデスリーガは4日に第26節の5試合が行われ、FW大久保嘉人とMF長谷部誠が所属するボルフスブルクは、ホームで昨季王者バイエルンに5−1で大勝し、勝ち点51で得失点差の首位に立った。大久保は5−1の後半40分に交代で出場したが、得点には絡めなかった。長谷部は左膝の故障で欠場した。
 ボルフスブルクは破竹の8連勝で勝ち点を51に伸ばし、前節首位のヘルタ・ベルリンが敗れたため、ハンブルガーSVを得失点差で抑え、首位に浮上した。
 ホームに2位タイで並ぶバイエルンを迎えたボルフスブルクは前半44分にゲントナーのゴールで先制するが、直後にトニにゴールを許し、1−1の同点で前半を折り返す。しかし後半に入ると攻撃陣が爆発。18分、20分とジェコがゴールを挙げ3−1とすると、29分、32分にはグラフィッチも連続弾。5−1で王者バイエルンを一蹴し、リーグ戦8連勝とした。
 試合後、ボルフスブルクのマガト監督は「今も我々の目標は5位以内に入ること」と、今季開幕前に5位以内を目標としていたことを引き合いに出し、謙虚なコメント。さらに「これは滅多にない展開であり、バイエルン相手に毎回このような結果が得られるわけではない」と続け、勝利に自惚れてはいけないと話した。
 MF稲本潤一のフランクフルトはコットブスに2−1で競り勝ち、稲本は後半ロスタイムから出場した。MF小野伸二のボーフムはシュツットガルトに1−2で敗れ、小野は控えで出番がなかった。

大久保嘉人
「これで(チームは)勢いに乗るんじゃないですか?今日はいい試合だった。点差が開いていたけど(試合に)出してもらったのはいいこと」

【大久保もガッツポーズ】
 ボルフスブルクが後半のゴールラッシュで強豪バイエルンに大勝し、初優勝へ前進した。
 前半の終了直前にCKから先制したが、すぐFKから同点とされた。後半は、スタンドを埋め尽くした約3万人の大観衆に後押しされて2トップが爆発。まずはジェコが両サイドの選手との好連係で2点を奪い、得点王争いのトップを走るグラフィッチも鮮やかなドリブル突破などで2得点した。
 大久保はチームの3点目が入ると両手を高々と上げて力強くガッツポーズ。終盤の数分間だがプレーし、お祭りムードを大いに味わった。

【長谷部はリハビリ開始】
 長谷部はスタンドから圧勝劇を見守った。
 1日に左膝の遊離軟骨を除去する手術を受けた。今は松葉杖なしで歩ける状態で、リハビリも開始したという。「手術は初めてだったので慎重を期したかった。(全治まで)3週間くらいはかかると思う。しっかり治して万全な状態で復帰したい」と話した。


ベンチ外
フランスリーグ1第30節結果

グルノーブル1−3ロリアン
≪得点者≫
グルノーブル:アクルール71
ロリアン:ガメイロ29、オベルタン51、アマルフィターノ78

ルマン1−3リヨン
≪得点者≫
ルマン:ル・タレク78
リヨン:ブンソン18、ベンゼマ44、57

ボルドー1−0ナンシー
≪得点者≫
ボルドー:シャマフ89

モナコ0−1ルアーブル
≪得点者≫
ルアーブル:ロー・サンブー74

ナント0−2リール
≪得点者≫
リール:バストス44=PK、ヴィッテク57

カーン0−0トゥールーズ

バランシエンヌ2−0オセール
≪得点者≫
バランシエンヌ:ダルシュビル1、69

 フランスリーグ1は4日、第30節の7試合が行われ、首位リヨンがルマンに3−1で快勝した。
 アウェーで14位ルマンと対戦したリヨンは前半18分にブンソンのゴールで先制すると、ここから2月21日以来ゴールがないエース・ベンゼマが爆発。44分、後半14分とゴールを挙げ、リードを3点に広げてみせる。その後、終盤に1点を返されたリヨンだが、そのまま3−1で勝利を収めた。
 FW伊藤翔が所属する12位グルノーブルは11位ロリアンに1−3で敗れた。伊藤はベンチ入りメンバーから外れ、今季は未だ一度もベンチ入りすらしていない。


暫定首位浮上
イングランドプレミアリーグ第31節結果

ニューカッスル0−2チェルシー
≪得点者≫
チェルシー:ランパード56、マルダ65

アーセナル2−0マンチェスター・シティー
≪得点者≫
アーセナル:アデバヨール8、49

フルハム0−1リバプール
≪得点者≫
リバプール:ベナユン89

ブラックバーン2−1トッテナム
≪得点者≫
ブラックバーン:マッカーシー82、オーイェル89
トッテナム:キーン30=PK

ボルトン4−1ミドルスブラ
≪得点者≫
ボルトン:デイビス8、ケイヒル44、テイラー78、ガードナー84
ミドルスブラ:オニール38

ハル・シティー0−0ポーツマス

ウェスト・ブロムウィッチ0−2ストーク・シティー
≪得点者≫
ストーク:フラー3、ビーティー48

ウェストハム2−0サンダーランド
≪得点者≫
ウェストハム:スタニスラフ42、トムキンス52

 イングランドプレミアリーグは4日、第31節の8試合が行われ、リバプールはベナユンの劇的決勝弾で1−0とフルハムに競り勝ち、2試合消化の少ないマンチェスター・ユナイテッドを抜いて暫定首位に立った。また、チェルシーは2−0でニューカッスルを退けている。
 公式戦最近3試合で合計13ゴールを挙げる2位リバプールは、アウェーで9位フルハムと対戦した。試合を支配したリバプールだったが、ドッセーナのヘディングシュートがクロスバーを叩いたのを皮切りに、シャビ・アロンソの狙い澄ましたシュートもバーに嫌われ、さらにフェルナンド・トーレスの一撃もポストに当たってゴールはならない。
 この嫌な流れを変えたのは、後半途中から投入されたベナユンだった。精力的な動きでチャンスに絡み続けたベナユンは後半ロスタイムの試合終了直前、右サイドから鋭くゴールを撃ち抜き、値千金の決勝弾をGET。リバプールが土壇場で1−0とフルハムを退けた。
 これでリバプールは勝ち点を67とし、2試合消化が少ないマンチェスターU(同65)を抜いて暫定首位に浮上した。リバプールMFジェラードは試合後、「引き分けではあまり意味がないことはみんな分かっていたし、この勝ち点3は大きい。マンUに少しでもプレッシャーをかけるために勝利が必要だった」と勝利の意義を語った。さらに、「僕らは最後まで食らいついていくんだ、ということを彼らに伝えられたと思う」と逆転優勝への意気込みを話していた。
 試合内容については、「誰もが今日は僕らの日ではないと思いかけた時間帯だったが、ヨッシ(ベナユン)が重要なゴールをもぎ取ってくれた。これはチームにとって、とても大きなものなる」と振り返っていた。
 一方、3位チェルシーは、アウェーで18位ニューカッスルと対戦。前半は先ごろアラン・シアラー新監督を迎え、モチベーションの高いニューカッスルのプレーに対して受けに回ったチェルシーだったが、後半11分、アネルカのシュートがクロスバーに当たった跳ね返りをランパードが押し込み先制。さらに20分にはマルダが決め、2−0とニューカッスルを振り切った。
 4位アーセナルはアデバヨールの2発で2−0と10位マンチェスター・シティーを下した。


揃って1−0
スペインリーガエスパニョーラ第29節結果

マラガ0−1レアル・マドリード
≪得点者≫
R・マドリード:イグアイン49

アルメリア3−0ビジャレアル
≪得点者≫
アルメリア:ネグレド7、ピアッティ20、マネ35

バジャドリード0−1バルセロナ
≪得点者≫
バルセロナ:エトー40

レクレアティーボ0−1セビージャ
≪得点者≫
セビージャ:カヌーテ33

アスレティック・ビルバオ2−1マジョルカ
≪得点者≫
ビルバオ:ジェステ3、ハビエル・マルティネス83
マジョルカ:フラード71

ベティス3−3ヌマンシア
≪得点者≫
ベティス:セルヒオ・ガルシア9、カピ84、オリベイラ89
ヌマンシア:アランダ39、89、バルケーロ75=PK

 スペインリーガエスパニョーラは4日、第29節の6試合が行われ、首位バルセロナはエトーの決勝ゴールで1−0と9位バジャドリードに競り勝った。また、2位レアル・マドリードも1−0で8位マラガを退けている。
 4日後に欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦を控えるバルセロナは、メッシとダニエウ・アウベスをベンチスタートと温存。それでも前半40分、シャビとのワンツーで抜け出したエトーが柔らかいタッチで決めて先制する。リーグ得点ランクトップを独走するエトーは、これで今季26点目。その後もバルサは圧倒的な攻勢を見せたが、決定力を欠いて追加点を挙げられず。試合はこのまま1−0でアウェーのバルサに軍配が上がった。
 2位のレアル・マドリードは敵地でマラガと対戦。なかなか先制点が奪えずに苦しんだレアルだったが、後半4分、カウンターから長い距離をドリブルしたイグアインがそのまま決めて先制。この1点を守り切って1−0とマラガを下した。
 この結果、首位のバルセロナは勝ち点を72に伸ばし、2位のレアル・マドリードは6ポイント差の同66で追走している。


逆転勝利
オランダエールディビジ第29節結果

スパルタ0−2PSV
≪得点者≫
PSV:ジュジャク41、トイボネン

AZ4−1ADO
≪得点者≫
AZ:デンベレ50、マルテンス61、エル・ハムダウィ79、ファン・デル・ベルデン83
ADO:クム40

ユトレヒト0−1フローニンゲン
≪得点者≫
フローニンゲン:レフチェンコ89

ヘラクレス1−1ヘーレンフェーン
≪得点者≫
ヘラクレス:フレッデラス81
ヘーレンフェーン:ニールセン16

 オランダエールディビジは4日、第29節の4試合が行われ、首位独走中のAZが13位ADOに4−1で逆転勝利した
 ホームにADOを迎えたAZは前半に先制点を許す苦しい展開ながらも、後半5分にデンベレが同点とし、16分にはマルテンスの得点で逆転。さらに34分にエル・ハムダウィが加点すると、最後はファン・デル・ベルデンがダメ押し弾を挙げ、4−1と快勝した。
 また、アウェーで15位スパルタと対戦した5位PSVは前半41分にジュジャクのゴールで先制すると、44分にはトイヴォネンが追加点。そのまま2−0の完封勝利を収めた。


劇的決勝弾
J1第4節第1日結果

G大阪2−2広島
(万博・15644人)
≪得点者≫
G大阪:チョ・ジェジン25、遠藤48=PK
広島:高柳35、佐藤寿42

鹿島2−1京都
(カシマ・17254人)
≪得点者≫
鹿島:佐々木84、興梠89
京都:ディエゴ58

川崎3−1名古屋
(等々力・20148人)
≪得点者≫
川崎:ヴィトール・ジュニオール24、谷口29、鄭大世61
名古屋:マギヌン23

浦和1−0大分
(埼玉・45542人)
≪得点者≫
浦和:オウンゴール42

新潟2−1横浜M
(東北電ス・32022人)
≪得点者≫
新潟:マルシオ・リシャルデス36、矢野89
横浜M:栗原56

2−2大宮
(柏・8727人)
≪得点者≫
柏:フランサ53、古賀89
大宮:塚本56、内田88

磐田0−1FC東京
(ヤマハ・8716人)
≪得点者≫
FC東京:赤嶺82

J1第4節最終日日程

5日()
13:00〜
山形vs千葉
(NDスタ)
16:00〜
神戸vs清水
(ホムスタ)

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第4節第1日は4日、東北電力ビッグスワンスタジアムなどで7試合が行われ、アルビレックス新潟は試合終了直前、日本代表FW矢野が得点し、横浜F・マリノスを2−1で振り切って首位を堅守した。
 史上初の3連覇を狙う鹿島アントラーズは途中出場の興梠が2試合連続で試合終了間際に決勝ゴールを決め、京都サンガに2−1で逆転勝ちし、2位に浮上した。昨季2位の川崎フロンターレは昨季3位の名古屋グランパスを3−1で破り、今季初勝利。名古屋は今季初黒星を喫した。
 浦和レッズはオウンゴールで大分トリニータに1−0で勝利。FC東京もジュビロ磐田を1−0で下した。ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島、柏レイソルvs大宮アルディージャはともに2−2で引き分けた。

J2第6節第1日結果

草津2−2水戸
(正田スタ・6144人)
≪得点者≫
草津:都倉5、69
水戸:森村25、高崎61

鳥栖4−3湘南
(ベアスタ・3975人)
≪得点者≫
鳥栖:日高28、79、島田41=PK、野崎73
湘南:坂本35、臼井39、田原65

J2第6節最終日日程

5日()
13:00〜
栃木vs岡山
(栃木グ)
13:00〜
横浜FCvs愛媛
(ニッパ球)
13:00〜
富山vs徳島
(富山)
13:00〜
熊本vs札幌
(熊本)
16:00〜
東京Vvs仙台
(味スタ)
16:00〜
岐阜vs福岡
(長良川)
16:00〜
C大阪vs甲府
(長居)

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第6節第1日は4日、ベストアメニティスタジアムなどで2試合が行われ、開幕5連勝中だった湘南ベルマーレが3−4でサガン鳥栖に敗れ、今季初黒星となった。
 水戸ホーリーホックは2−2でザスパ草津と引き分け、連勝は4で止まった。
 明日5日に残り7試合が行われ、首位のセレッソ大阪は5位ヴァンフォーレ甲府と対戦する。

J1徹底詳細

【G大阪、ドローも内容は完敗】
G大阪2−2広島
(万博・15644人)
≪得点者≫
G大阪:チョ・ジェジン25、遠藤48=PK
広島:高柳35、佐藤寿42=PK
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
22.藤ヶ谷陽介
DF:
27.橋本英郎
6.パク・ドンヒョク
5.山口智
13.安田理大=71分
MF:
17.明神智和
7.遠藤保仁=26分
9.ルーカス=82分
8.寺田紳一
(83分16.佐々木勇人)
FW:
18.チョ・ジェジン=50分
(79分30.山崎雅人)
23.レアンドロ
広島
GK:
31.佐藤昭大
DF:
24.森脇良太
(89分22.横竹翔)
2.ストヤノフ
(80分35.中島浩司)
5.槙野智章=54分
MF:
14.ミキッチ
(78分33.楽山孝志)
8.森崎和幸
6.青山敏弘
17.服部公太
25.高柳一誠
10.柏木陽介=89分
FW:
11.佐藤寿人

 G大阪は追い付き、敵地で引き分けた。それでも西野監督は「ガンバの長所を消された時間が長かった。広島のテンポが速く、スピードで上回られた。パスサッカーに対応できなかった」と反省の言葉ばかりが口をついた。
 守備的MFの明神が復帰し、サイドバックは左に本職の安田理を戻し、右に橋本が入った。しかし、前半の2失点はともに守りを崩された。一方、2得点はチョ・ジェジンの個人技と幸運なPKによるもので試合内容は完敗の印象だった。
 安田理は「前半の運動量が少なかった。意識の問題」と厳しい表情。遠藤は「残念だけど、最低限の勝ち点1が取れたことを前向きにとらえる」と話した。

【遠藤、PK得点が現役最多タイ】
 G大阪の遠藤が後半3分にPKを決め、J1でのPKによる通算得点を20ゴールに伸ばして中山雅史(磐田)と並び現役最多タイとなった。歴代1位は元浦和の福田正博氏の26得点。
 これで今季は3得点全てがPK。「特に今年はPKが多いので、それで得点を重ねるのはいいこと。これからもしっかり決めたい」と話した。

★広島は高柳が初得点
 広島は敵地でのG大阪戦を2−2で引き分けた。MF柏木とともにトップ下で先発出場したMF高柳が存在感を見せつけた。0−1で迎えた前半35分、こぼれ球を拾った柏木からのパスに反応し、冷静に左足で決めた。
 リーグ戦初得点に高柳は「自信がついたし、次につなげたい」。広島はJ1通算200勝こそ逃したが、持ち味のパスサッカーを展開し、連敗を2で止めた。

【鹿島は若手FW2人がチーム救う】
鹿島2−1京都
(カシマ・17254人)
≪得点者≫
鹿島:佐々木84、興梠89
京都:ディエゴ58
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
2.内田篤人
3.岩政大樹=89分
19.伊野波雅彦
(70分7.新井場徹)
35.パク・チュホ
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(56分13.興梠慎三)
8.野沢拓也=89分
FW:
18.マルキーニョス
34.大迫勇也
(78分17.佐々木竜太)
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
26.角田誠
4.水本裕貴
14.李正秀
6.染谷悠太
MF:
16.安藤淳=44分
7.佐藤勇人=74分、=80分=警告2枚
10.ディエゴ
(81分28.金成勇)
22.渡邉大剛
(68分18.加藤弘堅)
FW:
9.豊田陽平
11.林丈統
(59分24.増嶋竜也)

 鹿島の若きFW2人は、後輩に先発の座を明け渡し、さぞ悔しさを溜め込んでいただろう。後半に投入された22歳の興梠と21歳の佐々木の生き残りを懸けた執念が、追い込まれていたチームを救った。
 守りを固める京都に0−1で逃げ切られそうだった。後半39分、興梠は左サイドで仕掛けてゴール前にパスを送った。待ち構えていたのは佐々木。一旦ボールを止めて、左足で冷静にネットを揺らした。そして44分、GKが弾いたシュートのこぼれ球を興梠が右足で押し込んだ。
 FWの核は昨季得点王のマルキーニョス。このストライカーと組み、2試合連続で先発したのは18歳の新人、大迫だった。今季初出場の佐々木は「結果を出さないと次はないと思っていた」と言い、2戦連続で終了間際に決勝ゴールを決めた興梠は「大迫を超えないと先発で出られないから」とアピールに必死だった。
 元日本代表FW田代はベンチ外。「FWは戦争だ」と鈴木強化部長は言う。この日も無得点に終わった大物ルーキーは「点を決めないと。次は出られなくなるから」と危機感を募らせた。
 目をぎらつかせた若いFW陣の争いが、3連覇を狙う王者を活気づかせている。

★京都、カシマでまた勝てず
 京都はアウェーの鹿島戦で1分け9敗となった。「先制点までは狙い通り」と加藤監督が言うように、自陣の守りを固めながら速攻を狙い、後半13分のディエゴのゴールで初白星は目前だった。
 だが、佐藤が後半35分に2枚目の警告で退場になり、1人少ない守備陣が相手の猛攻に耐え切れなかった。指揮官は「10人になっても勝って終われるように力をつけたい」と悔しそうに話した。

【川崎、華々しい3得点で初勝利】
川崎3−1名古屋
(等々力・20148人)
≪得点者≫
川崎:ヴィトール・ジュニオール24、谷口29、鄭大世61
名古屋:マギヌン23
≪出場メンバー≫
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
19.森勇介
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
26.村上和弘
MF:
14.中村憲剛
29.谷口博之
6.田坂祐介
(46分18.横山知伸=75分)
FW:
11.ヴィトール・ジュニオール
9.鄭大世
(83分7.黒津勝)
10.ジュニーニョ
(89分34.レナチーニョ)
名古屋
GK:
1.楢崎正剛
DF:
32.田中隼磨
4.吉田麻也
5.増川隆洋
6.阿部翔平
(72分17.巻佑樹)
MF:
7.中村直志
(79分13.山口慶)
14.吉村圭司=13分
(63分19.杉本恵太)
10.小川佳純
8.マギヌン
FW:
11.玉田圭司
9.ダヴィ=8分

 華々しい3ゴールで、川崎が待ちに待った今季リーグ戦初勝利を挙げた。関塚監督は「ホームのサポーターと一緒に初勝利を喜べて本当に満足。失点はしたが、すぐに同点にできたことで流れを呼び込めた」と、にこやかな表情で振り返った。
 自陣右サイドの攻防が鍵になった。前半23分、ここを小川に破られて先制ゴールを奪われた。だが直後に、失点につながる突破を許した森が「自分が何とかしないと」と、やり返すように敵陣深く切れ込んでクロス。これをヴィトール・ジュニオールが押し込む。瞬く間の同点劇が勢いを生んだ。
 前半29分に左CKを寺田が頭で折り返し、この球を谷口がヘディングで決めて逆転。後半には鄭大世が突き放す。今季公式戦5試合で2点以上を奪えなかった攻撃自慢のチームが、ようやく目覚めた。相手のGK楢崎は「スペースを与えると速いし、うまいし、攻め切る力がある」と脱帽した。
 大黒柱の中村は「攻守の切り替えが速く、バランスも良かった。いいイメージで次に臨める」と手応え十分。桜が満開となった等々力で、川崎の強力なエンジンが温まってきた。

★今季初黒星でピクシーはガックリ
 名古屋は約4年間勝てていない苦手の川崎に逆転され、今季初黒星を喫した。ストイコビッチ監督は「勝利に値するプレーができなかった。今日は、我々の日ではなかった」と肩を落とした。
 敵地で相性の悪い相手にも積極的に攻め続け、先制点を奪った。だが果敢なスタイルが裏目に出て、スペースを与えてカウンターを食らう悪循環。玉田は「逆転されて単調になった。向こうに思い通りのサッカーをさせてしまった」と唇を噛んだ。

【浦和・三都主が9ヶ月ぶり復帰】
浦和1−0大分
(埼玉・45542人)
≪得点者≫
浦和:オウンゴール42
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
6.山田暢久
2.坪井慶介
4.田中マルクス闘莉王
(61分19.高原直泰=83分)
8.三都主アレサンドロ
MF:
13.鈴木啓太
22.阿部勇樹
34.山田直輝
10.ポンテ
FW:
11.田中達也
(76分20.堀之内聖)
17.エジミウソン
(79分24.原口元気)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
25.小林宏之
6.森重真人
22.上本大海=89分
MF:
5.エジミウソン
7.西山哲平
(70分28.清武弘嗣)
20.高橋大輔
14.家長昭博
11.鈴木慎吾
FW:
8.金崎夢生=33分
(75分21.東慶悟)
19.前田俊介=50分
(57分18.住田貴彦)

 背番号8が帰ってきた。浦和の三都主が昨年6月28日の柏戦以来、約9ヶ月ぶりに公式戦復帰。左脚付け根の腱(けん)断裂という大ケガを克服した三都主は「早く埼玉スタジアムでプレーしたかった。こうやって帰ってこられて良かった」と笑った。
 前半42分には左サイドでポンテのパスを受け、中央へ低いクロス。「(田中)達也を狙ったんだけど、ラッキーだった」。ゴール前の混戦で相手のオウンゴールを誘い、これが決勝点。自らの復帰戦を白星で飾った。
 3月、さいたま市内のグラウンドでチームが全体練習を終えた後も、復帰を目指して黙々と走る三都主の姿があった。「1日1日が長かった。辛い時期はあった。でも、これからさらにいい自分を見せたい」。元日本代表の実力者の復帰は、左サイドが懸案だったチームにとっても大きなプラス材料だ。

★大分、18歳コンビ投入も実らず
 シュート3本に終わった大分のシャムスカ監督は「攻撃をしてもシュートにつながることがなかった」と嘆いた。
 攻撃の中心である金崎が接触プレーで右肩を負傷し、後半30分に途中交代。プロデビューとなる東、住田の18歳コンビを後半途中から投入したが、攻撃に厚みは生まれなかった。指揮官は「浦和の方がいい試合をした」と素直に敗北を認めた。

【新潟・矢野、誕生日前に“祝砲”】
新潟2−1横浜M
(東北電ス・32022人)
≪得点者≫
新潟:マルシオ・リシャルデス36、矢野89
横浜M:栗原56
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
28.松尾直人
5.千代反田充
6.永田充
29.ジウトン
MF:
15.本間勲
10.マルシオ・リシャルデス=76分
7.松下年宏
FW:
11.矢野貴章=72分
16.大島秀夫
9.ペドロ・ジュニオール
(82分20.チョ・ヨンチョル)
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.栗原勇蔵
3.松田直樹
22.中澤佑二
MF:
34.丁東浩
(70分20.水沼宏太)
30.小椋祥平=72分
17.兵藤慎剛
5.田中裕介
FW:
14.狩野健太
9.渡邉千真
(82分19.齋藤学)
11.坂田大輔
(46分15.金根煥)

 試合はロスタイムに入っていた。チョ・ヨンチョルが右サイドを突破するのを見た矢野は「パスが来ると思った。オフサイドに気を付けて上がった」と走り出した。
 攻め上がっていた相手DF栗原を振りきり、ゴール前でパスを受けるとフリーでシュート。横浜MのGK榎本に当たったボールは、フワリとゴールに吸い込まれた。
 「最後まであきらめない気持ちがゴールにつながった」と矢野。3万2000人余りの観客は大歓声を上げ、横浜Mの選手達は地面に倒れ込んだ。
 3月28日のバーレーン戦を前に日本代表に呼ばれたが、ベンチから外れた。悔しい思いをしたが、翌日のナビスコ杯に出場し、ゴールに迫る持ち味をアピールしていた。
 5日は25歳の誕生日。ホームで首位を守る“祝砲”を放ち「自分で祝っちゃいました」と珍しくおどけていた。

★横浜M、“勝てないロード”
 横浜Mは今季公式戦6試合目でも初勝利を掴めなかった。降雨の影響でパスミスが多く、後半からは身長1メートル93の金根煥を前線に投入したが実らなかった。普段は豪快な木村監督も「なかなか勝てない。1勝して勢いに乗りたい」と元気がない。
 ロスタイムの失点について日本代表の中澤は「ああいう場面で決めるのはさすが」と相手を称えていた。

【柏・古賀がロスタイム同点弾】
2−2大宮
(柏・8727人)
≪得点者≫
柏:フランサ53、古賀89
大宮:塚本56、内田88
≪出場メンバー≫

GK:
33.菅野孝憲
DF:
25.村上佑介
5.古賀正紘
13.小林祐三=14分、=30分=警告2枚
4.石川直樹
MF:
28.栗澤僚一
18.山根巌
FW:
27.大津祐樹
(51分23.藏川洋平)
20.李忠成
(83分14.太田圭輔)
15.菅沼実
(76分11.ポポ)
10.フランサ
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
2.塚本泰史
5.冨田大介
3.マト
19.村山祐介=15分
MF:
23.金澤慎=33分
33.新井涼平
(46分32.小林慶行)
11.藤本主税
17.橋本早十
(79分7.内田智也)
FW:
27.市川雅彦
(83分13.藤田祥史)
9.石原直樹

 柏のDF古賀がチームの窮地を救った。勝ち越しを許した直後の後半ロスタイム。前線へ駆け上がり、左クロスに頭で合わせ「しっかり枠の中に叩きつけようと思った」。ホームのサポーターは、まるで勝ったかのように大騒ぎした。
 リーグ戦はここまで4戦全て引き分けで「早く勝ち点3が欲しい。でもまだ負けていないと、ポジティブに考える」と心中は複雑だ。この日は前半30分にDF小林が退場してから10人で戦う劣勢だっただけに「負けないで良かった」と本音も漏れた。

★大宮、数的優位で勝利掴めず
 大宮の張外龍監督は、試合終了直前で追い付かれた展開に「最後の集中力が…」と悔いた。大分と対戦した前戦のナビスコ杯と同じく、数的優位に立ちながらの引き分け。また勝ちを逃した感が大きい。
 リーグ戦は1勝3分けで、いまだ黒星なし。指揮官はこの日の引き分けに「アウェーでの勝ち点1だから、選手達も落ち込まないでほしい」と前向きに言った。

【赤嶺が磐田キラーぶり発揮の決勝弾】
磐田0−1FC東京
(ヤマハ・8716人)
≪得点者≫
FC東京:赤嶺82
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
5.駒野友一
6.那須大亮=37分
3.茶野隆行=38分
20.山本脩斗
MF:
23.山本康裕
16.ロドリゴ
7.太田吉彰
14.村井慎二
FW:
18.前田遼一
8.ジウシーニョ
(75分13.萬代宏樹)
FC東京
GK:
20.権田修一
DF:
5.長友佑都=89分
3.佐原秀樹
6.今野泰幸
25.徳永悠平
MF:
7.浅利悟
22.羽生直剛=77分
10.梶山陽平
19.大竹洋平=42分
(65分18.石川直宏)
FW:
9.カボレ
(71分40.鈴木達也=73分)
24.赤嶺真吾

 「チャンスが少ない中で決められて良かった」と決勝点を奪ったFC東京の赤嶺は胸を張った。決定機が多かったのは磐田のほう。GK権田の再三の好守で持ちこたえるうちに、後半37分にゴール前やや左でボールを受けると相手DFをかわして抜け出し、右足で冷静に蹴り込んだ。
 ナビスコ杯を含め、磐田から昨季だけで5得点。「意識はしていない」と言いながらも“ジュビロキラー”ぶりを発揮した。自らのゴールでチームのリーグ戦の勝敗を2勝2敗に戻し「次につながる」と喜んだ。

★磐田も悩める“未勝利ロード”
 再三の好機もゴールネットを揺らせず、またも勝ち星を逃した。磐田はナビスコ杯を含めて、いまだ未勝利。柳下監督は「ホームで勝ち点3を取れず悔しい」と無念さをにじませた。
 開幕直後の2戦だけで10失点した守りはここにきて安定。浮上の兆しはあるものの「悪い状態ではない。ここ2戦は0点に抑えて自信が戻りつつあったのが(この敗戦で)薄らぐのが心配」と歯切れが悪かった。


超サカFLASH

メンバー入り
 イタリアセリエAのカターニャは、5日のカリアリ戦のメンバーを4日に発表し、FW森本貴幸も21人に入った。森本は3月1日のパレルモ戦で右膝を痛めて以降、メンバーから外れていた。

右肩脱臼
 J1大分MF金崎夢生が4日に行われた浦和戦で右肩周辺を強打し、精密検査を受けた。詳細は週明けに判明する見通しだが、右肩脱臼と診断された模様。

全治6週間
 J2の東京Vは5日、MF河野広貴が右足関節靱帯損傷で全治6週間と診断されたと発表した。2日の練習中に負傷した。


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