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2009.05.06.WED
ACLグループリーグ第5節、Jリーグ全4チームの決勝T進出が決定!!本日の超最新情報

INDEX

1位通過
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節
グループA
サバ・バッテリー(イラン)0−1アルヒラル(サウジアラビア)
パフタコル(ウズベキスタン)2−0アルアハリ(UAE)
グループB
アルシャルジャ(UAE)vsペルセポリス(イラン)
※アルシャルジャの棄権で試合なし
アルシャバブ(サウジアラビア)1−0アルガラファ(カタール)
グループE
ニューカッスル(オーストラリア)2−1北京国安(中国)
名古屋4−1蔚山現代(韓国)
グループF
FCソウル(韓国)5−1スリウィジャヤ(インドネシア)
山東魯能(中国)0−1G大阪
名古屋の1位通過が決まり、Jリーグ勢全4チームの決勝トーナメント進出が決定!G大阪は5戦全勝で1位通過が決定!

3ヶ月連続35位
最新FIFAランキング発表、日本は3ヶ月連続で35位!

退任
大久保嘉人と長谷部誠が所属するボルフスブルクが今季限りでのマガト監督(55)の退任を発表!

連覇まであと1勝
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦
アーセナル(イングランド)1−3(TOTAL1−4)マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
マンUはロナウドの2ゴールなどで快勝し、史上初のCL連覇に王手!

今週末も無観客
メキシコサッカー連盟が新型インフルエンザの感染拡大を避けるため、今週末も国内リーグを無観客で行うと発表!

決勝T進出
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節
グループC
エステグラル(イラン)1−1アルイティハド(サウジアラビア)
ウムサラル(カタール)2−2アルジャジーラ(UAE)
グループD
アルシャバブ(UAE)2−1セパハン(イラン)
アルエティファク(サウジアラビア)4−0ブニョドコル(ウズベキスタン)
グループF
FCソウル(韓国)5−1スリウィジャヤ(インドネシア)
グループG
鹿島3−0水原三星
アームド・フォース(シンガポール)1−1上海申花(中国)
グループH
浦項(韓国)3−2セントラルコースト(オーストラリア)
天津泰達(中国)3−1川崎
鹿島の決勝トーナメント進出が決定!川崎は元イタリア代表MFトンマージ(34)などに決められて初黒星!

首位浮上
J1第10節第1日
新潟3−3磐田
大宮3−0大分
京都2−0横浜M
2−3浦和
神戸3−1山形
清水2−2千葉
広島2−0FC東京
浦和は終盤の猛攻で逆転勝ちして首位浮上!5位新潟は3点差を追い付かれてドロー!最下位大分は完敗して7連敗!
J2第13節
東京V2−1横浜FC
富山1−0熊本
岡山1−0徳島
仙台3−1福岡
札幌3−2栃木
鳥栖4−2草津
湘南1−0愛媛
甲府1−1水戸
C大阪1−0岐阜
首位湘南と2位C大阪は揃って1−0勝利!3位仙台は6連勝!

本日の超サカFLASH
パリ・サンジェルマンのルグエン監督が今季終了後に退任ほか


本文
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1位通過
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節結果

グループA:

サバ・バッテリー(イラン)0−1アルヒラル(サウジアラビア)
(タブリーズ)
≪得点者≫
アルヒラル:エルタイブ42

パフタコル(ウズベキスタン)2−0アルアハリ(UAE)
(タシケント)
≪得点者≫
パフタコル:タジエフ38、ゲインリフ58

グループB:

アルシャルジャ(UAE)vsペルセポリス(イラン)
(シャルジャ)
※アルシャルジャの棄権により試合なし

アルシャバブ(サウジアラビア)1−0アルガラファ(カタール)
(リヤド)
≪得点者≫
アルシャバブ:アルシャムラニ89

グループE:

ニューカッスル(オーストラリア)2−1北京国安(中国)
(ニューカッスル)
≪得点者≫
ニューカッスル:ペトロフスキー88、シーン・ルーニー89
北京国安:グリフィス69

名古屋4−1蔚山現代(韓国)
(瑞穂陸・9049人)
≪得点者≫
名古屋:小川14、72、巻23、ダヴィ59
蔚山:キム・シンウク42
≪出場メンバー≫
名古屋
GK:
1.楢崎正剛
DF:
32.田中隼磨
4.吉田麻也=79分
5.増川隆洋
6.阿部翔平
(77分26.佐藤将也)
MF:
10.小川佳純
13.山口慶
14.吉村圭司=52分
FW:
9.ダヴィ
(60分11.玉田圭司)
17.巻佑樹
19.杉本恵太=61分
(70分2.竹内彬)

グループF:

FCソウル(韓国)5−1スリウィジャヤ(インドネシア)
(ソウル)
≪得点者≫
ソウル:ダミヤノビッチ17、72、シム・ウヨン75、79、ミヤノビッチ89
スリウィジャヤ:ガンブズ62

山東魯能(中国)0−1G大阪
(済南)
≪得点者≫
G大阪:レアンドロ59
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
1.松代直樹
DF:
2.中澤聡太
5.山口智
19.下平匠
MF:
7.遠藤保仁=29分、==44分警告2枚
17.明神智和
27.橋本英郎
FW:
9.ルーカス=86分
(86分25.武井択也)
18.チョ・ジェジン
(46分6.パク・ドンヒョク)
23.レアンドロ=89分
30.山崎雅人
(64分13.安田理大)

アジアチャンピオンズリーグ順位表
(グループリーグ第5節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループE:

1.名古屋 11
5 3 2 0 9 3 +6

2.ニューカッスル 7
5 2 1 2 5 5 ±0
3.蔚山現代 6
5 2 0 3 4 9 -5
4.北京国安 4
5 1 1 3 3 4 -1

グループF:

1.G大阪 15
5 5 0 0 16 2 +14

2.山東魯能 7
5 2 1 2 8 5 +3
3.FCソウル 7
5 2 1 2 12 10 +2
4.スリウィジャヤ 0
5 0 0 5 3 22 -19

グループG:

1.鹿島 12
5 4 0 1 15 5 +10

2.水原三星 9
5 3 0 2 9 7 +2
3.上海申花 7
5 2 1 2 8 7 +1
4.アームドフォース 1
5 0 1 4 3 16 -13

グループH:

1.川崎 10
5 3 1 1 10 5 +5
2.浦項 9
5 2 3 0 5 3 +2

3.天津泰達 5
5 1 2 2 5 5 ±0
4.セントラルコースト 2
5 0 2 3 5 12 -7

…決勝トーナメント進出

 アジアチャンピオンズリーグは6日、グループリーグ第5節が行われ、名古屋グランパスは名古屋市瑞穂陸上競技場で蔚山(韓国)に4−1で快勝し、グループE・1位と決勝トーナメント進出を決めた。既にグループリーグ突破を決めていたガンバ大阪は済南で山東(中国)を1−0で下し、グループF・1位を確定した。名古屋は3勝2分けで勝ち点11、G大阪は5戦全勝で同15。これで日本勢4チームともグループリーグ突破が決まった。
 名古屋は前半に小川、巻がゴールし、後半にも2点を追加。G大阪は前半44分に遠藤が退場となったが、後半にレアンドロが決勝点を決めた。
 今大会の優勝チームは12月にアラブ首長国連邦でのクラブワールドカップ(W杯)に出場する。

【G大阪、レアンドロが決勝点】
 前半終了間際、G大阪は遠藤が2度目の警告を受けて退場となった。司令塔を失うまさかの展開。後半に入っても本来のパスサッカーができず、人数をかけて引き、相手の攻勢をしのぐ厳しい時間帯が続いた。
 ピンチを救ったのはやはりレアンドロだ。橋本のパスを受け、相手DFをかわすとしぶとく左足で蹴り込み、場内を沈黙させた。ACLは5試合で8得点、Jリーグを含めると8試合連続のゴール。「監督からは相手が積極的に来るから、その隙を狙えと言われていた。うまいこといった」と誇らしそうな表情だ。
 1人少ない状況、それも敵地でグループFの1位を決め、決勝トーナメント1回戦はホームで迎えられる。「選手がよく戦ってくれた。今後は戦術やメンバー構成を考えて臨みたい」と西野監督。残り1戦は消化試合となり、過密日程の中で主力を休ませることも可能となった。

【名古屋が鮮やかゴールラッシュ】
 サイド攻撃で2点、セットプレーでも2点を奪った名古屋がグループE・1位突破を決めた。ストイコビッチ監督は快勝に「今日は楽しいゲームだった」と表情を緩めた。
 立ち上がりから攻撃的な姿勢で果敢にゴールを狙った。前半14分、左クロスを巻が頭で落とし、走り込んだ小川がダイビングヘッドで押し込んだ。9分後には流れるようにパスをつなぎ、左サイドのゴールライン際から小川が折り返し、巻が頭で決めて2点目。得意の形でペースを握った。
 2−1の後半14分には右からのFKをダヴィが頭で合わせ、同27分には玉田のFKから最後は小川が蹴り込んだ。圧巻のゴールラッシュ。小川は「みんなしっかり集中していた」と話した。
 大きな1勝だ。これでグループリーグ最終戦は“消化試合”になり、決勝トーナメント1回戦もホームで戦える。指揮官は「新たなチャレンジに向けてスタートする」とうれしそうだった。

【玉田が1ヶ月ぶりのピッチ】
 玉田が4月12日のJリーグ浦和戦以来の公式戦出場を果たした。
 後半15分にダヴィと交代でピッチに入ると攻撃の中心として動き回り、27分にはFKで4点目の起点となったが「出来は全然駄目」と自分に厳しかった。
 痛めた右足首は「痛みというか、怖さはあった」と不安は完全には消えていないものの「もっと準備をしないと」と、今後の試合に向けて反省した。


3ヶ月連続35位
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日6日、最新の世界ランキングを発表し、日本は3ヶ月連続で35位だった。ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で同グループのオーストラリアがアジアトップの32位。バーレーンは71位、ウズベキスタンは76位、カタールは96位。
 上位に変動はなく、スペインが1位を守り、2位にドイツ、3位はオランダ、4位ブラジル以下、35位の日本を含む39位までに変動がなかった。4月の前回ランキング発表以降、国際試合が少なかったため。

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最新FIFAランキング


退任
 ドイツブンデスリーガでFW大久保嘉人とMF長谷部誠が所属するボルフスブルクは6日、フェリックス・マガト監督(55)が6月末で退任すると発表した。ドイツのメディアは同監督が来季からシャルケの監督に就任すると伝えている。
 ボルフスブルクは今季4試合を残し、リーグ首位に立っている。強化責任者も兼任し、大久保、長谷部を獲得した。
 マガト監督はクラブのホームページ上で「2007年の夏に就任した時に設定した目標を上回ることができた」とコメントした。


連覇まであと1勝
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦結果

アーセナル(イングランド)1−3(TOTAL1−4)マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
(エミレーツ・60000人)
≪得点者≫
アーセナル:ファン・ペルシ75=PK
マンU:パク・チソン8、ロナウド11、61

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦日程

6日()
日本時間27:45〜

チェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)
(スタンフォード・ブリッジ)
第1戦=バルセロナ0−0チェルシー

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最新TVスケジュール

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は5日、英国・ロンドンで準決勝第2戦の1試合が行われ、CLで初の連覇を狙うマンチェスター・ユナイテッドが敵地でアーセナルに3−1で快勝し、2試合合計4−1でイングランド勢対決を制して決勝に進出した。
 マンチェスターUはクリスティアーノ・ロナウドが、前半8分に左クロスで朴智星(パク・チソン)の先制点を引き出した後に2得点するなど活躍した。同11分に直接FKを決め、後半16分にはルーニーのパスを右足で蹴り込んだ。アーセナルは0−3からPKで一矢を報いたが及ばなかった。
 準決勝残り1試合のチェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)は本日6日に行われる。

【ロナウドが本領発揮】
 マンチェスター・ユナイテッドは、エースのクリスティアーノ・ロナウドが本領を発揮した。1トップで起用された世界年間最優秀選手は全得点に絡み「あのポジションは得意ではないけど適応できたと思う」と胸を張った。
 第1戦で先勝したため守備的な布陣を敷いたファーガソン監督は「相手にとって危険な選手がいると、この戦い方はとても有効だ。ロナウドが鍵だった」。一発退場となったフレッチャーを除いては決勝の出場停止も回避し、連覇へ「達成できる資質とエネルギーはある」と自信を示した。

【朴智星、先制点決め喜ぶ】
 J1の京都サンガでプレーした経験を持つマンチェスターUの韓国代表MF朴智星(パク・チソン)が先制点。左クロスをトラップし、滑り込みながら右足で左隅へ決めた。「押され気味だった流れを変えられた。チームの力になれてうれしい」と喜んだ。
 昨季の決勝は出番がなかったが、ファーガソン監督は「動き方と戦術理解が素晴らしい。今度はガッカリするようなことはないだろう」と決勝での起用を示唆した。

【失意のアーセナル・ベンゲル監督】
 アーセナルは立ち上がりに攻め込みながら先制点を奪われた。ベンゲル監督が「勝ち進めるとの確信が弱くなった」と話したとおりに失速した。
 相手クロスをカットしようとしたDFギブスが足を滑らせたことが失点につながった。指揮官は「1人のせいではないが、ああいう形で今までの努力が水の泡になって残念」と肩を落とした。
 欧州CLのホーム無敗記録は24でストップ。ベンゲル監督は「肝心な時に勝てず、力不足だった」と認めた。

【バルセロナ、CBの代役は誰?】
 バルセロナは本日6日に欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦でチェルシー(イングランド)と対戦する。プジョルとマルケスの両センターバックを欠くバルセロナだが、グアルディオラ監督はその代役が誰になるかを明かしていない。
 プジョルを出場停止、マルケスを膝のケガで欠いているバルセロナは、アビダルをセンターバックへ移し、左サイドバックにシウビーニョを起用する可能性がある。シウビーニョは5日、グアルディオラ監督と共に記者会見へ出席したが、同選手が代役になるかどうかは明かされなかった。グアルディオラ監督は「プジョルとマルケスがいないことは心配していない。誰を代わりに起用しても、ファイトし、いい仕事をしてくれるだろう」とコメント、誰が出場しても問題ないと、選手に対する信頼を示している。
 さらに「センターバックにはカセレスが入る可能性もあるが、いずれにしてもチェルシーはバルサが本来のゲーム、すなわち攻撃的な試合をしてくると予想しているだろう」と語ったグアルディオラ監督。また、チェルシーとの戦い方については、「明日の試合で我々はぶつかりにいかない。彼らは我々より強いからね。ぶつかるのではなく、速い攻撃をする」と述べ、フィジカルに強いチェルシーと肉体的に争うことはしないと語った。
 また、バルセロナは2日のリーグ戦のレアル・マドリード(スペイン)戦で6−2と圧勝したことで、それがモチベーションの維持に影響するのではないかと指摘されているが、グアルディオラ監督は「12月だったら悪い影響があるかもしれないが、今はシーズン終盤で、全ての試合が大事であり、全員がそれに向け、トップギアに入れている」と、気の緩みはないと断言している。


今週末も無観客
 メキシコ・サッカー連盟は5日、新型インフルエンザの感染拡大を避けるため、今週末も国内リーグの試合を無観客で行うと発表した。先週末は1部から3部の176試合全てを観客なしで実施した。今週末はレギュラーシーズンの最終週となるが、入れ替え戦などの日程については未定。
 今月1日から5日まで試合が行われなかったメキシコ国内のプロ野球は、6日に再開するとしている。


決勝T進出
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節結果

グループC:

エステグラル(イラン)1−1アルイティハド(サウジアラビア)
(テヘラン)
≪得点者≫
エステグラル:アイザデー89
アルイティハド:アブシェルアン80

ウムサラル(カタール)2−2アルジャジーラ(UAE)
(ドーハ)
≪得点者≫
ウムサラル:フバイル54、65
アルジャジーラ:ハテル22、バイアーノ29

グループD:

アルシャバブ(UAE)2−1セパハン(イラン)
(ドバイ)
≪得点者≫
アルシャバブ:ムグニ1、サード51
セパハン:モハマディ70

アルエティファク(サウジアラビア)4−0ブニョドコル(ウズベキスタン)
(ダンマン)
≪得点者≫
アルエティファク:タゴエ16、38、シャル48、アルラジャ81

グループF:

FCソウル(韓国)5−1スリウィジャヤ(インドネシア)
(ソウル)
≪得点者≫
ソウル:ダミヤノビッチ17、72、シム・ウヨン75、79、ミヤノビッチ89
スリウィジャヤ:ガンブズ62

グループG:

鹿島3−0水原三星(韓国)
(カシマ・19500人)
≪得点者≫
鹿島:大岩27、マルキーニョス32、75
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準=89分
DF:
2.内田篤人
(55分7.新井場徹)
19.伊野波雅彦
4.大岩剛
35.パク・チュホ
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(70分14.増田誓志)
8.野沢拓也
FW:
13.興梠慎三
(87分34.大迫勇也)
18.マルキーニョス

アームド・フォース(シンガポール)1−1上海申花(中国)
(シンガポール)
≪得点者≫
アームド・フォース:ラティフ28
上海申花:バルコス89

グループH:

浦項(韓国)3−2セントラルコースト(オーストラリア)
(浦項)
≪得点者≫
浦項:デニルソン8、71、88
セントラルコースト:クワスニック54、57

天津泰達(中国)3−1川崎
(天津)
≪得点者≫
天津:マ・レイレイ11、19、トンマージ89
川崎:レナチーニョ51
≪出場メンバー≫
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
13.寺田周平
MF:
19.森勇介
26.村上和弘=33分
6.田坂祐介
(46分34.レナチーニョ)
11.ヴィトール・ジュニオール
(76分18.横山知伸)
14.中村憲剛=84分
29.谷口博之
FW:
9.鄭大世=24分
10.ジュニーニョ

アジアチャンピオンズリーグ順位表
(グループリーグ第5節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループG:

1.鹿島 12
5 4 0 1 15 5 +10

2.水原三星 9
5 3 0 2 9 7 +2
3.上海申花 7
5 2 1 2 8 7 +1
4.アームドフォース 1
5 0 1 4 3 16 -13

グループH:

1.川崎 10
5 3 1 1 10 5 +5
2.浦項 9
5 2 3 0 5 3 +2

3.天津泰達 5
5 1 2 2 5 5 ±0
4.セントラルコースト 2
5 0 2 3 5 12 -7

…決勝トーナメント進出

 サッカーのアジアクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグは5日、各地で第5節が行われ、グループリーグ・グループGの鹿島アントラーズは茨城・カシマサッカースタジアムで水原三星(韓国)に3−0で快勝して勝ち点12で首位に立ち、決勝トーナメント進出を決めた。同グループのもう1試合、上海申花(中国)vsシンガポール・アームド・フォース(シンガポール)が引き分けたため、1試合を残して鹿島の2位以内が確定した。
 グループHですでにグループリーグ突破を決めている川崎フロンターレは、敵地で天津泰達(中国)に1−3で敗れ、初黒星を喫した。
 鹿島は前半27分にCKから大岩が頭で決めて先制。さらに、マルキーニョスの2ゴールで加点した。前半2点をリードされた川崎は後半、レナチーニョが1点を返したが、ロスタイムに元イタリア代表MFトンマージ(34)に追加点を決められた。

【内田「一番大事な試合だった」】
 内田の言葉が、この一戦に懸ける鹿島イレブンの思いを端的に言い表していた。「今年一番大事な試合だった」。敵地で1−4という屈辱的な敗戦を喫した水原に見事、雪辱した。
 ベテランの得点がチームに勢いを呼んだ。前半27分、ショートコーナーから大岩が頭で先制ゴール。故障の岩政に代わって今季公式戦3試合目の先発出場となった36歳が、ホームのサポーターを沸かせた。
 5バック気味の守備的布陣で試合に入った水原は、この失点で前に出てこざるを得ない。5分後、マルキーニョスのゴールで畳み掛けると、後半30分にはカウンターから興梠、マルキーニョスとつないで3点目。アウェーでの得失点差3を、ホームで取り返した。
 昨季のACLは準々決勝で敗退。Jリーグでは2連覇を果たしたが、どこか物足りなさも残った。「浦和、G大阪が(ACLで)優勝しているからね」と内田は悔しさをにじませる。アジア制覇が大きな目標となった。
 1位でグループリーグを抜ければ、一発勝負の決勝トーナメント1回戦をホームで戦える。「次はアウェーだけどしっかり結果を出して1位で通過したい」と大岩。水原に雪辱しただけでは満足していない。

【鹿島・マルキーニョスが2得点】
 右内転筋の故障で出場が危ぶまれていたマルキーニョスが2得点。1−0の前半32分、ゴール前へのクロスを相手GKともつれながら押し込んで加点。後半30分にはカウンターから興梠のパスを受け、落ち着いてループシュートを沈めた。
 「ケガは心配なかった。(水原との)1戦目はパニックになって大敗したが、お返しができてうれしいね」と笑みを浮かべた。

【川崎、後味悪く思わぬ黒星】
 既にグループリーグ突破を決めている川崎が、敗退が決まっている天津に足をすくわれた。一触即発の荒れた試合展開と予想外の黒星。関塚監督は「試合にならなかった。敗戦の結果だけが残った」と吐き捨てるように話した。
 勝てばグループHでの1位通過が確定していたが、前半に鮮やかなミドルシュートなどで馬磊磊に2点を奪われ、劣勢に立たされた。後半は盛り返し、レナチーニョのヘディングシュートで反撃開始。押し込む時間が続いたが、相手の相次ぐラフプレーに川崎の選手は冷静さを失っていった。
 後半40分近くには両チームが乱闘寸前になった。その後に元イタリア代表のトンマージに3点目を決められ、勝負は決した。
 長距離移動を強いられた末の敗戦で、後味の悪さが残った。「1位突破しか考えていない」と中村らは口を揃えたが、その実現は浦項との最終戦に持ち越された。


首位浮上
J1第10節第1日結果

新潟3−3磐田
(東北電ス・40268人)
≪得点者≫
新潟:曹永哲11、ペドロ・ジュニオール23、矢野25
磐田:ジウシーニョ26、89=PK、イ・グノ31

大宮3−0大分
(NACK・9306人)
≪得点者≫
大宮:藤田21、藤本26、石原33

京都2−0横浜M
(西京極・11609人)
≪得点者≫
京都:パウリーニョ5、ディエゴ62

2−3浦和
(国立・32854人 )
≪得点者≫
柏:北嶋24、石川38
浦和:エジミウソン11、オウンゴール84、エスクデロ87

神戸3−1山形
(ホムスタ・10574人)
≪得点者≫
神戸:茂木36、朴康造68、吉田84
山形:ジャジャ87

清水2−2千葉
(アウスタ・15129人)
≪得点者≫
清水:ヨンセン80、枝村88
千葉:斎藤31、ミシェウ54

広島2−0FC東京
(広島ビ・15342人)
≪得点者≫
広島:高萩22、佐藤寿74

J1第10節最終日日程

7月1日(火)
19:00〜
川崎vsG大阪
(等々力)
19:00〜
名古屋vs鹿島
(瑞穂陸)

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第10節第1日は5日、国立競技場などで7試合が行われ、浦和レッズが終盤の猛攻で柏レイソルに3−2で逆転勝ちし、1試合消化の少ない鹿島アントラーズに代わって勝ち点23で首位に浮上した。
 アルビレックス新潟はジュビロ磐田に3点のリードを追い付かれて3−3で引き分けた。モンテディオ山形は1−3でヴィッセル神戸に完敗。大宮アルディージャは大分トリニータに3−0、京都サンガは横浜F・マリノスに2−0で快勝し、ともに連敗を4で止めた。最下位の大分は7連敗となった。
 サンフレッチェ広島は2−0でFC東京に勝ち、7試合連続無敗。清水エスパルスvsジェフ千葉は2−2で引き分けた。
 第10節の残り2試合、川崎フロンターレvsガンバ大阪、名古屋グランパスvs鹿島は、アジアチャンピオンズリーグ出場のため7月1日に開催される。

J2第13節結果

東京V2−1横浜FC
(味スタ・8160人)
≪得点者≫
東京V:大黒2、林13
横浜FC:八田64

富山1−0熊本
(富山・5113人)
≪得点者≫
富山:野嶋82

岡山1−0徳島
(岡山・7828人)
≪得点者≫
岡山:武田43

仙台3−1福岡
(宮城ス・13596人)
≪得点者≫
仙台:梁勇基47、中島48、千葉52
福岡:大久保35

札幌3−2栃木
(札幌ド・15696人)
≪得点者≫
札幌:宮沢74、上原83、クライトン88
栃木:河原61、斎藤66

鳥栖4−2草津
(ベアスタ・5106人)
≪得点者≫
鳥栖:武岡9、広瀬11、高橋30、池田56
草津:都倉59、後藤74

湘南1−0愛媛
(平塚・5148人)
≪得点者≫
湘南:トゥット55

甲府1−1水戸
(小瀬・8249人)
≪得点者≫
甲府:秋本71
水戸:高崎68

C大阪1−0岐阜
(長居・7103人)
≪得点者≫
C大阪:カイオ57

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第13節は本日5日、味の素スタジアムなどで全9試合が行われ、湘南ベルマーレが1−0で愛媛FCを下し、勝ち点31で首位を守った。2位のセレッソ大阪もFC岐阜を1−0で破った。
 ベガルタ仙台は3−1でアビスパ福岡を下して6連勝とした。コンサドーレ札幌は3−2で栃木SCに逆転勝ちし、7試合負けなし。サガン鳥栖は4−2でザスパ草津に快勝し、東京ヴェルディは2−1で最下位の横浜FCに競り勝った。今季J2初参入のファジアーノ岡山は徳島ヴォルティスに1−0で勝って2勝目を挙げ、カターレ富山はロアッソ熊本を1−0で破り、3連勝をマーク。ヴァンフォーレ甲府は水戸ホーリーホックと1−1で引き分けた。
 なお、草津のFW高田保則が鳥栖戦(ベアスタ)で、史上初のJ2リーグ通算350試合出場を達成した。高田は、J2通算70得点を挙げている。

J1第10節徹底詳細

【磐田が3点差追い付く】
新潟3−3磐田
(東北電ス・40268人)
≪得点者≫
新潟:曹永哲11、ペドロ・ジュニオール23、矢野25
磐田:ジウシーニョ26、89=PK、イ・グノ31
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充=89分
6.永田充
29.ジウトン=83分
MF:
15.本間勲=53分
20.チョ・ヨンチョル
7.松下年宏
FW:
11.矢野貴章
16.大島秀夫
(81分4.ディビッドソン純マーカス)
9.ペドロ・ジュニオール
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
5.駒野友一=61分
6.那須大亮
3.茶野隆行
20.山本脩斗=27分
(46分17.犬塚友輔)
MF:
16.ロドリゴ
(76分7.太田吉彰)
23.山本康裕
11.西紀寛
(64分27.上田康太=86分)
8.ジウシーニョ
FW:
33.イ・グノ=58分
18.前田遼一=14分

 前半25分で3失点した磐田だったが、粘り強く攻めて勝ち点1を奪取した。終了間際に同点のPKを決めるなど、2得点と活躍したジウシーニョは「あきらめなかった。1本決めたらいけるんじゃないかと思った」と誇らしげだ。
 序盤の守備陣の崩壊には厳しい表情の柳下監督も追い付いたことは素直に褒めた。「チームはメンタル的に成長している。点は取れるだろうという感じがあった」と攻撃陣への自信をのぞかせた。

★新潟はホームドロー地獄
 新潟は前半25分までに3−0とリードを奪いながら、まさかの引き分けに終わった。前半だけで2点を返されると、後半ロスタイムにPKを与えて追い付かれた。これでホーム戦では3試合続けて、優勢のゲームに勝ち切れない“ドロー地獄”。
 6試合ぶりとなる、今季3点目を奪ったFW矢野は「悔しいけど、ここを乗り越えていかないといけない」と必死に気持ちを切り替えていた。

【大宮が前半3得点で逃げ切り】
大宮3−0大分
(NACK・9306人)
≪得点者≫
大宮:藤田21、藤本26、石原33
≪出場メンバー≫
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
25.土岐田洸平
6.片岡洋介
3.マト
4.波戸康広
MF:
7.内田智也
23.金澤慎
11.藤本主税
(89分10.デニス・マルケス)
14.パク・ウォンジェ
(81分17.橋本早十)
FW:
9.石原直樹
13.藤田祥史
(85分16.ラフリッチ)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
22.上本大海=43分一発退場
6.森重真人
(81分11.鈴木慎吾)
2.坪内秀介
MF:
33.藤田義明=71分
5.エジミウソン
7.西山哲平
14.家長昭博
(46分20.高橋大輔)
8.金崎夢生
FW:
9.森島康仁
19.前田俊介
(44分25.小林宏之)

 大宮が藤田の活躍で連敗を4で止めた。前半21分、右サイドからのクロスを下がりながら頭で合わせて先制すると、同33分にはドリブルで相手を抜き、石原の得点をアシストした。
 昨季はJ2鳥栖で18得点をマークした期待の新加入選手。ここまで7試合は無得点だっただけに、「メッチャうれしかった」と新天地での初ゴールを喜んだ。

★大分は7連敗で監督解任の可能性も
 J1最少失点を誇った昨季の面影は全くない。大分は守備が崩れ、前半だけで3失点。泥沼の7連敗となった。原強化部長は「何とかもう一歩踏ん張って」とシャムスカ監督に期待しつつ、監督解任の可能性も示唆し始めた。
 失点は1、2点目は守備陣のクリアミスから。3失点目は森重が相手にあっさり抜かれて許した。昨季は4位に入り、ナビスコ杯も初制覇。その躍進の要因となった守備がDF深谷、守備的MFホベルトをケガで欠いてボロボロだ。
 FWも高松、ウェズレイと故障者が続き、選手層の薄さを露呈。さらに、不用意な反則で自滅を繰り返す。この日の前半も上本が相手に肘打ちを食らわせて一発退場。今季、上本は2度目、チームでは4度目の退場者だ。
 シャムスカ監督は2月にパンパシフィック選手権(ロサンゼルス)に出場したため、体力面を十分に強化できずに開幕を迎えたことも低迷の理由に挙げる。「フィジカル面を立て直せば、元の状態に戻る」と指揮官は前向きだが、進退をめぐって崖っぷちに立たされている。

【京都は連敗「4」でストップ】
京都2−0横浜M
(西京極・11609人)
≪得点者≫
京都:パウリーニョ5、ディエゴ62
≪出場メンバー≫
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
24.増嶋竜也=1分
4.水本裕貴
14.李正秀
26.角田誠=71分
MF:
22.渡邉大剛
7.佐藤勇人
16.安藤淳
11.林丈統
(59分8.中谷勇介)
FW:
20.パウリーニョ
(75分9.豊田陽平)
10.ディエゴ
(79分18.加藤弘堅)
横浜M
GK:
21.飯倉大樹
DF:
15.金根煥
22.中澤佑二
30.小椋祥平=32分
(74分20.水沼宏太)
MF:
34.丁東浩
(46分5.田中裕介=78分)
17.兵藤慎剛
14.狩野健太
13.小宮山尊信
FW:
11.坂田大輔
9.渡邉千真
(70分19.齋藤学)
10.山瀬功治

 京都は連敗を4で止めた。加藤監督は「非常にいいゲームだった。選手たちの我慢強さがいい結果をもたらした」と満足そうに話した。
 昨季はケガに悩まされたパウリーニョが前半5分に先制。横浜Mの日本代表DF中澤を一瞬のスピードで振り切り、価値ある得点を決め「うれしい。でもチームが勝ったことはもっとうれしい」と笑顔を見せた。
 チーム一体となり、こぼれ球への執着心などでも上回った。加藤監督は「自分達のやってきてることを繰り返した」と説明した。

★渡邉兄弟が初対決
 渡邉兄弟がプロ初の舞台で初対決。京都の兄、大剛は後半の2点目につながるパスも送り「今日は勝ったので、僕の勝ち」と満面に笑みを浮かべた。
 横浜Mの弟、千真はルーキーながら、開幕から先発出場を続けて既に5得点。だがこの日は厳しいマークに遭い、放ったシュートは1本だけで、後半途中で退いた。
 大剛は「昨日、弟から電話がきた。お互いにいいプレーをしようと話したけど、今日は思うようにできなかったと思う」と最後は弟を思いやった。

【浦和、雨中でもスタイル貫き逆転】
2−3浦和
(国立・32854人 )
≪得点者≫
柏:北嶋24、石川38
浦和:エジミウソン11、オウンゴール84、エスクデロ87
≪出場メンバー≫

GK:
33.菅野孝憲
DF:
13.小林祐三
5.古賀正紘
3.近藤直也
4.石川直樹
MF:
18.山根巌
34.杉山浩太
(89分2.鎌田次郎)
28.栗澤僚一
(89分10.フランサ)
FW:
20.李忠成
15.菅沼実
9.北嶋秀朗
(56分27.大津祐樹)
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
6.山田暢久
2.坪井慶介
4.田中マルクス闘莉王
3.細貝萌
MF:
13.鈴木啓太=81分
22.阿部勇樹
34.山田直輝=21分
(68分15.エスクデロ・セルヒオ)
10.ポンテ
(89分20.堀之内聖)
FW:
24.原口元気
(46分19.高原直泰)
17.エジミウソン=37分

 後半に入り、1点を追う浦和は激しい雨の中でも短いパスで選手が連動するスタイルを貫いた。ボールも足元も滑りやすかったが、この姿勢が残り10分を切ってからの逆転劇を生んだ。
 防戦一方の柏に対して後半39分にCKから同点とし、その3分後にはゴール前でクリアボールをエスクデロが体で押し込んだ。浦和の下部組織で育った20歳は、リーグ戦ではデビューから5年目で初得点となり「ここまで長かった。狙っていた通りにうまくゴールを入れられた」と大喜び。サポーター席も歓喜に沸いた。
 今季の浦和は選手同士が近くに寄り、パスを回してポジションにとらわれず流動的に動く。昨季はポンテを封じられると攻め手がなくなる場面も多かったが、今季は相手守備陣に的を絞らせない攻めで第2節から無敗を続ける。配球役に徹した守備的MF阿部は「悪条件でもやれるところはやれた」と納得の表情だ。
 リードされた雨中の試合で走り続けて球をつないだ浦和。貴重な勝ち点3を加え、1試合消化が多い状況ながら首位を奪回した。

★初先発のベテラン北嶋が気を吐く
 柏は30歳のベテラン北嶋が今季リーグ戦初先発し、得意のヘディングで1ゴールと気を吐いた。千葉・市船橋高時代、全国高校選手権で大活躍した思い出の地でのゴールに「プロではJ2だった2006年の東京V戦以来。(通算)2点しか取っていません」と苦笑いした。
 しかし、北嶋が交代で退いた後にチームは逆転を許して敗戦。「勝ち切れないのはしんどい。上を向いてやるしかない」と気持ちを切り替えた。

【神戸は途中出場の2人が得点】
神戸3−1山形
(ホムスタ・10574人)
≪得点者≫
神戸:茂木36、朴康造68、吉田84
山形:ジャジャ87
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
4.北本久仁衛=82分
14.宮本恒靖
15.内山俊彦
MF:
6.金南一
26.松岡亮輔
(31分17.吉田孝行)
18.田中英雄
10.ボッティ
(66分22.馬場賢治)
FW:
21.茂木弘人
9.マルセウ
(62分7.朴康造)
山形
GK:
1.清水健太
DF:
20.小林亮
3.レオナルド
23.石井秀典
13.石川竜也
MF:
11.北村知隆
(50分6.宮崎光平)
14.宮本卓也
17.佐藤健太郎
(56分32.ジャジャ)
7.宮沢克行
(80分22.園田拓也)
FW:
16.キム・ビョンスク
19.秋葉勝

 神戸は途中出場の2人が得点を決めた。カイオ・ジュニオール監督の選手起用も当たり、連敗を2で止めた。
 後半17分に途中出場した朴康造は6分後にチーム2点目を決めた。相手のパスを奪うと、GKの頭上を狙い澄ました技ありのループシュートで今季初得点。「GKが前に出たのが分かった。今日が出発点」と話した。
 吉田は前半31分から出場し、後半39分にダメ押しの3点目。「まさか前半途中からとは思わなかった。やっと出ました」と久々の今季2点目にホッとした様子だった。

★山形・小林監督「ミスが残念」
 開幕から好調を維持してきた山形は4試合ぶり黒星。得点源の長谷川、古橋の2人がケガで欠場するなど苦しいチーム事情もあり、小林監督は「初めての(組み合わせの)2トップがうまくいかなかった」と悔しがった。
 自陣でのFKが相手にカットされ、そのまま失点するなど緩慢な守備も目立った。小林監督は「ミスが残念。J2だと失点につながりにくいが、J1だと失点になる」と渋い表情だった。

【清水・ヨンセンが今季初ゴール】
清水2−2千葉
(アウスタ・15129人)
≪得点者≫
清水:ヨンセン80、枝村88
千葉:斎藤31、ミシェウ54
≪出場メンバー≫
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
14.高木純平
(78分15.辻尾真二)
3.青山直晃
5.岩下敬輔
2.児玉新=79分
MF:
13.兵働昭弘
7.伊東輝悦
17.山本真希
(67分18.ヨンセン)
8.枝村匠馬
FW:
23.岡崎慎司
9.永井雄一郎
(67分11.原一樹)
千葉
GK:
1.岡本昌弘=80分
DF:
2.坂本將貴
31.青木良太
4.ボスナー
13.和田拓三
MF:
9.深井正樹
(77分11.新居辰基=84分)
3.斎藤大輔
5.アレックス
16.谷澤達也
19.ミシェウ=55分
(65分6.下村東美)
FW:
18.巻誠一郎

 清水は2点を追う後半22分に投入したヨンセンが効果的に働いた。35分に左からのFKを胴で受け、長い脚を伸ばして今季初ゴール。終了間際には相手DFを引きつけて左の兵働へ渡し、同点弾につなげた。
 今季、名古屋から移籍してきた35歳の長身FWは「これだけ取れないことは初めて。やっとだね」と安堵の表情。長谷川監督も「本人にもチームにも大きい。これで乗ってくれれば」と、巻き返しの起爆剤として期待をかけていた。

★千葉は2−0から逃げ切り失敗
 終盤の10分余りで2点を許し、逃げ切りに失敗した千葉のミラー監督は「2−0として、経験のある選手もいたのに…。勝ち点2を逃したことが残念だ」と渋い表情だった。
 がむしゃらに反撃する清水に対しカウンターで好機をつくったが、とどめを刺しそこねた。10試合を終えてまだ1勝の指揮官は「勝つにはゴールが大事。チャンスにしっかり決めること。今日もそうだった」と攻撃を最大の課題とした。

【広島GK中林が3試合連続無失点】
広島2−0FC東京
(広島ビ・15342人)
≪得点者≫
広島:高萩22、佐藤寿74
≪出場メンバー≫
広島
GK:
34.中林洋次=76分
DF:
24.森脇良太
2.ストヤノフ
5.槙野智章
MF:
14.ミキッチ
8.森崎和幸=10分
6.青山敏弘
17.服部公太
15.高萩洋次郎
(65分19.盛田剛平)
10.柏木陽介
(84分35.中島浩司)
FW:
11.佐藤寿人
(80分39.久保竜彦)
FC東京
GK:
20.権田修一
DF:
25.徳永悠平
4.ブルーノ・クアドロス
6.今野泰幸
5.長友佑都
MF:
10.梶山陽平
28.米本拓司
(63分13.平山相太)
18.石川直宏
22.羽生直剛
(82分19.大竹洋平)
FW:
24.赤嶺真吾
32.近藤祐介
(51分40.鈴木達也)

 広島は快勝で4試合続いた引き分けから抜け出した。2得点とも鮮やかだったが、むしろ勝利の立役者は再三の好守を見せたGK中林だ。
 攻撃力はあるものの失点が多いチームで、正GK佐藤昭の負傷のために第7節から先発を任され、これで3試合連続の無失点。「僕は必死にやるだけ。GKにとってゼロは評価されることだし、これを今後も続けていきたい」と笑顔を見せた。先制点を挙げた高萩も「後ろが0点に抑えてくれたので感謝したい」と守備陣を称えた。

★FC東京は今季初の無得点で完敗
 FC東京は今季初めて無得点に終わった。城福監督は「1点も取れずに負けたのは非常に残念」と仏頂面だった。
 石川、長友を軸に好機をつくったが、要所でミスが多かった。前節で石川がハットトリックしたが、どうもチームは波に乗れない。城福監督は「自分達のサッカーを続ければ、ある程度まではいける」と前向きに話したが…。


超サカFLASH

退任
 フランスリーグ1のパリ・サンジェルマンは5日、ポール・ルグエン監督が今季終了後に退任すると発表した。後任は未定。

解任
 オランダエールディビジのアヤックスは本日、マルコ・ファン・バステン監督を成績不振で解任したと発表した。アヤックスはここ2試合で大敗を続け、さらに来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権も逃し、同監督への批判が大きくなっていた。今季残り1試合のトゥヴェンテ戦はファン・ト・シップコーチが指揮を執る。


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