『日本の超サッカー情報』
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2009.05.10.SUN
本日の超最新情報
INDEX
★首位返り咲き★
J1第11節最終日
浦和2−3
川崎
鹿島2−1
清水
G大阪4−0
柏
神戸2−2
名古屋
鹿島がわずか1節で首位返り咲き!G大阪は4ゴール完勝で3位浮上!川崎は浦和に逆転勝ちして6位浮上!
J2第14節最終日
富山0−3
仙台
福岡0−0
鳥栖
熊本0−1
甲府
横浜FC1−2
栃木
徳島3−3
札幌
3位仙台は破竹の7連勝!甲府はマラニョンの決勝弾で4位キープ!
★フル出場★スコティッシュプレミアリーグ第35節
レンジャーズ1−0セルティック
中村俊輔はフル出場!水野晃樹はベンチ外!292回目のオールドファームダービーはレンジャーズが競り勝って首位浮上!セルティックは2位陥落で4連覇に黄信号!
★フル出場★
ドイツブンデスリーガ第31節
シュツットガルト4−1ボルフスブルク
ハノーバー1−1フランクフルト
ヘルタ・ベルリン2−0ボーフム
コットブス1−3バイエルン
稲本潤一は3試合ぶりのフル出場!大久保嘉人は後半28分から5試合ぶりに出場!長谷部誠はベンチ外!首位ボルフスブルクは大敗して勝ち点で2位バイエルンに並ばれる!
★残留に赤信号★
イタリアセリエA第35節
サンプドリア5−0レッジーナ
最下位レッジーナは大敗してセリエA残留に赤信号!
★暫定首位★
イングランドプレミアリーグ第36節
ウェストハム0−3リバプール
リバプールはジェラードの2ゴールなどで快勝して暫定首位!
★勝てば優勝決定★
スペインリーガエスパニョーラ第35節
バレンシア3−0レアル・マドリード
セビージャ3−1マジョルカ
2位レアルが完敗したため、首位バルセロナは本日10日のビジャレアル戦に勝てば3シーズンぶりの優勝が決定!
★2部チームが優勝★
クープ・ドゥ・フランス決勝
レンヌ2−1ガンガン(2部)
2部のガンガンが逆転勝ちで初優勝!2部勢の優勝は50年ぶり史上2度目!
★暫定3位浮上★J1第11節第1日
FC東京0−0
京都
磐田3−1
大宮
大分1−2
横浜M
千葉2−1
広島
山形0−1
新潟新潟は矢野貴章の決勝弾で暫定3位浮上!最下位大分は逆転負けで8連敗!
J2第14節第1日
水戸1−5
湘南
愛媛0−1
東京V
草津2−4
C大阪
岐阜4−0
岡山首位湘南は坂本紘司のハットトリックなどで5ゴール圧勝!2位C大阪も4ゴール大勝!
本日の超サカFLASH
日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長がレンジャーズvsセルティック戦を視察ほか
本文
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★首位返り咲き★
J1第11節最終日結果
浦和2−3
川崎
(埼玉・51594人)
≪得点者≫
浦和:エジミウソン31、闘莉王64
川崎:ジュニーニョ57、レナチーニョ73=PK、鄭大世76
鹿島2−1
清水
(カシマ・19154人)
≪得点者≫
鹿島:マルキーニョス4、本山50
清水:枝村58
G大阪4−0
柏
(万博・18319人)
≪得点者≫
G大阪:レアンドロ12、チョ・ジェジン19、佐々木46、播戸86
神戸2−2
名古屋
(ホムスタ・10149人)
≪得点者≫
神戸:茂木57、マルセウ62=PK
名古屋:オウンゴール49、津田89
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング
J1第11節最終日は10日、カシマスタジアムなどで残りの4試合が行われ、鹿島アントラーズが2−1で清水エスパルスを破り、3連勝をマーク。1試合消化が少ないながらも勝ち点23で浦和レッズと並び、得失点差でわずか1節で首位に返り咲いた。
前節首位の浦和は川崎フロンターレに2−3で逆転負けし、今季初めてホームで黒星を喫した。川崎は6位に上がった。ガンバ大阪は4−0で柏レイソルに圧勝して3位に浮上し、名古屋グランパスは試合終了間際に途中出場の津田が得点し、2−2でヴィッセル神戸と引き分けた。
なお、J1はこの日、1993年のリーグ創設以来通算1万3500ゴールを記録した。節目のゴールは川崎の鄭大世が決めた。
J2第14節最終日結果
富山0−3
仙台
(富山・5056人)
≪得点者≫
仙台:中島1、田中11、梁勇基36
福岡0−0
鳥栖
(レベスタ・16531人)
熊本0−1
甲府
(熊本・19321人)
≪得点者≫
甲府:マラニョン44
横浜FC1−2
栃木
(ニッパ球・3829人)
≪得点者≫
横浜FC:池元49
栃木:佐藤15、オウンゴール33
徳島3−3
札幌
(鳴門大塚・3319人)
≪得点者≫
徳島:徳重49=PK、菅原74、登尾77
札幌:西18、キリノ19、54
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング
J2第14節最終日は10日、富山県総合運動公園陸上競技場などで残りの5試合が行われ、ベガルタ仙台は3−0でカターレ富山に快勝してクラブ新記録となる7連勝をマークした。富山の連勝は3でストップした。
ヴァンフォーレ甲府はロアッソ熊本を1−0で破って4位キープ。栃木SCは横浜FCを2−1で振り切って2勝目をマークした。コンサドーレ札幌は徳島ヴォルティスと3−3で、アビスパ福岡はサガン鳥栖と0−0でともに引き分けた。
★J1第11節徹底詳細
★
【川崎が鮮やか逆転劇】
浦和2−3
川崎
(埼玉・51594人)
≪得点者≫
浦和:エジミウソン31、闘莉王64
川崎:ジュニーニョ57、レナチーニョ73=PK、鄭大世76
≪出場メンバー≫
【
浦和】
GK:
23.都築龍太
■=試合終了後
DF:
6.山田暢久
2.坪井慶介
■=12分
4.田中マルクス闘莉王
3.細貝萌
■=12分
MF:
13.鈴木啓太
22.阿部勇樹
34.山田直輝
(86分8.三都主アレサンドロ)
15.エスクデロ・セルヒオ
(63分33.高橋峻希)
FW:
24.原口元気
■=51分
(58分19.高原直泰)
17.エジミウソン
【
川崎】
GK:
1.川島永嗣
DF:
19.森勇介
17.菊地光将
13.寺田周平
(23分4.井川祐輔)
26.村上和弘
(55分34.レナチーニョ)
MF:
14.中村憲剛
18.横山知伸
■=88分
29.谷口博之
FW:
9.鄭大世
10.ジュニーニョ
(89分8.山岸智)
11.ヴィトール・ジュニオール
■=29分、
■=
■=88分警告2枚
2−2の白熱した展開でも、川崎の司令塔は冷静に状況を見極めていた。「向こうは、かなり前に出てきていた。だからずっと狙ってた」と中村。後半31分、手薄になった浦和守備陣の裏のスペースへ鋭いパスを送る。ボールはレナチーニョから鄭大世へ渡り、鮮やかな逆転劇につながった。
前節は横浜Mに力なく敗れ、5日のアジアチャンピオンズリーグはラフプレーを仕掛けてきた格下の天津(中国)にも屈した。過密日程や長距離の往復で疲労はピーク。開始23分で寺田が左太もも裏を痛めて交代したのも連戦の影響だろう。
関塚監督は「まともな選手がいないくらいだった」と打ち明ける。その中で2度のリードを許す苦しい展開を、跳ね返した。特に3点目のゴールは「うちの良さが久しぶりに出た得点だった」と鄭大世。劣勢と苦境の中で、持ち味の攻撃力を最大限に発揮しての勝利は、大きな価値がある。
順位も今季最高の6位に上昇。中村は「アウェーで浦和に勝てたのが何より大きい。次につなげたい」と威勢良く話した。リーグ戦序盤をもたついたチームが、反攻のきっかけを掴んだ。
★
浦和サポーターがブーイング
浦和の2失点目につながったPKは微妙な判定で、ホームの観衆からは審判団に大ブーイングが浴びせられた。GK都築は試合終了後の抗議で警告を受けた。
ただ、着替えて出てきた選手から批判は出なかった。PKにつながった反則を犯した闘莉王は「自分の責任だ」と素直に反省し、都築も「しょうがない」。フィンケ監督は「常に主審が、我々に都合良く笛を吹くとは限らない」とちょっぴり皮肉っていた。
【鹿島、再び首位奪還】
鹿島2−1
清水
(カシマ・19154人)
≪得点者≫
鹿島:マルキーニョス4、本山50
清水:枝村58
≪出場メンバー≫
【
鹿島】
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
2.内田篤人
(69分7.新井場徹)
3.岩政大樹
19.伊野波雅彦
(61分4.大岩剛)
35.パク・チュホ
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(78分14.増田誓志
■=88分)
8.野沢拓也
■=87分
FW:
13.興梠慎三
18.マルキーニョス
【
清水】
GK:
21.西部洋平
DF:
14.高木純平
■=43分
(46分15.辻尾真二)
3.青山直晃
5.岩下敬輔
■=24分
2.児玉新
■=31分
MF:
13.兵働昭弘
17.山本真希
7.伊東輝悦
(80分10.藤本淳吾)
8.枝村匠馬
FW:
18.ヨンセン
23.岡崎慎司
(73分11.原一樹
■=81分)
鹿島の本山は、小笠原にボールがおさまった瞬間、ゴールのイメージができたという。
後半5分、左サイドを駆け上がった野沢に小笠原がパスを出す。野沢の視線の先には遠いサイドのマルキーニョス。頭で折り返したところに、本山が走り込んでいた。「あそこまできれいに流れて、決められなかったらヤバかった」と本山。ピッチに立つ選手のイメージがピタリと重なり、2点目が生まれた。
前半4分の1点目も鮮やかだった。右サイドで相手選手を振り切った内田のクロスを興梠が頭で落とし、マルキーニョスがゴール。厳格なオリベイラ監督の口元も思わず緩む。「ああいう崩しができてうれしい。サッカーの芸術性を見せられた」。完成度の高さが詰まった2ゴールだった。
先月中旬からアジアチャンピオンズリーグを挟んで厳しい日程が続いた。この日は気温27度の暑さもあり、最後は防戦一方だったが、清水の反撃を1点でしのぎきった。1試合消化の少ない鹿島が、再び首位に立った。
★清水、5試合ぶりの黒星
前、後半の立ち上がりに失点した清水は5試合ぶりの黒星。前節まで4試合続いた引き分けも終盤に追い付くパターンが多く、後手に回るまずい試合運びを繰り返した。長谷川監督は「集中し切れていないところで決められ、ゲームを難しくした」と嘆いた。
2試合連続ゴールを奪った枝村も「鹿島に先に取られるときついと思っていたが、そういう展開になってしまった」とため息。暗い表情で静岡へ戻るバスに乗り込んだ。
【レアンドロが6試合連続ゴール】
G大阪4−0
柏
(万博・18319人)
≪得点者≫
G大阪:レアンドロ12、チョ・ジェジン19、佐々木46、播戸86
≪出場メンバー≫
【
G大阪】
GK:
22.藤ヶ谷陽介
DF:
27.橋本英郎
2.中澤聡太
5.山口智
19.下平匠
■=30分
MF:
17.明神智和
7.遠藤保仁
16.佐々木勇人
(65分13.安田理大)
9.ルーカス
(65分20.倉田秋)
FW:
18.チョ・ジェジン
(76分11.播戸竜二
■=87分)
23.レアンドロ
【
柏】
GK:
33.菅野孝憲
DF:
13.小林祐三
5.古賀正紘
3.近藤直也
■=66分
4.石川直樹
(46分23.藏川洋平)
MF:
18.山根巌
■=54分
34.杉山浩太
27.大津祐樹
(67分28.栗澤僚一)
FW:
15.菅沼実
10.フランサ
20.李忠成
(57分8.澤昌克)
前半12分、レアンドロは佐々木のスルーパスに反応し、裏に飛び出すと流れのままに右足で蹴り込んだ。G大阪の3連勝へ弾みをつける鮮やかな一撃となった。
6試合連続ゴールで、公式戦は9試合連続得点。最も警戒されながら、早々と先制するのだから、文句のつけようがない。「記録への重圧なんてない。どんどん自信になっていくだけ。点が入らないなら重圧になるけど」と頼もしい。後半に1アシストもマークした。
スピードと技術が持ち味の24歳。2005年の大宮から山形、神戸と渡り歩いてJリーグで4チーム目となる。昨季は25試合で7得点。今季は既に10試合で8得点の驚異的なペースだ。「ガンバには質の高い中盤が揃っているから、やりやすい」。豊富に供給されるパスから、今後もサポーターを喜ばせそうだ。
★柏・高橋監督「情けない」
柏はふがいなかった。G大阪のパス回しについていけず、4失点で完敗した。
高橋監督は「あれだけフリーにさせたら勝てるわけがない。情けない。ファイトもしていない。それだけ」と言い残すと質問を受け付けずに記者会見場を後にした。
古賀も「基本的なことができなかった」と厳しい表情だった。
【津田、今季初得点が貴重な同点弾】
神戸2−2
名古屋
(ホムスタ・10149人)
≪得点者≫
神戸:茂木57、マルセウ62=PK
名古屋:オウンゴール49、津田89
≪出場メンバー≫
【
神戸】
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
■=84分
4.北本久仁衛
14.宮本恒靖
15.内山俊彦
MF:
6.金南一
26.松岡亮輔
■=72分
18.田中英雄
■=18分
7.朴康造
(69分13.我那覇和樹)
FW:
21.茂木弘人
(83分20.鈴木規郎)
9.マルセウ
(63分17.吉田孝行)
【
名古屋】
GK:
1.楢崎正剛
■=61分
DF:
32.田中隼磨
■=89分
4.吉田麻也
5.増川隆洋
6.阿部翔平
MF:
10.小川佳純
7.中村直志
14.吉村圭司
19.杉本恵太
(65分17.巻佑樹
■=67分)
FW:
11.玉田 圭司
(81分18.津田知宏)
9.ダヴィ
名古屋は土壇場の後半ロスタイムに同点に追い付いた。
自陣でのFKをGK楢崎がロングキック。後半に途中出場の津田がゴール前でこぼれたところを拾うと、粘ってけり込んだ。今季は初得点。「気持ちで決めたゴール。何とか1点取れてよかった」とはにかんだ。
後半4分に相手のバックパスが直接ゴールに入る幸運なオウンゴールで先制したものの、追加点が取れず、その後に逆転を許す苦しい展開。敗戦濃厚のチームを救う貴重な同点ゴールとなった。
順位は5位に後退した。それでも、ストイコビッチ監督は「ビジターとして負けてないのは喜ばしい」と晴れやかな笑顔だった。
【楢崎、2失点で記録は持ち越し】
名古屋のGK楢崎はJリーグ史上初の通算100試合完封が懸かっていたが、自身のファウルでのPKなど2失点で記録は次戦以降に持ち越しとなった。「自分は接触しないようにしたが、相手からぶつかってきた」とPKの際の判定を悔しがった。
それでも後半ロスタイムの同点ゴールの起点となった。「残り15分もあるのに、時間稼ぎするようなチームに負けたくなかった」と話した。
★神戸、引き分けに指揮官ぶぜん
一度は逆転した神戸は勝利まであと一歩のところだったが、後半ロスタイムに隙を突かれ、追い突かれた。カイオ・ジュニオール監督は「残念な結果。勝てるチャンスはあった」とぶぜんとした表情だった。
後半4分にはバックパスをしようとして、自陣ゴールに蹴り込んでしまうオウンゴールで先制を許した。当人の金南一は「GKにグラウンダーのパスを出そうと思った。チームには申し訳ない」と話した。
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★フル出場★スコティッシュプレミアリーグ第35節結果
レンジャーズ1−0セルティック
(アイブロックス・スタジアム)
≪得点者≫
レンジャーズ:デイビス37
キルマーノック1−1フォルカーク
セントミレン1−3マザーウェル
スコティッシュプレミアリーグは9日、第35節が行われ、MF中村俊輔とMF水野晃樹が所属するセルティックは、グラスゴーで行われたレンジャーズとの伝統のダービーマッチに0−1で敗れた。4連覇を狙うセルティックは勝ち点77のままで2位に後退し、同79のレンジャーズが首位に立った。残りは3試合。
セルティックは前半37分に失点。右MFでフル出場した中村は攻撃を組み立て、FKから直接ゴールを狙う場面もあったが、得点は生まれなかった。
水野はベンチ入りしなかった。
中村俊輔
「内容は今までの(レンジャーズ戦の)中で一番良かった。負けたのは悔しいが、自分のプレーに悔いはない。ハーフタイムに(右脚)付け根が痛くて、痛み止めの注射を2本打った」
【俊輔、伝統の一戦で苦杯】
勝てば4連覇に大きく近づく。敗れれば首位の座はレンジャーズへ。優勝の行方を占うリーグ戦最終盤のダービーマッチで、セルティックが苦杯を喫した。喜びを爆発させるレンジャーズの横で、中村らセルティックイレブンは肩を落とした。
雨でぬかるんだピッチの中、中村は奮闘した。前半16分、ペナルティーエリア右からのFKを直接狙ったが、惜しくもGKに弾かれた。同23分に放ったシュートは右へ。先制点を許してからも、CKを味方の頭にどんぴしゃで合わせるなどしたが、ゴールネットは最後まで揺らすことができなかった。
残り3試合。昨季はレンジャーズを逆転して最終戦で3連覇を果たしたが、今季は逆の展開となった。シーズン終了後の日本復帰も取りざたされる中村。最後になるかもしれない伝統の一戦で、悔しさばかりが残った。
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★フル出場★ドイツブンデスリーガ第31節結果
シュツットガルト4−1ボルフスブルク
≪得点者≫
シュツットガルト:ゴメス1、20、63、77
ボルフスブルク:ジェコ36
ハノーバー1−1フランクフルト
≪得点者≫
ハノーバー:ブルッヒンク9
フランクフルト:コルクマツ42
ヘルタ・ベルリン2−0ボーフム
≪得点者≫
ヘルタ:パンテリッチ39、ラファエル50
コットブス1−3バイエルン
≪得点者≫
コットブス:イリエフ44
バイエルン:ソサ23、デミチェリス62、ポドルスキ66
ドルトムント4−0カールスルーエ
≪得点者≫
ドルトムント:ブラシュチコフスキ25、サヒン62、サンタナ71、フレイ76
ホッフェンハイム2−0ケルン
≪得点者≫
ホッフェンハイム:サリホビッチ58、バ68
ドイツブンデスリーガは9日、第31節の6試合が行われ、フランクフルトのMF稲本潤一はアウェーのハノーバー戦で稲本は3試合ぶりとなるフル出場を果たした。チームは1−1で引き分けた。
FW大久保嘉人とMF長谷部誠の所属するボルフスブルクは、アウェーでシュツットガルトに1−4で完敗した。。
大久保は1−3とリードされた後半28分から5試合ぶりに出場したが、得点に絡むことはできなかった。長谷部はベンチから外れた。ボルフスブルクはバイエルンに勝ち点60で並ばれたが、得失点差で首位を守った。
伏兵シュトゥットガルトは開始1分にゴメスの得点でいきなり先制。前年3月以来代表戦でゴールがなく、ドイツ代表の地位が危ぶまれていたエースは20分に追加点を挙げると、後半18分には14メートルの距離からネットを揺らしてハットトリックを達成。32分には得点ランク首位タイとなる23点目をマークして、チームに勝ち点3をもたらした。
この日挙げたゴールはジェコの1得点のみに留まったボルフスブルクだが、マガト監督は、中盤の要であるミシモビッチとリーターが途中で負傷交代となった点に触れ、「この試合についてはもう少し違った良いイメージを抱いていたので残念だ」とコメントしていた。
一方、2位バイエルンは15位コットブスとアウェーで対戦し、デミチェリス、ポドルスキらのゴールで3−1で快勝。得失点差によりボルフスブルクをかわすことはできなかったが、勝ち点を60としてポイントではライバルに追い付いた。逆転優勝が見えてきたバイエルンだが、ハインケス監督は勝利を喜びながらも「上位には4、5チームがひしめいている。我々の狙いはダイレクトでの欧州チャンピオンズリーグ出場権であり、今やそれが再び可能となった」と、控えめな言葉を残している。
MF小野伸二のボーフムは3位ヘルタ・ベルリンに0−2で敗れ、右膝故障中の小野は欠場した。小野は日本でリハビリを行っている。
ドイツブンデスリーガの首位争いは、3試合を残した段階でボルフスブルク、バイエルン(ともに勝ち点60)、ヘルタ・ベルリン(同59)、シュツットガルト(同58)、ドルトムント(同555)と、複数のチームに優勝の可能性が出てきている。
ボルフスブルクの次節は12日、ホームでドルトムントと対戦する。フランクフルトは13日にブレーメンをホームに迎え、ボーフムは同じく13日にハンブルガーSVとのアウェー戦に臨む。
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★残留に赤信号★イタリアセリエA第35節結果
サンプドリア5−0レッジーナ
≪得点者≫
サンプドリア:デッセーナ1、31、デルベッキオ37、マリルンゴ46、パッツィーニ52
ラツィオ1−3ウディネーゼ
≪得点者≫
ラツィオ:ロッキ56
ウディネーゼ:フローレス60、タゴスティーノ69、クアリアレッラ86=PK
イタリアセリエAは9日、第35節の2試合が行われ、最下位レッジーナがアウェーで13位サンプドリアに5−0の大敗。残留に向け落とせない試合が続く中、ショッキングな結果となった。
開始早々の前半2分にゴールを割られたレッジーナは、19分にDFバルデスを退場処分で失い、序盤から立て続けにピンチに見舞われる。一方のサンプドリアは13日のコパ・イタリア決勝をにらみ、FWカッサーノをベンチに置きながらもデッセーナの2発目とデルベッキオのゴールで前半のうちに3得点。後半にはマリルンゴとパッツィーニがネットを揺らし大量5得点を奪って勝ち点3を得た。
一方、そのコパ・イタリア決勝でサンプドリアと対戦する10位ラツィオは、9位ウディネーゼをホームに迎えて1−3と黒星を喫した。ロッキのゴールで後半11分に先制はしたものの、その4分後にフローレスの同点弾を浴びるとダゴスティーノに決められ、最後はPKでダメ押し点を献上。順位を上げることは叶わなかった。
イタリアセリエAは本日10日に第35節の残り8試合が行われ、首位インテルは16位キエーボと敵地で対戦し、2位ミランは3位ユベントスをホームに迎える。インテルが勝利し、ミランが敗れた場合、インテルの4連覇が決定する。
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★暫定首位★イングランドプレミアリーグ第36節結果
ウェストハム0−3リバプール
≪得点者≫
リバプール:ジェラード2、38、バベル84
ブラックバーン2−0ポーツマス
≪得点者≫
ブラックバーン:ペデルセン31、マッカーシー57=PK
ボルトン0−0サンダーランド
エバートン0−0トッテナム
フルハム3−1アストンビラ
≪得点者≫
フルハム:D・マーフィー6=PK、D・カマラ46、61
アストンビラ:A・ヤング14
ハル・シティー1−2ストーク・シティー
≪得点者≫
ハル:ドーソン89
ストーク:フラー41、ローレンス73
ウェスト・ブロムウィッチ3−1ウィガン
≪得点者≫
WBA:フォルテュネ8、73、ブラント59
ウィガン:ロダジェガ18
イングランドプレミアリーグは9日、第36節の7試合が行われ、2位リバプールが7位ウェストハムに3−0で完勝。翌日に試合を控える首位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点で並び、暫定ながら首位に浮上した。
敵地に赴いたリバプールは開始早々の2分、相手守備陣の裏に抜け出したジェラードが落ち着いてネットを揺らすと、38分にはフェルナンド・トーレスがPKを獲得。キッカーのジェラードが放ったボールは、いったん相手GKに阻まれたものの、この跳ね返りを同選手が自ら押し込み、前半のうちに2点のリードを得る。リバプールはその後も相手の反撃を許さず、最後はバベルがダメ押し弾を挙げて3−0と完封勝利を果たした。
これにより、リバプールは勝ち点をマンUと同じ80の大台に乗せ、得失点差で暫定首位に浮上。翌日にマンチェスター・シティー戦を控えるマンUより消化試合数が2試合多いものの、タイトルレースで踏ん張りを示した。なお、ジェラードはこの試合で1シーズンでの自己最高記録となる23ゴールを挙げるとともに、リバプールの今季公式戦100ゴール目もマークしている。
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★勝てば優勝決定★スペインリーガエスパニョーラ第35節結果
バレンシア3−0レアル・マドリード
≪得点者≫
バレンシア:マタ29、シルバ32、バラハ68
セビージャ3−1マジョルカ
≪得点者≫
セビージャ:カヌーテ32=PK、ルイス・ファビアーノ59、ヘスス・ナバス75
マジョルカ:アドゥリス16
アスレティック・ビルバオ1−0ベティス
≪得点者≫
ビルバオ:イオン・ベレス29
スペインリーガエスパニョーラは9日、第35節の3試合が行われ、2位レアル・マドリードが4位バレンシアと対戦し、0−3とまさかの完封負け。これにより、本日10日の試合結果次第で首位バルセロナが3シーズンぶりのタイトルを手にする可能性が出てきた。
前節終了時点で首位バルセロナに勝ち点7差を付けられていたレアル。逆転優勝を目指し、残り4試合を全勝してライバルの躓きを待つ状況にあったが、バレンシアを相手に手も足も出ない結果となった。
前半29分、ビジャのラストパスを受けたマタにカンナヴァーロがかわされ先制弾を浴びると、その3分後にはシルバにミドルを決められ前半のうちに2点のビハインドを背負う。結局レアルは一矢報いることができないまま、後半23分にバラハのボレーでダメを押され、敵地で失意の黒星を喫した。
この結果、レアルはバルセロナとの勝ち点差を詰めることができず。翌日に6位ビジャレアルと対戦するバルセロナが勝利すれば3試合を残して両者の差は10に広がるため、第35節でバルセロナの優勝が決まることとなる。
そのほか、3位セビージャはホームで9位マジョルカと対戦し、3−1で快勝した。これでセビージャはバレンシアとの勝ち点4差をキープし、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場に向けてまた一歩前進した。
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★2部チームが優勝★
クープ・ドゥ・フランス決勝結果
レンヌ1−2ガンガン(2部)
サッカーのクープ・ドゥ・フランス(フランスカップ)は9日、パリ郊外サンドニのスタッド・ドゥ・フランスで8万人の大観衆を詰め込んで決勝が行われ、2部リーグのガンガンが1部のレンヌに2−1で逆転勝ちし、初優勝を果たした。2部勢の制覇は1959年のルアーブル以来、史上2度目。
ガンガンは後半に入って先制されたものの、ブラジル人のエドゥアルドが同点と勝ち越しゴールを決めた。来季2部所属のまま現行のUEFA(欧州連盟)カップが改編される欧州リーグに出場する権利を獲得した。
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★暫定3位浮上★J1第11節第1日結果
FC東京0−0
京都(味スタ・18221人)
磐田3−1
大宮(ヤマハ・9783人)
≪得点者≫
磐田:イ・グノ3、89、西40
大宮:藤本84
大分1−2
横浜M(九石ド・18245人)
≪得点者≫
大分:エジミウソン16
横浜M:中澤30、田中40
千葉2−1
広島(フクアリ・14182人)
≪得点者≫
千葉:深井39、巻44
広島:高萩11
山形0−1
新潟(NDスタ・17171人)
≪得点者≫
新潟:矢野60
J1第11節最終日日程
10日(
日)
14:00〜
浦和vs
川崎(埼玉)
15:00〜
鹿島vs
清水(カシマ)
15:00〜
G大阪vs
柏(万博)
15:00〜
神戸vs
名古屋(ホムスタ)
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング
J1第11節第1日は9日、NDソフトスタジアム山形などで5試合が行われ、アルビレックス新潟はFW矢野の決勝点でモンテディオ山形に1−0で競り勝ち、勝ち点を19に伸ばし、暫定3位に浮上した。。J1初昇格の山形は初の連敗。
ジュビロ磐田は韓国代表FW李根鎬(イ・グノ)の2得点の活躍などで大宮アルディージャに3−1で快勝し、勝ち点を15に伸ばした。横浜F・マリノスもDF中澤のゴールなどで最下位の大分トリニータを2−1で下し、勝ち点15とした。山形、横浜M、磐田が勝ち点15で並んだ。大分は8連敗。
ジェフ千葉はFW巻、深井の得点でサンフレッチェ広島に2−1で逆転勝ちし、今季2勝目を挙げた。FC東京vs京都サンガは0−0で引き分けた。
なお、広島のMF服部公太(31)が千葉戦(フクアリ)でJ1通算300試合出場を達成した。史上38人目。
【岡田主審が初の300試合】
本日9日に行われたJ1の大分vs横浜M戦で主審を務めた岡田正義審判員(50)が、リーグ初となるJ1主審担当300試合を達成した。
初の主審担当は1993年5月19日、サントリーシリーズ第2節の横浜MvsG大阪戦。年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」で優秀主審賞を3度受賞し、1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会でも主審を務めた。
J2第14節第1日結果
水戸1−5
湘南(笠松・2329人)
≪得点者≫
水戸:保崎11
湘南:坂本3、39、65、トゥット75、アジエル89
愛媛0−1
東京V(ニンスタ・3373人)
≪得点者≫
東京V:林67
草津2−4
C大阪(正田スタ・4028人)
≪得点者≫
草津:小池4、都倉59
C大阪:乾8、カイオ18、羽田43、香川71
岐阜4−0
岡山(長良川・2622人)
≪得点者≫
岐阜:菅24、西川39、79、89
J2第14節最終日日程
10日(
日)
13:00〜
富山vs
仙台(富山)
13:00〜
福岡vs
鳥栖(レベスタ)
13:00〜
熊本vs
甲府(熊本)
16:00〜
横浜FCvs
栃木(ニッパ球)
16:00〜
徳島vs
札幌(鳴門大塚)
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング
J2第14節第1日は9日、茨城県笠松運動公園陸上競技場ほかなどで4試合が行われ、湘南ベルマーレはMF坂本のハットトリックなどで水戸ホーリーホックに5−1で圧勝し、勝ち点34で首位を堅持した。
2位のセレッソ大阪も4−2でザスパ草津を下し、勝ち点差2を守った。FC岐阜はファジアーノ岡山に4−0で快勝し、10試合ぶりの白星。東京ヴェルディは愛媛FCに1−0で競り勝った。
なお、湘南のMF坂本紘司が水戸戦で、岐阜のFW西川優大が岡山戦でそれぞれハットトリックを達成した。今季2、3度目でJ2通算では72、73度目。
★J1第11節徹底詳細
★
【京都がアウェーで貴重な引き分け】
FC東京0−0
京都(味スタ・18221人)
≪出場メンバー≫
【
FC東京】
GK:
20.権田修一
DF:
25.徳永悠平
4.ブルーノ・クアドロス
6.今野泰幸
5.長友佑都
MF:
10.梶山陽平
28.米本拓司
■=62分
18.石川直宏
(74分32.近藤祐介
■=89分)
22.羽生直剛
(59分19.大竹洋平)
FW:
24.赤嶺真吾
■=51分
(67分40.鈴木達也)
13.平山相太
【
京都】
GK:
21.水谷雄一
DF:
24.増嶋竜也
4.水本裕貴
14.李正秀
26.角田誠
MF:
22.渡邉大剛
7.佐藤勇人
16.安藤淳
11.林丈統
(62分8.中谷勇介)
FW:
20.パウリーニョ
(74分28.金成勇)
10.ディエゴ
(86分18.加藤弘堅)
京都はFC東京の猛攻をしのぎ、勝ち点1をもぎ取った。攻撃はパウリーニョとディエゴの2トップに任せ、守備を重視。相手にシュートを打たれても、守備陣がしつこく体を寄せるなどゴールは守り切った。
連敗を4で止めた前節の勝利に続き、劣勢の中で敵地で貴重な引き分け。加藤監督は「0−0だけど、アウェーで勝ち点を取れたのは選手の頑張りがあったから」と満足そうだった。
★平山、8試合ぶりスタメンも空砲
FC東京のシュート数は京都の倍以上の19本。中央、サイドと多彩に攻撃を仕掛けて敵陣深く攻め入りながら、ゴールネットは揺らせなかった。徒労感の残る0−0の引き分けに、城福監督は「勝ち点2を失った印象」と肩を落とした。
8試合ぶりに先発起用されたFW平山も4本のシュートが空砲に終わった。「ボールも回せて自分たちのやりたいことはできたが、最後のひと工夫がなかった」と反省した。
【救世主イ・グノ、全3得点に絡む】
磐田3−1
大宮(ヤマハ・9783人)
≪得点者≫
磐田:イ・グノ3、89、西40
大宮:藤本84
≪出場メンバー≫
【
磐田】
GK:
1.川口能活
DF:
5.駒野友一
6.那須大亮
3.茶野隆行
17.犬塚友輔
(63分15.加賀健一)
MF:
23.山本康裕
27.上田康太
11.西紀寛
(74分7.太田吉彰)
8.ジウシーニョ
(87分16.ロドリゴ)
FW:
33.イ・グノ
18.前田遼一
【
大宮】
GK:
21.江角浩司
DF:
25.土岐田洸平
6.片岡洋介
■=10分
3.マト
4.波戸康広
MF:
11.藤本主税
7.内田智也
(49分17.橋本早十
■=56分)
23.金澤慎
■=35分
14.パク・ウォンジェ
(83分10.デニス・マルケス)
FW:
9.石原直樹
13.藤田祥史
後半ロスタイム、磐田の李根鎬は左のゴールライン際でボールを持った。ドリブルで1人をかわし、さらにGKも抜き去って右足でネットを揺らす。「イメージ通りで完璧」。サポーターに投げキッスをして喜んだ。
先制点に追加点のアシスト、そして勝負を決定付ける終了間際の得点と圧巻の活躍だった。韓国時代に指導したことがある敵将の張外龍監督も「感無量」と、まな弟子の成長に目を細めた。
欧州移籍が叶わず、韓国Kリーグから日本に来た。開幕から第5節まで2分け3敗で最下位だった磐田に第6節の清水戦で加わると、いきなり2得点のデビュー。抜群のスピードと決定力で6戦6得点の大暴れを見せ、加入後は4勝1分け1敗とチームを蘇えらせた。
韓国代表でもエース級の活躍をするFWは「自分1人の力でなく、みんなが頑張っているから」と謙虚だが、紛れもなくチームの救世主である。
★大宮、イ・グノ止められず敗戦
大宮は守備にミスが目立ち、イ・グノを止められなかった。前半早々に自陣でマトのキックが金沢に当たり、韓国人FWにこぼれ球を拾われて痛恨の失点。その後もいいようにイ・グノに守備を切り裂かれた。
「イ・グノの対策はしていたけど、やられた」と張外龍監督。原因について「前線からの守備が遅れ、対応も遅れた」と苦言を呈した。
【横浜M、敵地で今季初勝利】
大分1−2
横浜M(九石ド・18245人)
≪得点者≫
大分:エジミウソン16
横浜M:中澤30、田中40
≪出場メンバー≫
【
大分】
GK:
1.西川周作
DF:
2.坪内秀介
6.森重真人
25.小林宏之
(75分21.東慶悟)
MF:
33.藤田義明
5.エジミウソン
(41分7.西山哲平)
11.鈴木慎吾
28.清武弘嗣
32.宮沢正史
FW:
8.金崎夢生
(80分18.住田貴彦)
20.高橋大輔
【
横浜M】
GK:
21.飯倉大樹
■=50分
DF:
15.金根煥
3.松田直樹
22.中澤佑二
■=66分
5.田中裕介
MF:
14.狩野健太
(85分29.長谷川アーリアジャスール)
17.兵藤慎剛
13.小宮山尊信
■=44分
FW:
11.坂田大輔
(71分19.齋藤学)
9.渡邉千真
(89分24.金井貢史)
10.山瀬功治
敵地での勝利も、逆転勝ちも今季初。競り勝った横浜Mが14日間で5試合を戦う過密日程を3勝2敗で締めくくった。木村監督は「(5戦のうち)最低でも三つ勝とうと話していた。勝てて良かった」とホッとした表情で話した。
0−1の前半30分、狩野の右CKに渡辺が頭で合わせた。惜しくもGKに弾かれたものの、こぼれ球に素早く反応した中澤が押し込み同点。攻め込みながらも先制を許す嫌な流れを完全に拭い去った。
同40分には松田のロングパスに田中がDFの背後に抜け出し、落ち着いて決めて勝ち越し。田中は「いいボールが来た。いい動きといいパスが重なった」と自画自賛の笑顔を浮かべた。腰痛をおしてフル出場した松田は決勝点をアシストするなど攻守に貢献。「勝てて良かった。失点しても勝てると思いながらやっていた」と胸を張った。
後半は不調の大分に攻め込まれるシーンはあったものの、守備陣も持ちこたえた。中澤は「内容はいまいちだったけど、勝ち切れたのは良かった」。勝ち点3に納得の表情を浮かべた。
★大分、逆転負けで泥沼8連敗
大分が横浜Mに1−2の逆転負けで、J参入後のワースト記録をさらに更新する8連敗を喫した。
前節の大宮戦(5日・NACK)で一発退場となったDF上本が出場停止。故障で離脱している高松とウェズレイに続き、左足を痛めた森島も疲労骨折の疑いで欠場。FWが足りない緊急事態にシャムスカ監督は本来MFの高橋と金崎を2トップに起用した。
大分は前半16分、MFエジミウソンのシュートがキーパーの手を弾き先制ゴール。しかし前半30分、セットプレーからのこぼれ球をDF中澤に左足で押し込まれ、横浜Mにすぐさま追い付かれると、40分にはDF松田の縦のクロスに守備陣の隙を突いたMF田中が合わせて勝ち越しを許してしまう。後半に入って、両チームともゴール前まで迫ったが、チャンスを生かせず得点には結びつかなかった。
昨季は堅守を武器にナビスコ杯初優勝、リーグ戦4位と大躍進した大分だが、今季は故障者続出で戦力が低下。最下位に低迷しており、トンネル脱出の道はなかなか見えない。
【8連敗の大分は主力がまた離脱】
大分は不調のチームに追い打ちをかけるように、前半35分過ぎにエジミウソンが負傷退場。次節の出場も難しくなり、昨季のレギュラー11人中5人がケガで戦線離脱する異常事態に陥った。
原靖強化部長は「取るならレギュラークラスを取らないと。調査を進めているのは事実」とFWを中心にアジア枠を使用しての補強に言及。シャムスカ監督の去就については「やるべきことをやっている」と話し、当面続投の方針を示した。
【千葉、今季ホーム初勝利】
千葉2−1
広島(フクアリ・14182人)
≪得点者≫
千葉:深井39、巻44
広島:高萩11
≪出場メンバー≫
【
千葉】
GK:
1.岡本昌弘
■=67分
DF:
2.坂本將貴
31.青木良太
4.ボスナー
13.和田拓三
MF:
16.谷澤達也
(57分10.工藤浩平)
8.中後雅喜
(75分3.斎藤大輔)
6.下村東美
5.アレックス
■=82分
FW:
9.深井正樹
(68分22.米倉恒貴)
18.巻誠一郎
【
広島】
GK:
34.中林洋次
DF:
24.森脇良太
(68分19.盛田剛平)
2.ストヤノフ
5.槙野智章
■=14分
MF:
14.ミキッチ
8.森崎和幸
6.青山敏弘
17.服部公太
(72分33.楽山孝志)
15.高萩洋次郎
(71分18.平繁龍一)
10.柏木陽介
FW:
11.佐藤寿人
千葉は今季ホーム初勝利。深井が同点ゴールを挙げた5分後の前半44分、左CKに巻が頭で飛び込んで決勝点を挙げた。J1通算50得点の節目のゴールに、巻は「少ないなと思う。でも僕らしい形のゴールだった」と照れ笑いした。
ようやく今季2勝目。最終節にJ1残留を決めた昨季と同じように、今季もシーズン序盤は出遅れている。混戦の中位グループに引き離されないためにも浮上のきっかけとしたいところ。ミラー監督は「勝てたことが一番大事。これで選手に自信も戻ってくる」と表情を緩めた。
★広島、リーグ戦8試合ぶりの黒星
広島の2失点は前半の残りわずかな時間帯に立て続けに許したもの。リーグ戦8試合ぶりの黒星にペトロビッチ監督は「ナイーブな失点をしてしまった」と悔やんだ。シュート数は22本で相手の8本を大きく上回り、攻勢の時間帯が長かったが、引いて守る千葉を崩し切れなかった。
無得点だった佐藤寿は「ハンドが見逃されたり、判定が千葉寄りだった」と不満を漏らしつつ、「でも2、3点目を取るチャンスはあった。問題は自分達にある」と反省した。
【新潟、しつこい攻めで山形撃破】
山形0−1
新潟(NDスタ・17171人)
≪得点者≫
新潟:矢野60
≪出場メンバー≫
【
山形】
GK:
1.清水健太
DF:
14.宮本卓也
3.レオナルド
(52分23.石井秀典)
22.園田拓也
13.石川竜也
MF:
11.北村知隆
19.秋葉勝
■=57分
17.佐藤健太郎
7.宮沢克行
FW:
16.キム・ビョンスク
(37分5.渡辺匠)
9.古橋達弥
(78分32.ジャジャ
■=89分)
【
新潟】
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
6.永田充
2.中野洋司
MF:
15.本間勲
10.マルシオ・リシャルデス
20.チョ・ヨンチョル
(89分28.松尾直人)
FW:
11.矢野貴章
(89分7.松下年宏)
16.大島秀夫
(81分13.木暮郁哉)
9.ペドロ・ジュニオール
敵地の観客席の半分をオレンジ色に染めた新潟サポーターと、万歳で4試合ぶりの白星を祝った。決勝ゴールを奪った矢野は「今日はどうしても勝ちたかった」と安堵の笑みを浮かべた。
しぶとい守りで健闘するJ1初昇格の山形を、さらにしつこい攻めで破った。FW登録のチョ・ヨンチョルを中盤に置き、5人の攻撃的な選手を起用した鈴木監督はその狙いを「前節は3点差を追い付かれたが、さらに攻撃的に」と説明。決め切れなかった前半を終えても「この戦いを踏襲するように。粘ってくれ」と指示した。
徹底した姿勢が後半15分に実る。ペドロ・ジュニオールのシュートが相手DFに当たって矢野の前に。「GKがこぼす球を狙っていた」というFWが幸運を冷静に生かし、ゴール右隅へ蹴り込んだ。前節の苦い引き分けを教訓に、集中力は最後まで落ちなかった。
リーグ序盤を終え、上位チームに食らい付いている。キャプテンマークを巻いた本間は「悪くはないが、もう少し伸ばせる。満足してる選手は1人もいない」。自信と貪欲さを兼ね備え、さらに上を狙う。
★山形、J1初の連敗
山形は攻めの中心となる古橋が3試合ぶりにけがから復帰。前半20分過ぎに左からの攻めで惜しいシュートを放つなど見せ場はつくったが、ゴールを奪えないまま敗れた。
エースFWの長谷川をケガで欠き、この日は守備の要レオナルドが脚を引きずりながら途中交代。シーズン序盤の勢いを失いつつあるが、小林監督は「こういう状況をどうしのいでいくか。それがJ1の苦しさでもあり、面白さでもある」と強気だった。
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【超サカFLASH】
★帰国
★
日本サッカー協会の犬飼基昭会長が9日、AFC総会が行われたマレーシアから帰国した。
★視察
★
日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長が9日に行われたスコティッシュプレミアリーグのレンジャーズvsセルティック戦を視察した。
★フル出場
★
サッカー女子の米プロリーグ、WPSでFW荒川恵理子が所属するゴールドプライドは9日、イリノイ州エドワーズビルでアスレティカと対戦し、0−1で敗れた。荒川はフル出場した。
★全治3ヶ月
★
J2のC大阪は本日、FWカイオが左足関節靱帯損傷で全治3ヶ月と診断されたと発表した。9日の草津戦で負傷した。
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