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2009.05.05.TUE
J1第10節第1日、浦和は柏に逆転勝ちして首位浮上!!本日の超最新情報

INDEX

決勝T進出
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節
グループC
エステグラル(イラン)1−1アルイティハド(サウジアラビア)
ウムサラル(カタール)2−2アルジャジーラ(UAE)
グループD
アルシャバブ(UAE)2−1セパハン(イラン)
アルエティファク(サウジアラビア)4−0ブニョドコル(ウズベキスタン)
グループF
FCソウル(韓国)5−1スリウィジャヤ(インドネシア)
グループG
鹿島3−0水原三星
アームド・フォース(シンガポール)1−1上海申花(中国)
グループH
浦項(韓国)3−2セントラルコースト(オーストラリア)
天津泰達(中国)3−1川崎
鹿島の決勝トーナメント進出が決定!川崎は元イタリア代表MFトンマージ(34)などに決められて初黒星!

首位浮上
J1第10節第1日
新潟3−3磐田
大宮3−0大分
京都2−0横浜M
2−3浦和
神戸3−1山形
清水2−2千葉
広島2−0FC東京
浦和は終盤の猛攻で逆転勝ちして首位浮上!5位新潟は3点差を追い付かれてドロー!最下位大分は完敗して7連敗!
J2第13節
東京V2−1横浜FC
富山1−0熊本
岡山1−0徳島
仙台3−1福岡
札幌3−2栃木
鳥栖4−2草津
湘南1−0愛媛
甲府1−1水戸
C大阪1−0岐阜
首位湘南と2位C大阪は揃って1−0勝利!3位仙台は6連勝!

新監督
マルセイユの新監督に元フランス代表主将で元ユベントス監督のデシャン氏(40)が就任!

CL展望
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦日程
5日()
日本時間27:45〜
アーセナル(イングランド)vsマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
(エミレーツ)
6日()
日本時間27:45〜
チェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)
(スタンフォード・ブリッジ)
マンUのファーガソン監督はカウンター攻撃での得点奪取に自信!

13戦ぶり勝利
イングランドプレミアリーグ第35節
アストンビラ1−0ハル・シティー
アストンビラは公式戦13試合ぶりの勝利!

移籍
リバプールのフィンランド代表DFヒーピア(35)が今季限りで退団してレバークーゼンに移籍!

本日の超サカFLASH
浦和のフィンケ監督が大相撲・九重部屋の朝稽古を視察ほか


本文
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決勝T進出
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節結果

グループC:

エステグラル(イラン)1−1アルイティハド(サウジアラビア)
(テヘラン)
≪得点者≫
エステグラル:アイザデー89
アルイティハド:アブシェルアン80

ウムサラル(カタール)2−2アルジャジーラ(UAE)
(ドーハ)
≪得点者≫
ウムサラル:フバイル54、65
アルジャジーラ:ハテル22、バイアーノ29

グループD:

アルシャバブ(UAE)2−1セパハン(イラン)
(ドバイ)
≪得点者≫
アルシャバブ:ムグニ1、サード51
セパハン:モハマディ70

アルエティファク(サウジアラビア)4−0ブニョドコル(ウズベキスタン)
(ダンマン)
≪得点者≫
アルエティファク:タゴエ16、38、シャル48、アルラジャ81

グループF:

FCソウル(韓国)5−1スリウィジャヤ(インドネシア)
(ソウル)
≪得点者≫
ソウル:ダミヤノビッチ17、72、シム・ウヨン75、79、ミヤノビッチ89
スリウィジャヤ:ガンブズ62

グループG:

鹿島3−0水原三星(韓国)
(カシマ・19500人)
≪得点者≫
鹿島:大岩27、マルキーニョス32、75
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準=89分
DF:
2.内田篤人
(55分7.新井場徹)
19.伊野波雅彦
4.大岩剛
35.パク・チュホ
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(70分14.増田誓志)
8.野沢拓也
FW:
13.興梠慎三
(87分34.大迫勇也)
18.マルキーニョス

アームド・フォース(シンガポール)1−1上海申花(中国)
(シンガポール)
≪得点者≫
アームド・フォース:ラティフ28
上海申花:バルコス89

グループH:

浦項(韓国)3−2セントラルコースト(オーストラリア)
(浦項)
≪得点者≫
浦項:デニルソン8、71、88
セントラルコースト:クワスニック54、57

天津泰達(中国)3−1川崎
(天津)
≪得点者≫
天津:マ・レイレイ11、19、トンマージ89
川崎:レナチーニョ51
≪出場メンバー≫
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
13.寺田周平
MF:
19.森勇介
26.村上和弘=33分
6.田坂祐介
(46分34.レナチーニョ)
11.ヴィトール・ジュニオール
(76分18.横山知伸)
14.中村憲剛=84分
29.谷口博之
FW:
9.鄭大世=24分
10.ジュニーニョ

アジアチャンピオンズリーグ順位表
(グループリーグ第5節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループG:

1.鹿島 12
5 4 0 1 15 5 +10

2.水原三星 9
5 3 0 2 9 7 +2
3.上海申花 7
5 2 1 2 8 7 +1
4.アームドフォース 1
5 0 1 4 3 16 -13

グループH:

1.川崎 10
5 3 1 1 10 5 +5
2.浦項 9
5 2 3 0 5 3 +2

3.天津泰達 5
5 1 2 2 5 5 ±0
4.セントラルコースト 2
5 0 2 3 5 12 -7

…決勝トーナメント進出

 サッカーのアジアクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグは本日5日、各地で第5節が行われ、グループリーグ・グループGの鹿島アントラーズは茨城・カシマサッカースタジアムで水原三星(韓国)に3−0で快勝して勝ち点12で首位に立ち、決勝トーナメント進出を決めた。同グループのもう1試合、上海申花(中国)vsシンガポール・アームド・フォース(シンガポール)が引き分けたため、1試合を残して鹿島の2位以内が確定した。
 グループHですでにグループリーグ突破を決めている川崎フロンターレは、敵地で天津泰達(中国)に1−3で敗れ、初黒星を喫した。
 鹿島は前半27分にCKから大岩が頭で決めて先制。さらに、マルキーニョスの2ゴールで加点した。前半2点をリードされた川崎は後半、レナチーニョが1点を返したが、ロスタイムに元イタリア代表MFトンマージ(34)に追加点を決められた。

【内田「一番大事な試合だった」】
 内田の言葉が、この一戦に懸ける鹿島イレブンの思いを端的に言い表していた。「今年一番大事な試合だった」。敵地で1−4という屈辱的な敗戦を喫した水原に見事、雪辱した。
 ベテランの得点がチームに勢いを呼んだ。前半27分、ショートコーナーから大岩が頭で先制ゴール。故障の岩政に代わって今季公式戦3試合目の先発出場となった36歳が、ホームのサポーターを沸かせた。
 5バック気味の守備的布陣で試合に入った水原は、この失点で前に出てこざるを得ない。5分後、マルキーニョスのゴールで畳み掛けると、後半30分にはカウンターから興梠、マルキーニョスとつないで3点目。アウェーでの得失点差3を、ホームで取り返した。
 昨季のACLは準々決勝で敗退。Jリーグでは2連覇を果たしたが、どこか物足りなさも残った。「浦和、G大阪が(ACLで)優勝しているからね」と内田は悔しさをにじませる。アジア制覇が大きな目標となった。
 1位でグループリーグを抜ければ、一発勝負の決勝トーナメント1回戦をホームで戦える。「次はアウェーだけどしっかり結果を出して1位で通過したい」と大岩。水原に雪辱しただけでは満足していない。

【鹿島・マルキーニョスが2得点】
 右内転筋の故障で出場が危ぶまれていたマルキーニョスが2得点。1−0の前半32分、ゴール前へのクロスを相手GKともつれながら押し込んで加点。後半30分にはカウンターから興梠のパスを受け、落ち着いてループシュートを沈めた。
 「ケガは心配なかった。(水原との)1戦目はパニックになって大敗したが、お返しができてうれしいね」と笑みを浮かべた。

【川崎、後味悪く思わぬ黒星】
 既にグループリーグ突破を決めている川崎が、敗退が決まっている天津に足をすくわれた。一触即発の荒れた試合展開と予想外の黒星。関塚監督は「試合にならなかった。敗戦の結果だけが残った」と吐き捨てるように話した。
 勝てばグループHでの1位通過が確定していたが、前半に鮮やかなミドルシュートなどで馬磊磊に2点を奪われ、劣勢に立たされた。後半は盛り返し、レナチーニョのヘディングシュートで反撃開始。押し込む時間が続いたが、相手の相次ぐラフプレーに川崎の選手は冷静さを失っていった。
 後半40分近くには両チームが乱闘寸前になった。その後に元イタリア代表のトンマージに3点目を決められ、勝負は決した。
 長距離移動を強いられた末の敗戦で、後味の悪さが残った。「1位突破しか考えていない」と中村らは口を揃えたが、その実現は浦項との最終戦に持ち越された。


首位浮上
J1第10節第1日結果

新潟3−3磐田
(東北電ス・40268人)
≪得点者≫
新潟:曹永哲11、ペドロ・ジュニオール23、矢野25
磐田:ジウシーニョ26、89=PK、イ・グノ31

大宮3−0大分
(NACK・9306人)
≪得点者≫
大宮:藤田21、藤本26、石原33

京都2−0横浜M
(西京極・11609人)
≪得点者≫
京都:パウリーニョ5、ディエゴ62

2−3浦和
(国立・32854人 )
≪得点者≫
柏:北嶋24、石川38
浦和:エジミウソン11、オウンゴール84、エスクデロ87

神戸3−1山形
(ホムスタ・10574人)
≪得点者≫
神戸:茂木36、朴康造68、吉田84
山形:ジャジャ87

清水2−2千葉
(アウスタ・15129人)
≪得点者≫
清水:ヨンセン80、枝村88
千葉:斎藤31、ミシェウ54

広島2−0FC東京
(広島ビ・15342人)
≪得点者≫
広島:高萩22、佐藤寿74

J1第10節最終日日程

7月1日(火)
19:00〜
川崎vsG大阪
(等々力)
19:00〜
名古屋vs鹿島
(瑞穂陸)

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第10節第1日は本日5日、国立競技場などで7試合が行われ、浦和レッズが終盤の猛攻で柏レイソルに3−2で逆転勝ちし、1試合消化の少ない鹿島アントラーズに代わって勝ち点23で首位に浮上した。
 アルビレックス新潟はジュビロ磐田に3点のリードを追い付かれて3−3で引き分けた。モンテディオ山形は1−3でヴィッセル神戸に完敗。大宮アルディージャは大分トリニータに3−0、京都サンガは横浜F・マリノスに2−0で快勝し、ともに連敗を4で止めた。最下位の大分は7連敗となった。
 サンフレッチェ広島は2−0でFC東京に勝ち、7試合連続無敗。清水エスパルスvsジェフ千葉は2−2で引き分けた。
 第10節の残り2試合、川崎フロンターレvsガンバ大阪、名古屋グランパスvs鹿島は、アジアチャンピオンズリーグ出場のため7月1日に開催される。

J2第13節結果

東京V2−1横浜FC
(味スタ・8160人)
≪得点者≫
東京V:大黒2、林13
横浜FC:八田64

富山1−0熊本
(富山・5113人)
≪得点者≫
富山:野嶋82

岡山1−0徳島
(岡山・7828人)
≪得点者≫
岡山:武田43

仙台3−1福岡
(宮城ス・13596人)
≪得点者≫
仙台:梁勇基47、中島48、千葉52
福岡:大久保35

札幌3−2栃木
(札幌ド・15696人)
≪得点者≫
札幌:宮沢74、上原83、クライトン88
栃木:河原61、斎藤66

鳥栖4−2草津
(ベアスタ・5106人)
≪得点者≫
鳥栖:武岡9、広瀬11、高橋30、池田56
草津:都倉59、後藤74

湘南1−0愛媛
(平塚・5148人)
≪得点者≫
湘南:トゥット55

甲府1−1水戸
(小瀬・8249人)
≪得点者≫
甲府:秋本71
水戸:高崎68

C大阪1−0岐阜
(長居・7103人)
≪得点者≫
C大阪:カイオ57

NEW!
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第13節は本日5日、味の素スタジアムなどで全9試合が行われ、湘南ベルマーレが1−0で愛媛FCを下し、勝ち点31で首位を守った。2位のセレッソ大阪もFC岐阜を1−0で破った。
 ベガルタ仙台は3−1でアビスパ福岡を下して6連勝とした。コンサドーレ札幌は3−2で栃木SCに逆転勝ちし、7試合負けなし。サガン鳥栖は4−2でザスパ草津に快勝し、東京ヴェルディは2−1で最下位の横浜FCに競り勝った。今季J2初参入のファジアーノ岡山は徳島ヴォルティスに1−0で勝って2勝目を挙げ、カターレ富山はロアッソ熊本を1−0で破り、3連勝をマーク。ヴァンフォーレ甲府は水戸ホーリーホックと1−1で引き分けた。
 なお、草津のFW高田保則が鳥栖戦(ベアスタ)で、史上初のJ2リーグ通算350試合出場を達成した。高田は、J2通算70得点を挙げている。

J1第10節徹底詳細

【磐田が3点差追い付く】
新潟3−3磐田
(東北電ス・40268人)
≪得点者≫
新潟:曹永哲11、ペドロ・ジュニオール23、矢野25
磐田:ジウシーニョ26、89=PK、イ・グノ31
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充=89分
6.永田充
29.ジウトン=83分
MF:
15.本間勲=53分
20.チョ・ヨンチョル
7.松下年宏
FW:
11.矢野貴章
16.大島秀夫
(81分4.ディビッドソン純マーカス)
9.ペドロ・ジュニオール
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
5.駒野友一=61分
6.那須大亮
3.茶野隆行
20.山本脩斗=27分
(46分17.犬塚友輔)
MF:
16.ロドリゴ
(76分7.太田吉彰)
23.山本康裕
11.西紀寛
(64分27.上田康太=86分)
8.ジウシーニョ
FW:
33.イ・グノ=58分
18.前田遼一=14分

 前半25分で3失点した磐田だったが、粘り強く攻めて勝ち点1を奪取した。終了間際に同点のPKを決めるなど、2得点と活躍したジウシーニョは「あきらめなかった。1本決めたらいけるんじゃないかと思った」と誇らしげだ。
 序盤の守備陣の崩壊には厳しい表情の柳下監督も追い付いたことは素直に褒めた。「チームはメンタル的に成長している。点は取れるだろうという感じがあった」と攻撃陣への自信をのぞかせた。

★新潟はホームドロー地獄
 新潟は前半25分までに3−0とリードを奪いながら、まさかの引き分けに終わった。前半だけで2点を返されると、後半ロスタイムにPKを与えて追い付かれた。これでホーム戦では3試合続けて、優勢のゲームに勝ち切れない“ドロー地獄”。
 6試合ぶりとなる、今季3点目を奪ったFW矢野は「悔しいけど、ここを乗り越えていかないといけない」と必死に気持ちを切り替えていた。

【大宮が前半3得点で逃げ切り】
大宮3−0大分
(NACK・9306人)
≪得点者≫
大宮:藤田21、藤本26、石原33
≪出場メンバー≫
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
25.土岐田洸平
6.片岡洋介
3.マト
4.波戸康広
MF:
7.内田智也
23.金澤慎
11.藤本主税
(89分10.デニス・マルケス)
14.パク・ウォンジェ
(81分17.橋本早十)
FW:
9.石原直樹
13.藤田祥史
(85分16.ラフリッチ)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
22.上本大海=43分一発退場
6.森重真人
(81分11.鈴木慎吾)
2.坪内秀介
MF:
33.藤田義明=71分
5.エジミウソン
7.西山哲平
14.家長昭博
(46分20.高橋大輔)
8.金崎夢生
FW:
9.森島康仁
19.前田俊介
(44分25.小林宏之)

 大宮が藤田の活躍で連敗を4で止めた。前半21分、右サイドからのクロスを下がりながら頭で合わせて先制すると、同33分にはドリブルで相手を抜き、石原の得点をアシストした。
 昨季はJ2鳥栖で18得点をマークした期待の新加入選手。ここまで7試合は無得点だっただけに、「メッチャうれしかった」と新天地での初ゴールを喜んだ。

★大分は7連敗で監督解任の可能性も
 J1最少失点を誇った昨季の面影は全くない。大分は守備が崩れ、前半だけで3失点。泥沼の7連敗となった。原強化部長は「何とかもう一歩踏ん張って」とシャムスカ監督に期待しつつ、監督解任の可能性も示唆し始めた。
 失点は1、2点目は守備陣のクリアミスから。3失点目は森重が相手にあっさり抜かれて許した。昨季は4位に入り、ナビスコ杯も初制覇。その躍進の要因となった守備がDF深谷、守備的MFホベルトをケガで欠いてボロボロだ。
 FWも高松、ウェズレイと故障者が続き、選手層の薄さを露呈。さらに、不用意な反則で自滅を繰り返す。この日の前半も上本が相手に肘打ちを食らわせて一発退場。今季、上本は2度目、チームでは4度目の退場者だ。
 シャムスカ監督は2月にパンパシフィック選手権(ロサンゼルス)に出場したため、体力面を十分に強化できずに開幕を迎えたことも低迷の理由に挙げる。「フィジカル面を立て直せば、元の状態に戻る」と指揮官は前向きだが、進退をめぐって崖っぷちに立たされている。

【京都は連敗「4」でストップ】
京都2−0横浜M
(西京極・11609人)
≪得点者≫
京都:パウリーニョ5、ディエゴ62
≪出場メンバー≫
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
24.増嶋竜也=1分
4.水本裕貴
14.李正秀
26.角田誠=71分
MF:
22.渡邉大剛
7.佐藤勇人
16.安藤淳
11.林丈統
(59分8.中谷勇介)
FW:
20.パウリーニョ
(75分9.豊田陽平)
10.ディエゴ
(79分18.加藤弘堅)
横浜M
GK:
21.飯倉大樹
DF:
15.金根煥
22.中澤佑二
30.小椋祥平=32分
(74分20.水沼宏太)
MF:
34.丁東浩
(46分5.田中裕介=78分)
17.兵藤慎剛
14.狩野健太
13.小宮山尊信
FW:
11.坂田大輔
9.渡邉千真
(70分19.齋藤学)
10.山瀬功治

 京都は連敗を4で止めた。加藤監督は「非常にいいゲームだった。選手たちの我慢強さがいい結果をもたらした」と満足そうに話した。
 昨季はケガに悩まされたパウリーニョが前半5分に先制。横浜Mの日本代表DF中澤を一瞬のスピードで振り切り、価値ある得点を決め「うれしい。でもチームが勝ったことはもっとうれしい」と笑顔を見せた。
 チーム一体となり、こぼれ球への執着心などでも上回った。加藤監督は「自分達のやってきてることを繰り返した」と説明した。

★渡邉兄弟が初対決
 渡邉兄弟がプロ初の舞台で初対決。京都の兄、大剛は後半の2点目につながるパスも送り「今日は勝ったので、僕の勝ち」と満面に笑みを浮かべた。
 横浜Mの弟、千真はルーキーながら、開幕から先発出場を続けて既に5得点。だがこの日は厳しいマークに遭い、放ったシュートは1本だけで、後半途中で退いた。
 大剛は「昨日、弟から電話がきた。お互いにいいプレーをしようと話したけど、今日は思うようにできなかったと思う」と最後は弟を思いやった。

【浦和、雨中でもスタイル貫き逆転】
2−3浦和
(国立・32854人 )
≪得点者≫
柏:北嶋24、石川38
浦和:エジミウソン11、オウンゴール84、エスクデロ87
≪出場メンバー≫

GK:
33.菅野孝憲
DF:
13.小林祐三
5.古賀正紘
3.近藤直也
4.石川直樹
MF:
18.山根巌
34.杉山浩太
(89分2.鎌田次郎)
28.栗澤僚一
(89分10.フランサ)
FW:
20.李忠成
15.菅沼実
9.北嶋秀朗
(56分27.大津祐樹)
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
6.山田暢久
2.坪井慶介
4.田中マルクス闘莉王
3.細貝萌
MF:
13.鈴木啓太=81分
22.阿部勇樹
34.山田直輝=21分
(68分15.エスクデロ・セルヒオ)
10.ポンテ
(89分20.堀之内聖)
FW:
24.原口元気
(46分19.高原直泰)
17.エジミウソン=37分

 後半に入り、1点を追う浦和は激しい雨の中でも短いパスで選手が連動するスタイルを貫いた。ボールも足元も滑りやすかったが、この姿勢が残り10分を切ってからの逆転劇を生んだ。
 防戦一方の柏に対して後半39分にCKから同点とし、その3分後にはゴール前でクリアボールをエスクデロが体で押し込んだ。浦和の下部組織で育った20歳は、リーグ戦ではデビューから5年目で初得点となり「ここまで長かった。狙っていた通りにうまくゴールを入れられた」と大喜び。サポーター席も歓喜に沸いた。
 今季の浦和は選手同士が近くに寄り、パスを回してポジションにとらわれず流動的に動く。昨季はポンテを封じられると攻め手がなくなる場面も多かったが、今季は相手守備陣に的を絞らせない攻めで第2節から無敗を続ける。配球役に徹した守備的MF阿部は「悪条件でもやれるところはやれた」と納得の表情だ。
 リードされた雨中の試合で走り続けて球をつないだ浦和。貴重な勝ち点3を加え、1試合消化が多い状況ながら首位を奪回した。

★初先発のベテラン北嶋が気を吐く
 柏は30歳のベテラン北嶋が今季リーグ戦初先発し、得意のヘディングで1ゴールと気を吐いた。千葉・市船橋高時代、全国高校選手権で大活躍した思い出の地でのゴールに「プロではJ2だった2006年の東京V戦以来。(通算)2点しか取っていません」と苦笑いした。
 しかし、北嶋が交代で退いた後にチームは逆転を許して敗戦。「勝ち切れないのはしんどい。上を向いてやるしかない」と気持ちを切り替えた。

【神戸は途中出場の2人が得点】
神戸3−1山形
(ホムスタ・10574人)
≪得点者≫
神戸:茂木36、朴康造68、吉田84
山形:ジャジャ87
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
4.北本久仁衛=82分
14.宮本恒靖
15.内山俊彦
MF:
6.金南一
26.松岡亮輔
(31分17.吉田孝行)
18.田中英雄
10.ボッティ
(66分22.馬場賢治)
FW:
21.茂木弘人
9.マルセウ
(62分7.朴康造)
山形
GK:
1.清水健太
DF:
20.小林亮
3.レオナルド
23.石井秀典
13.石川竜也
MF:
11.北村知隆
(50分6.宮崎光平)
14.宮本卓也
17.佐藤健太郎
(56分32.ジャジャ)
7.宮沢克行
(80分22.園田拓也)
FW:
16.キム・ビョンスク
19.秋葉勝

 神戸は途中出場の2人が得点を決めた。カイオ・ジュニオール監督の選手起用も当たり、連敗を2で止めた。
 後半17分に途中出場した朴康造は6分後にチーム2点目を決めた。相手のパスを奪うと、GKの頭上を狙い澄ました技ありのループシュートで今季初得点。「GKが前に出たのが分かった。今日が出発点」と話した。
 吉田は前半31分から出場し、後半39分にダメ押しの3点目。「まさか前半途中からとは思わなかった。やっと出ました」と久々の今季2点目にホッとした様子だった。

★山形・小林監督「ミスが残念」
 開幕から好調を維持してきた山形は4試合ぶり黒星。得点源の長谷川、古橋の2人がケガで欠場するなど苦しいチーム事情もあり、小林監督は「初めての(組み合わせの)2トップがうまくいかなかった」と悔しがった。
 自陣でのFKが相手にカットされ、そのまま失点するなど緩慢な守備も目立った。小林監督は「ミスが残念。J2だと失点につながりにくいが、J1だと失点になる」と渋い表情だった。

【清水・ヨンセンが今季初ゴール】
清水2−2千葉
(アウスタ・15129人)
≪得点者≫
清水:ヨンセン80、枝村88
千葉:斎藤31、ミシェウ54
≪出場メンバー≫
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
14.高木純平
(78分15.辻尾真二)
3.青山直晃
5.岩下敬輔
2.児玉新=79分
MF:
13.兵働昭弘
7.伊東輝悦
17.山本真希
(67分18.ヨンセン)
8.枝村匠馬
FW:
23.岡崎慎司
9.永井雄一郎
(67分11.原一樹)
千葉
GK:
1.岡本昌弘=80分
DF:
2.坂本將貴
31.青木良太
4.ボスナー
13.和田拓三
MF:
9.深井正樹
(77分11.新居辰基=84分)
3.斎藤大輔
5.アレックス
16.谷澤達也
19.ミシェウ=55分
(65分6.下村東美)
FW:
18.巻誠一郎

 清水は2点を追う後半22分に投入したヨンセンが効果的に働いた。35分に左からのFKを胴で受け、長い脚を伸ばして今季初ゴール。終了間際には相手DFを引きつけて左の兵働へ渡し、同点弾につなげた。
 今季、名古屋から移籍してきた35歳の長身FWは「これだけ取れないことは初めて。やっとだね」と安堵の表情。長谷川監督も「本人にもチームにも大きい。これで乗ってくれれば」と、巻き返しの起爆剤として期待をかけていた。

★千葉は2−0から逃げ切り失敗
 終盤の10分余りで2点を許し、逃げ切りに失敗した千葉のミラー監督は「2−0として、経験のある選手もいたのに…。勝ち点2を逃したことが残念だ」と渋い表情だった。
 がむしゃらに反撃する清水に対しカウンターで好機をつくったが、とどめを刺しそこねた。10試合を終えてまだ1勝の指揮官は「勝つにはゴールが大事。チャンスにしっかり決めること。今日もそうだった」と攻撃を最大の課題とした。

【広島GK中林が3試合連続無失点】
広島2−0FC東京
(広島ビ・15342人)
≪得点者≫
広島:高萩22、佐藤寿74
≪出場メンバー≫
広島
GK:
34.中林洋次=76分
DF:
24.森脇良太
2.ストヤノフ
5.槙野智章
MF:
14.ミキッチ
8.森崎和幸=10分
6.青山敏弘
17.服部公太
15.高萩洋次郎
(65分19.盛田剛平)
10.柏木陽介
(84分35.中島浩司)
FW:
11.佐藤寿人
(80分39.久保竜彦)
FC東京
GK:
20.権田修一
DF:
25.徳永悠平
4.ブルーノ・クアドロス
6.今野泰幸
5.長友佑都
MF:
10.梶山陽平
28.米本拓司
(63分13.平山相太)
18.石川直宏
22.羽生直剛
(82分19.大竹洋平)
FW:
24.赤嶺真吾
32.近藤祐介
(51分40.鈴木達也)

 広島は快勝で4試合続いた引き分けから抜け出した。2得点とも鮮やかだったが、むしろ勝利の立役者は再三の好守を見せたGK中林だ。
 攻撃力はあるものの失点が多いチームで、正GK佐藤昭の負傷のために第7節から先発を任され、これで3試合連続の無失点。「僕は必死にやるだけ。GKにとってゼロは評価されることだし、これを今後も続けていきたい」と笑顔を見せた。先制点を挙げた高萩も「後ろが0点に抑えてくれたので感謝したい」と守備陣を称えた。

★FC東京は今季初の無得点で完敗
 FC東京は今季初めて無得点に終わった。城福監督は「1点も取れずに負けたのは非常に残念」と仏頂面だった。
 石川、長友を軸に好機をつくったが、要所でミスが多かった。前節で石川がハットトリックしたが、どうもチームは波に乗れない。城福監督は「自分達のサッカーを続ければ、ある程度まではいける」と前向きに話したが…。


新監督
 フランスリーグ1、マルセイユは本日5日、来季の新監督に元フランス代表主将のディディエ・デシャン氏(40)が就任すると発表した。契約期間は2年。現在首位を走るチームを指揮するゲレツ監督は、既に今季限りでの退任を表明している。
 40歳のデシャン氏は、優勝した1998年ワールドカップ(W杯)とユーロ2000(2000年欧州選手権)で主将を務め、ユベントス(イタリア)などで指導実績がある。


CL展望
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦日程

5日()
日本時間27:45〜

アーセナル(イングランド)vsマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
(エミレーツ)
第1戦=マンチェスター・ユナイテッド1−0アーセナル

6日()
日本時間27:45〜

チェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)
(スタンフォード・ブリッジ)
第1戦=バルセロナ0−0チェルシー

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最新TVスケジュール

 欧州チャンピオンズリーグは本日5日、アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド(ともにイングランド)の準決勝第2戦が行われる。ホームでの第1戦を1−0で制したマンUのアレックス・ファーガソン監督は、カウンター攻撃での得点奪取に自信を窺わせている。
 オシェイの決勝点で第1戦を1−0と制したマンUは、前半を完全に支配していたことを考えれば、追加点を決めなければいけないところだったが、いずれにしても第2戦ではアーセナルに攻撃を強いる展開へと持ち込むことができた。ファーガソン監督は4日の記者会見で、アーセナルの裏を突くカウンター攻撃に自信を示し、「カウンターはモダンサッカーの一部であり、この6、7年間のヨーロッパで本当に発展した戦術だ」とその重要性を強調した。
 さらにファーガソン監督は、「ゴールを決めるつもりで敵地へ向かわなければいけない。私は得点が必要だと思っており、脅威を感じさせることが重要だ」とゴールへの意気込みを語り、「それが我々を強い立場にさせてくれるだろう。ただそれでも、非常に拮抗した試合になると思う。夢中になるような一戦だろうね」と、好ゲームになるはずだとの見解を示している。
 ファーガソン監督は、FWにファン・ペルシが復帰するとみられるアーセナルが、4−4−2の布陣で試合に臨むと考えているようだ。そのことについて同監督は、「普通のヨーロッパの試合より、(両チームは)お互いを深く知っている」と述べ、「我々は毎週彼らを見ており、毎シーズン争っている。彼らについて知らないことなどないし、彼らもそれは同じだ。ビデオを分析すれば、隠せることなどない」と語っており、相手の戦術はお見通しであるとしている。
 マンUにとって朗報なのは、第1戦で肺に打撲を負ったDFリオ・ファーディナンドが4日の練習で復帰したこと。MFキャリックはファーディナンドについて、「彼は何年間もトップレベルで戦ってきた経験がある。彼がいることは大きい」とコメント。「彼がいると、よく話してくれるし、違いを生んでくれる」と続け、その復帰を喜んだ。
 一方、DFエブラが4日の練習を欠席しているが、ファーガソン監督は出場に問題はないとの見方を示している。エブラはルーニーやテベスとともに、警告を受ければ決勝に出場できなくなるが、ファーガソン監督は審判への信頼を示しつつ、「そのことは取り上げたくない。必要ない。彼らは状況を分かっているし、とても成熟している」と述べ、問題はないと強調した。

【チェルシーはホームでも慎重?】
 欧州チャンピオンズリーグは明日6日に準決勝第2戦のチェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)の一戦が行われる。第1戦では守備的戦術を用いたチェルシーだが、バルセロナが週末のリーグ戦で圧勝したのを受け、第2戦でも同じような戦術で臨むかもしれない。
 バルセロナの本拠地「カンプ・ノウ」で行われた第1戦で、チェルシーは守備的に戦いスコアレスドローをもぎとった。バルセロナのグアルディオラ監督はチェルシーの姿勢を厳しく批判したが、バルサが2日に行われた国内リーグのレアル・マドリード戦で6−2と圧勝したのを見れば、ヒディンク監督の戦術は正しかったとも言える。バルサのエース、リオネル・メッシをいらつかせるなど、チェルシーは第1戦でバルサの破壊的な攻撃をいなすことに成功しただけに、第2戦でも容易に失点することはないだろう。
 3−1と勝利した2日のフルハム戦で、ヒディンク監督は4−4−2を採用、前線でアネルカとドログバにコンビを組ませている。バルサがプジョル、マルケスの2人のセンターバックを欠いていることから、真っ向勝負に出る可能性もあるが、アネルカをベンチに下げて中盤を強化する可能性の方が高いとみられる。
 ヒディンク監督は「完全に集中していない時に、少しでも自分達のためにプレーしようとしたら、相手にチャンスを与えてしまう。フルハム戦でもそうだった。だが、もっと高いレベルでそれをやったら、危険を招いてやられてしまうはずだ」と語っている。
 一方、ライバルのレアル・マドリードに圧勝してリーグタイトルへと近づいたバルセロナのグアルディオラ監督は、「我々は攻めて勝ち、ローマでの決勝に出場するためにチェルシー戦へ向かう。彼らはそれを分かっているはずだ」と意気込みを示した。


13戦ぶり勝利
イングランドプレミアリーグ第35節結果

アストンビラ1−0ハル・シティー
≪得点者≫
アストンビラ:カリュー

 イングランドプレミアリーグは4日、第35節の残り1試合が行われ、アストンビラがハル・シティーに1−0で勝利した。
 17位ハル・シティーをホームに迎えたアストンビラは前半34分にアシュリー・ヤングのクロスからカリューが決めると、そのまま1−0で勝利。公式戦で13試合ぶりに勝利を挙げ、貴重な勝ち点3を手にした。
 勝ち点を58に伸ばしたアストンビラは、来季のUEFAヨーロッパリーグ(UEFAカップから大会の名称を変更)出場圏内である6位以内を確定した。一方、ハルは降格圏の18位以下までわずか勝ち点3差の17位と、依然として降格の危機にさらされている。


移籍
 イングランドプレミアリーグのリバプールは4日、フィンランド代表DFサミ・ヒーピア(35)が今季限りで退団し、ドイツブンデスリーガのレバークーゼンに移籍すると発表した。2年契約で合意した。35歳のヒーピアは1999年にリバプールに加入し、2004−2005年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ制覇に貢献した。今季は出場機会が減っていた。
 1999年の5月にヴィレムU(オランダ)より加入して以来、リバプール一筋でプレーしてきたヒーピアはすでにレバークーゼンでのフィジカルチェックをパスしており、来季開幕前のトレーニングから同クラブに合流する予定。


超サカFLASH

2ゴール
 サッカーのギリシャ2部リーグで、FW福田健二が所属するイオニコスは4日、ホームでエシニコス・アステラスと対戦し、フル出場した福田が2得点と活躍した。福田は0−1の後半7分にPKで同点ゴールを決め、1−1の同24分に勝ち越し点をマークした。今季初の1試合2得点で通算7点目。チームは再び追い付かれたが、3−2で競り勝った。

朝稽古視察
 J1浦和のフィンケ監督が大相撲・九重部屋の朝稽古を視察することが明らかになった。7日に視察する予定。

新監督
 中国サッカー協会は4日、高洪波氏の代表監督就任を発表した。同氏は1980年代に中国代表としてプレーした。中国協会は昨年、2010年ワールドカップ(W杯)の予選敗退後にセルビア人のペトロビッチ監督を解任。殷鉄生氏が暫定監督を務めていた。


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