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2009.06.06.SAT
日本の4大会連続4度目のW杯出場が決定!!本日の超最新情報

INDEX

W杯出場決定
W杯アジア最終予選第8戦
グループA
ウズベキスタン代表0−1日本代表
カタール0−0オーストラリア
日本の4大会連続4度目のW杯出場が決定!オーストラリアは2大会連続3度目の出場が決定!

W杯出場決定
W杯アジア最終予選第8戦
グループB
北朝鮮0−0イラン
UAE0−2韓国
韓国の7大会連続8度目のW杯出場が決定!

J展望
明日7日はヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第6節&J2第20節!

復帰交渉
神戸がボルフスブルクの日本代表FW大久保嘉人(26)との復帰交渉を本格的に開始!

勝利
国際親善試合
フランス1−0トルコ
チェコ1−0マルタ
フランス、チェコはそれぞれ1−0で勝利!

交渉開始
インテルのスウェーデン代表FWイブラヒモビッチ(27)がバルセロナと本格的に移籍交渉を開始!バルサは移籍金約55億円を提示!

全治6〜8週間
バルセロナのスペイン代表MFイニエスタ(25)が右大腿部肉離れで全治6〜8週間!コンフェデレーションズカップは欠場!

新監督
ユベントスのフェッラーラ監督代行(42)が正式にユベントス新監督に就任!

toto好調の波紋
toto助成はスポーツ振興の頼れる「財布」となるか?

本日の超サカFLASH
レバークーゼンの新監督にハインケス氏(64)が就任ほか


本文
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W杯出場決定
W杯アジア最終予選第8戦結果

グループA:

日本時間6日()
23:05〜
ウズベキスタン代表0−1日本代表

会場:パフタコルスタジアム
観衆:30000人
主審:パスマ(シリア)
天気:曇り
気温:℃
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
日本:岡崎9

≪出場メンバー≫
ウズベキスタン代表
GK:
12.ネステロフ
DF:
4.トゥフタホジャエフ
5.イスマイロフ
2.カリモフ
3.スユノフ
(83分13.S・ジュラエフ)
MF:
8.ジェパロフ(cap)
9.アフメドフ
18.カパーゼ
6.J・ハサノフ
15.ゲインリフ=74分
(75分16.エルキノフ)
FW:
10.F・タジエフ
(61分11.ソリエフ)
ベンチ:
GK:
1.T・ジュラエフ
MF:
7.ハイダロフ
FW:
17.アンドレエフ
14.K・タジエフ

フォーメーション
(4-5-1)

    10
6   15   8
  18  9
3  2  5  4
    12

日本代表
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
3.駒野友一(磐田)
2.中澤佑二(横浜M)(cap)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
15.長友佑都(FC東京)=37分
MF:
10.中村俊輔(セルティック)=32分
(89分6.阿部勇樹(浦和))
17.長谷部誠(ボルフスブルク)=89分一発退場
7.遠藤保仁(G大阪)=59分
16.大久保嘉人(ボルフスブルク)
(69分12.矢野貴章(新潟))
14.中村憲剛(川崎)
(66分13.本田圭佑(VVV))
FW:
9.岡崎慎司(清水)
ベンチ:
GK:
18.都築龍太(浦和)
DF:
5.今野泰幸(FC東京)
MF:
8.橋本英郎(G大阪)
FW:
11.玉田圭司(名古屋)

フォーメーション
(4-5-1)

    9
16   14   10
   7  17
15  4  2  3
    1

≪各種データ≫
ウズベキスタン日本
ボール支配率:
49%:51%
シュート数:
23:16
直接FK数:
20:14
間接FK数:
7:2
CK数:
10:4
GK数:
10:15
PK数:
0:0
オフサイド:
5:1

カタール0−0オーストラリア
(ドーハ)

W杯アジア最終予選順位表
(第8戦終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループA:

1.オーストラリア 14
6 4 2 0 8 0 +8
2.日本 14
6 4 2 0 9 3 +6

3.バーレーン 7
6 2 1 3 5 6 -1
4.カタール 5
7 1 2 4 4 13 -9
5.ウズベキスタン 4
7 1 1 5 5 9 -4

…W杯出場

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア最終予選グループAの日本代表は6日、タシケントのパフタコルスタジアムでウズベキスタンと対戦、1−0で勝ち4大会連続4度目の出場を決めた。日本は6大陸に分かれた予選で2大会連続の突破第1号となった。
 日本は前半9分、岡崎慎司(清水)が左足でシュートした後、GKに弾かれたボールを頭で押し込み先制した。その後も激しい当たりをみせる相手と互角に渡り合い、最後まで集中力を切らさなかった。岡田武史監督は日本がW杯に初出場した1998年フランス大会の予選に続き、監督として2度目の突破を果たした。
 5チームのうち上位2チームが出場権を得るグループAで、日本は通算4勝2分けの勝ち点14とした。日本は残り2試合に敗れても、通算4勝1分け、勝ち点13のオーストラリア以外の3チームが日本を勝ち点で上回る可能性がなくなったため、日本の2位以上が確定した。
 日本と同じグループAのオーストラリアはアウェーでカタールと0−0で引き分け、勝ち点14でグループA首位を守り、2試合を残して2位以内が確定した。オセアニア連盟からアジア連盟に転籍後の初の予選参加で、2大会連続3度目の出場が決まった。
 W杯南アフリカ大会は32チームが参加して来年の6月11日から7月11日まで9都市の10会場を舞台に開催され、今年の12月にはケープタウンでグループリーグの組み合わせ抽選会が行われる。

駒野友一
「ウズベキスタンはサイドが起点。つぶせればと思っていた。守り切れて良かった。(W杯)本番でもピッチに立てるようにレベルアップしたい」

中澤佑二
「うれしいです。苦しい試合だったけど、1−0という最高の結果が出た。最後は非常に押し込まれたが、ワールドカップへ行きたいというチームの強い気持ちが出た」

田中マルクス闘莉王
「最高。レフェリーにも相手にも勝って、これ以上ない。試合はサッカーにならず、戦いみたいな感じだったが、それに負けなかったことが良かった」

長友佑都
「みんなで本当に1つになって戦えた。両サイドの連係はうまくできたと思う。すごくうれしい」

長谷部誠
「積み上げてきたものが報われた。相手に押し込まれたが、最後の最後で体を張って止めようと思っていた」

遠藤保仁
「苦しい時もあったが、みんなで勝ち取って満足している。今日はDFも前線もよく守って、何度かピンチもあったがゼロで抑えられた。これが最終目標ではないので、さらに強くなりたい」

大久保嘉人
「とにかくうれしい。完全アウェーで審判もアウェー。絶対に勝とうと思った。日本は確実に強くなっていると感じる」

中村憲剛
「今までで一番苦しかった。いい形で試合に臨んで勝つことができた。課題もあるが、自分としては手応えの方を感じている。前を向いて進みたい。今はうれしい気持ちで一杯」

岡崎慎司
「アウェーのキツさというのはあった。本当にうれしい。今までキリンカップとかでしか決めていなかったので、やっとチームのためになれた。(W杯)ベスト4を目指すので、もっとレベルアップしていきたい。これから始まる」

日本代表・岡田武史監督
「タフな戦いだったが、選手達がひるむことなくよく戦ってくれた。これからチャレンジが始まる。こんなチャレンジをさせてもらえてワクワクしている。感謝の気持ちで一杯」

ウズベキスタン・カシモフ監督
「日本はおめでとう。我々は負けられない試合に負けてしまった。いい内容を見せることはできた」

日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「久しぶりにアウェーの洗礼を受けたが、選手が冷静に戦ってくれた。勝つつもりだったが、ホッとしている。応援の力が選手をあれだけ動かしてくれた」

日本代表メンバー25名
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
18.都築龍太(浦和)
川島永嗣(川崎)
DF:
2.中澤佑二(横浜M)
山口智(G大阪)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
3.駒野友一(磐田)
5.今野泰幸(FC東京)
15.長友佑都(FC東京)
槙野智章(広島)
内田篤人(鹿島)
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
8.橋本英郎(G大阪)
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
松井大輔(サンテティエンヌ)
6.阿部勇樹(浦和)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)
13.本田圭佑(VVV)
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
16.大久保嘉人(ボルフスブルク)
12.矢野貴章(新潟)
9.岡崎慎司(清水)
興梠慎三(鹿島)

【日本が4大会連続出場決める】
 日本は前回のドイツW杯に続き2大会連続で世界で一番早いW杯切符獲得国となった。日本は前半9分にFW岡崎が頭でゴールを決め先制。1点を守り切った。
 日本は試合開始早々の前半9分、FW岡崎慎司(清水)がヘディングでゴールを決めて1−0と先制。その後もFW大久保嘉人(ボルフスブルク)らがシュートを連発してウズベキスタンゴールを攻めるも、前半は1−0で折り返した。
 追加点が欲しい日本は後半2分、再び大久保がいきなりシュートを放つなど攻撃全開。しかし、ウズベキスタンのスユノフが、ゴール前にスルーパスを出しGK楢崎が直接キャッチするなどピンチを迎える。そのままウズベキスタンの攻撃は緩むことなく、日本は後半は守りの時間が多くなった。
 日本はそのまま後半20分にDF長友佑都(FC東京)、28分に途中出場のMF本田圭佑(VVVフェンロ)らがシュートを放ち、MF中村俊輔(セルティック)もFKで直接ゴールを狙うなどしたが追加点は奪えず。
 終了間際にはMF長谷部誠(ボルフスブルク)が一発退場、岡田監督が退席処分になるなどしたが、1−0で何とか逃げ切った。

【苦難乗り越え2度目のW杯】
 岡田武史監督は就任時にこう語っていた。「人生とは分からないもの」。12年前、監督業のスタートを切った因縁深いタシケントで再び日本代表を率い、W杯への出場権を掴み取った。大きな苦難を乗り越え、歓喜の瞬間を迎えた指揮官は「これで目標に向かってスタートラインに立てた。これからはチャレンジだ」と言った。「世界の4強入り」に向けた新たな戦いが待ち構える。
 1997年10月、W杯アジア最終予選のさなか、加茂周監督の更迭に伴ってコーチから監督に昇格した。初采配がタシケントでのウズベキスタン戦だった。その後、日本を悲願のW杯初出場へと導き、JリーグでもJ1の横浜F・マリノスで2連覇を達成した。
 強気で、一切の妥協を許さない。その姿勢に微妙な変化が表れたのは2006年8月、成績不振に陥ったマリノスを辞任した頃だった。その年の秋、岡田監督は香川県の山奥にある禅道場を1人で訪れ、知人の僧侶、野田大燈氏に悩みを打ち明けている。
 身内に不幸があり、試合中もそのことが頭から離れない。「勝負師として駄目だと思う」。素直に吐露した。野田氏は指導者として行き詰まっているように見えたという。強気な男が弱さをさらけ出した。
 その時、野田氏は「平常心」という禅の言葉を紹介した。ありのままの心に向き合うという意味がある。岡田監督は「座右の銘にします」と言い、座禅を組んで自分を見つめ直した。そうやって自ら悩みを断ち切っていったようだ。2007年11月、オシム前監督が脳梗塞で倒れ、後任の打診がきた時には「迷うときりがない。平常心でいきます」と野田氏に報告した。
 今回、ウズベキスタンに出発する前、岡田監督は選手を集めて「平常心」を説いた。そして、選手達は敵地でも心を乱すことなく、勝利を手にした。41歳でW杯出場を決めた時よりトレードマークの眼鏡は少しだけ小さくなった。だが52歳の今、何事にも動じない大きな心が内面には宿っている。

【コンセプト、徐々に浸透】
 岡田ジャパンが早々に南アフリカ行きを決めた。前回ドイツ大会の予選では薄氷を踏むような勝ち方の試合もあったが、今回は3次予選から通して見ても、比較的楽に勝ち抜けた印象だ。最終予選をここまで無敗で乗り切ったことも評価できる。
 唯一の黒星は、昨年3月の3次予選、アウェーのバーレーン戦。オシム前監督の急病により代表監督に就任し、準備期間が少なかったとはいえ、日本らしいパスサッカーを全く発揮できずに完敗した。「選手の持っている力を出させてやれなかった。指導者として屈辱的だった」と岡田監督が振り返った敗戦が転機となった。
 ここで岡田監督は「脱オシム流」を宣言。素早い攻守の切り替え、ボールを奪ってからのシンプルな攻めなど自らの掲げるコンセプト(基本戦術)の徹底を目指した。しかし、急に身に付くものでもなかった。昨年8月に選手が約2ヶ月ぶりに集まったウルグアイ戦は、チーム戦術が全く機能せず敗れた。
 それでも、チームは試合を重ねるたびに理解を深め、連係を高めていった。5月下旬のキリンカップでは新人も加わり、今までにないメンバー構成で臨みながも、2試合とも4−0完勝。常々、監督が口にする「どんなメンバーでも、どんな相手でも同じサッカーできる」という領域に近づいた。
 主将の中澤もウズベキスタン戦直前に「チームコンセプトを全員が理解し、誰が出ても最低限のことはできる」と手応えを口にした。そして、見事に敵地でウズベキスタンを打ち破った。

【「世界を驚かす」Tシャツで水かけ】
 試合終盤はピンチの連続だったが、耐え抜いて4大会連続の出場切符を掴んだ。選手らは試合後にスタッフから手渡された「世界を驚かす覚悟がある」と胸に記された記念Tシャツを着用。“シャンパンファイト”の代わりとばかりに、ペットボトルの水を岡田監督に大量に浴びせて喜びを爆発させた。
 岡田監督はW杯でアジア勢史上最高に並ぶベスト4進出を目標に掲げている。試合後に「これからが勝負。スタートラインに立った」と話した指揮官に率いられた日本は、来年の夢舞台での飛躍を誓う。

【岡崎が電光石火の先制点】
 前半9分、中村憲の浮き球のスルーパスに抜け出したのは、岡崎だった。左足で放ったシュートがGKに弾かれても、そのまま猛進。こぼれ球に頭から突っ込んで、何よりも欲しかった先制点を電光石火で奪い取った。
 最終予選初ゴール。直前のキリンカップでは2戦連続ゴールを挙げるなど、絶好調でタシケント入りした。「ゴールを取ってやろうと思う。自信はある」。23歳ながら風格さえ漂わせて宣言した通りの働きだった。
 高校時代は強烈なシュート性のボールを頭で合わせる練習を繰り返したという。それだけにヘディングへの執着は人一倍。コーチから授かった「一生ダイビングヘッド」という言葉を今も大事にしている。
 恐怖や痛みに臆せず、常にボールへとしがみつくような泥臭さが真骨頂だ。先制点は「これぞ岡崎」だった。

【俊輔「勝てたことが何より」】
 先発出場したMF中村俊輔(セルティック)は試合後、「後半はほぼ守備に追われた難しい試合だったが、楢崎さんをはじめ、みんな一生懸命ボールを追いかけて、勝てたことが何より良かった。こういう難しい中でも勝ち点3にこぎつけて(チームとして)新しい引き出しができたと思う」と喜びを語った。

【センターバックが実力発揮】
 中澤、闘莉王のセンターバック陣が高い集中力で、最後までウズベキスタンにゴールを許さなかった。
 前半から相手にシュートを打たれる場面もあったが、闘莉王は体を投げ出して阻止した。中澤も高さのある相手に対し、クロスをヘディングでクリアし続けて守った。
 日本国籍を取得した闘莉王は「夢にも見られなかったような遠い存在」と表現したW杯を、自らの力で引き寄せた。日本の誇る不動のコンビが大一番で力を発揮した。

【日本、終盤に退場者相次ぐ】
 日本は終盤に退場者が相次いだ。後半44分に長谷部が相手選手へのラフプレーで一発退場に。直後には岡田監督まで退席処分を受けた。ともに納得いかない様子で、判定に怒りをあらわにしながら下がった。
 岡田監督は「選手に指示を出していたら退場になって信じられない。ああいう審判がいるのか」と、あきれ顔だった。

【ウズベクへ「弾丸ツアー」 】
 4大会連続ワールドカップ(W杯)出場まで、あと1勝に迫ったサッカー日本代表とウズベキスタン代表の試合。日本からは、熱狂的なサポーター約150人が0泊3日の強行日程を組んだ「弾丸ツアー」で、ウズベキスタンの首都・タシケント入りした。高度1万メートルの上空では「ニッポン」コールも飛び交い、さながらスタジアムにいるような雰囲気。一番乗りでの出場決定となる運命の1戦を盛り上げた。
 ウズベキスタンと日本を結ぶ定期便は週に2便しかないため、日本サッカー協会が特別に日本航空のチャーター便を手配してツアー(価格・16万7000円)を組んだ。機内では、客室乗務員が日本代表のブルーのユニホーム姿でお出迎え。テレビでは過去の日本代表の試合が流され、機内食には験を担いだカツ丼も登場した。機長は過去何度も弾丸ツアーを担当し、「勝率100%」を誇るベテランだ。
 定員400人のボーイング機が使われ、行きの機内は空席だらけの状態だが、帰路は約250人の選手やスタッフが乗り込んで満席になる。窮屈になるが、東京都の会社役員、北田政彦さん(56)は「一緒に帰れるとそれだけで選手と一体になった気になれる。野球にはない。それがいいんですよ」と話した。
 弾丸のように速く往復の便が同じでその航空機のたどる軌跡が、ライフル弾のようなことで名付けられたと弾丸ツアー。「歴史的な1戦だし、サッカーに没頭するのもいいんじゃないですか」。サポーターは口を揃えた。

≪超サカ採点表≫
ウズベキスタン代表
GK:
12.ネステロフ 5.5
反応の良いセーブ見せるも1失点
DF:
4.トゥフタホジャエフ 5.5
大久保に仕事させず
5.イスマイロフ 6.0
空中戦に強さを発揮
2.カリモフ 5.5
岡崎に裏を取られ失点
3.スユノフ 5.5
攻撃参加でミドル狙う
(83分13.S・ジュラエフ --)
MF:
8.ジェパロフ 6.0
セットプレーで精度の高いボール入れる
9.アフメドフ 5.5
攻撃にはほとんど絡めず
18.カパーゼ 6.0
前線に絡んで攻撃に厚み与える
6.J・ハサノフ 6.0
ドリブルからチャンスメイク
15.ゲインリフ 6.0
テクニック生かして攻撃にアクセント
(75分16.エルキノフ 5.5)
見せ場作れず
FW:
10.F・タジエフ 5.5
前半序盤は体の強さを生かしてタメ作る
(61分11.ソリエフ 5.5)
何度かチャンス作った
日本代表
GK:
1.楢崎正剛 6.5
シュート&ハイボールへの処理が安定していた
DF:
3.駒野友一 5.0
ハサノフのドリブルに苦戦
2.中澤佑二 6.5
ゴール前で壁になった
4.田中マルクス闘莉王 6.5
ポジショニング良くクロスボールを跳ね返す
15.長友佑都 5.5
守備に追われる場面が目立った
MF:
10.中村俊輔 5.5
ボールをキープできず、タメ作れなかった
(89分6.阿部勇樹 --)
17.長谷部誠 6.5
退場するも、攻守に体を張り効いていた
7.遠藤保仁 5.5
相手に押し込まれてパスをさばけず
16.大久保嘉人 5.0
ほとんど存在感なかった
(69分12.矢野貴章 --)
必死でボールもらおうと動いた
14.中村憲剛 6.0
絶妙パスで決勝点を演出
(66分13.本田圭佑 5.5)
体の強さは見せるも、ボールキープできず
FW:
9.岡崎慎司 6.0
果敢な飛び込みで決勝ゴールをGET


W杯出場決定
W杯アジア最終予選第8戦結果

グループB:

北朝鮮0−0イラン
(平壌)

UAE0−2韓国
(アブダビ)
≪得点者≫
韓国:パク・チュヨン5、キ・ソンヨン37

W杯アジア最終予選順位表
(第7戦終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループB:

1.韓国 14
6 4 2 0 11 3 +8

2.北朝鮮 11
7 3 2 2 7 5 +2
3.サウジアラビア 10
6 3 1 2 8 8 ±0
4.イラン 7
6 1 4 1 6 6 ±0
5.UAE 1
7 0 1 6 6 16 -10

…W杯出場

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBは6日、第8戦の全2試合が行われ、韓国が本大会出場を決めた。
 韓国は朴主永のゴールなどでUAE(アラブ首長国連邦)を2−0と下し、同14で7大会連続8度目のW杯出場を勝ち取った。同11の北朝鮮、同10のサウジアラビア、同7のイランが本大会へ自動出場できる残り1枠を争う混戦になっている。
 平壌では北朝鮮vsイランが行われ、0−0で引き分けた。44年ぶり2度目の本大会出場を目指す北朝鮮は勝ち点11で、残り1試合。イランは同7で2試合を残す。
 勝ち点10のサウジアラビアは試合がなかった。


J展望
Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第6節日程

7日()

グループA:
13:00〜
広島vs新潟
(広島ビ)
14:00〜
大宮vs横浜M
(NACK)
15:00〜
磐田vs大分
(ヤマハ)

グループB:
13:00〜
山形vs
(NDスタ)
16:00〜
神戸vs清水
(ホムスタ)
18:00〜
千葉vs京都
(フクアリ)

J2第20節日程

7日()
13:00〜
仙台vs岐阜
(宮城ス)
13:00〜
水戸vs甲府
(ひたちな)
13:00〜
岡山vsC大阪
(岡山)
13:00〜
熊本vs横浜FC
(水前寺)
16:00〜
札幌vs鳥栖
(札幌ド)
16:00〜
富山vs東京V
(富山)
16:00〜
福岡vs草津
(レベスタ)
18:30〜
徳島vs栃木
(鳴門大塚)
9日(火)
19:00〜
愛媛vs湘南
(ニンスタ)

NEW!
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第6節出場停止選手

平山相太(FC東京)
マルシオ・リシャルデス(新潟)

J2第20節出場停止選手

中原貴之(仙台)
菅和範(岐阜)
柴小屋雄一(愛媛)
渡邉将基(鳥栖)

 J2は、リーグ戦51試合のうち19試合が終わり、全日程の中盤に入った。今季はJ1への昇格枠が「3」に増え、勝ち点43で並ぶ1位の湘南、2位のC大阪を筆頭に、4チームが「昇格圏内」で争っている。
 昨季から「3回戦総当たり方式」を採用しているJ2。今季は富山、岡山、栃木の3チームが新たに加盟し、各チームのシーズン試合数は過去最多の51試合になった。また、今季はJ1の16〜18位とJ2の1〜3位が自動的に入れ替わり、J1との入れ替え戦は行わない。ピッチ湿度の高い梅雨時や、高温下での夏場の試合を、どう乗り切るかが昇格争いのカギにもなってくる。
 第19節を終えた順位は、1位湘南(勝ち点43)、2位C大阪(同43)、3位仙台(同41)、4位甲府(同38)の4チームが順調に勝ち星を伸ばし、5位札幌(同31)以下との差を広げつつある。昨季は5位に甘んじた湘南は、北京五輪の日本代表監督を務めた反町康治氏を招聘。戦力、戦術的な整備を進めて開幕戦から5連勝で波に乗り、上位争いに加わった。
 「J1で戦えるチームにすることを求められている」と語る反町監督は、1999年(当時のチーム名は平塚)以来のJ1昇格に向けた長期戦を「いい時も、悪い時も軸をブレさせずに信念を持ってやっていくことが大事」と語る。ほぼ中3日でリーグ戦が続くため、今季からは遠征で試合後宿泊して帰る際、現地で練習する方式を採って体力の回復に努めるなど、工夫を凝らしているという。
 一方、昨季は7位で3年ぶりのJ1昇格を目指す甲府は開幕から10試合を6勝3分け1敗で乗り切った。安間貴義監督は「連敗をしない」「夏場に向けて的確な補強をする」などを今後のポイントに挙げ、好調の理由を「負けても試合の反省点をきちんと整理した上で、顔を上げて次の試合に臨むこと」と話した。


復帰交渉
 J1のヴィッセル神戸がドイツブンデスリーガのボルフスブルクに所属する日本代表FW大久保嘉人(26)と復帰交渉を本格的に進めていることが本日6日、明らかになった。
 和田チーム統括本部長は「本人も復帰したいと話していると聞いているし、神戸としても大久保が加われば大きな戦力になる。後は移籍金で折り合いが付くかどうか」と話した。大久保は昨季まで神戸に所属。今年1月に2011年6月30日までの契約でボルフスブルクに移籍したが、出場機会に恵まれていなかった。


勝利
国際親善試合結果

フランス1−0トルコ
≪得点者≫
フランス:ベンゼマ39=PK

チェコ1−0マルタ
≪得点者≫
チェコ:ネチド77

シリア6−0シエラレオネ
≪得点者≫
シリア:アマイール11、81、ゼイノ34、38、ラフェ80、85

 国際親善試合は5日、フランスのリヨンなどで行われ、フランスがトルコを1−0で下した。前半39分にアネルカが相手ゴール前で倒され、この反則で得たPKをベンゼマが決めた。
 なお、この試合ではトルコサポーターが陣取ったスタンドから発炎筒が投げ込まれたため、プレーの一時中断が余儀なくされたほか、その際に1人のトルコサポーターがピッチに乱入するというトラブルが起きている。
 チェコはマルタに1−0で勝利した。


交渉開始
 去就が注目されているイタリアセリエA、インテルのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(27)が、バルセロナ(スペイン)に移籍する可能性が浮上した。バルセロナがイブラヒモビッチ獲得に向け、本格的に交渉を開始したことが5日、明らかになった。
 今季セリエAで25得点を挙げ、得点王に輝いたイブラヒモビッチだが、以前からクラブへの不満を口にし、新たな移籍先を求めてシーズン終了後の退団をほのめかしてきた同選手に対し、インテルのジョゼ・モウリーニョ監督と、マッシモ・モラッティ会長は残留を願うコメントを出してきた。しかし、両者は5日に予算に関する話し合いを行い、その後、モラッティ会長がスペインのホテルでバルセロナのジョアン・ラポルタ会長と食事をともにしている姿が見られた。
 イブラヒモビッチの代理人であるミノ・ライオラ氏は「私に分かるのは、両クラブが合意するなら、我々はバルセロナ移籍で合意することに何も問題はないだろう、ということだけ」とコメントしている。
 この交渉の争点となるイブラヒモビッチの移籍金については、イタリアの各メディアは、最終的には4000万ユーロ(約55億円)程度に落ち着くと推測している。
 なお、今回の移籍では、バルセロナがFWサミュエル・エトーをインテルに交換トレードする条件が加わる可能性があるとも報道されている。


全治6〜8週間
 スペインリーガエスパニョーラ、バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(25)が、間もなく開幕するコンフェデレーションズカップ(14〜28日・南アフリカ)を欠場することが5日、明らかになった。同日に行われた精密検査の結果、傷めていた右大腿部肉離れの状態が深刻であることが判明した。
 スペインサッカー連盟の医療担当者は記者会見で「再発する恐れが高い。彼はすでに欧州チャンピオンズリーグ決勝でこのケガを負っている。我々は再びこうしたことが起こることを避けたい」とコメント。イニエスタは全治6〜8週間の戦線離脱を余儀なくされる見込みだが、詳細についてはバルセロナのメディカルスタッフに委ねられるという。
 イニエスタは5月10日に行われたリーガエスパニョーラ第35節のビジャレアル戦で右太ももを負傷。同27日のCL決勝のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)戦でピッチに立ち、優勝に貢献したが、この試合で再び同箇所を傷めていた。
 2010年W杯の前哨戦とも言えるコンフェデレーションズカップの欠場が決まったことについて、イニエスタは「シーズンを終えた直後にこうなるとは残念。でも、関係者全てにとって、これが最良の決定であることは確かだ」と語っている。
 なお、同じスペインのバレンシアはクラブ公式HP上で、イニエスタの代役として同クラブ所属MFパブロ・エルナンデスが招集される見込みと発表した。
 ユーロ2008(欧州選手権)で魅力的なサッカーを披露して欧州王者となったスペインは、2010年W杯予選でも6戦6勝と好調を保っており、コンフェデレーションズカップ優勝の筆頭候補。同大会ではグループAに所属し、14日にオセアニア王者ニュージーランドと対戦し、その後アジア王者イラク、ホスト国南アフリカと顔を合わせる。
 新たなスペイン代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
イケル・カシージャス(レアル・マドリード)
ペペ・レイナ(リバプール:ENG)
ディエゴ・ロペス(ビジャレアル)
DF:
ラウル・アルビオル(バレンシア)
アルバロ・アルベロア(リバプール:ENG)
ホアン・カプデビラ(ビジャレアル)
カルロス・マルチェナ(バレンシア)
ジェラール・ピケ(バルセロナ)
カルレス・プジョル(バルセロナ)
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
MF:
シャビ・アロンソ(リバプール:ENG)
セルジ・ブスケッツ(バルセロナ)
サンティ・カソルラ(ビジャレアル)
セスク・ファブレガス(アーセナル:ENG)
シャビ・エルナンデス(バルセロナ)
ダビド・シルバ(バレンシア)
パブロ・エルナンデス(バレンシア)
フアン・マタ(バレンシア)
アルベルト・リエラ(リバプール:ENG)
FW:
ダビド・ビジャ(バレンシア)
ダニエル・グイサ(フェネルバフチェ:TUR)
フェルナンド・トーレス(リバプール:ENG)
フェルナンド・ジョレンテ(アスレティック・ビルバオ)


ENG=イングランド、TUR=トルコ


新監督
 サッカーのイタリアセリエAのユベントスは5日、来季の新監督にチロ・フェッラーラ氏(42)が就任すると正式に発表した。契約期間は2年。
 フェッラーラ氏はイタリア代表コーチを務める傍ら、ユースチームの監督も務め、先月クラウディオ・ラニエリ前監督が解任された後、今季の残り2試合を監督代行として指揮していた。
 ユベントスは今季2位となり、来季の欧州チャンピオンズリーグ本戦出場権を獲得した。
 フェッラーラ氏は現役時代にユベントスの一員として7度のリーグ優勝に貢献し、さらに1996年には欧州チャンピオンズリーグを制覇。なお、監督就任に伴い、イタリア代表コーチは辞任する。


toto好調の波紋
 東京都目黒区は2009年度、区立の3小学校の校庭を人工芝化する。スポーツ振興くじ(toto)の売り上げによる「地域スポーツ施設整備助成」で、くじを運営する日本スポーツ振興センターから6750万円の交付が認められた。区の負担は2250万円。総事業費の4分の3は、totoの助成によって賄われる。
 区教委の板垣司・学校施設計画課長はtoto助成を「地方自治体にはのどから手が出るほど欲しい助成です」と語る。区は2004年度から区立小・中学校のグラウンドの芝生化を進めている。これまで都や国の支援を受けたこともあったが、助成の割合は多くて総事業費の3分の1。3分の2は区の持ち出しだ。それに比べ、toto助成は「自己負担分」が4分の1で済み、破格の好条件となる。
 しかし、学校施設計画課がtoto助成の「好条件」を知ったのは08年度という。それまではtotoの売り上げ低迷期が続き、助成を期待できる状態でもなかった。「そんな条件の良い助成金があるとは知らなかった」と板垣課長。くじを所管する文部科学省企画・体育課も「自治体の認知度が上がっていない」とみる。
 グラウンドの芝生化が柱となる「施設整備」の2009年度の助成件数は70件で計約12億4900万円。総合型地域スポーツクラブの757件(約17億4300万円)を件数で大きく下回った。08年度、totoは過去最高の897億円を売り上げたが、助成申請が少なく、50億円が余る形となった。その一因は施設整備助成の申請の少なさにあった。
 自治体の動きが鈍かった理由について、センターの担当者は「昨年11月から申請を受け付けたが、各自治体の2009年度予算案が固まる時期だった。それがネックとなったのでは」。また、申請手続きが煩雑であることや、芝生の維持管理まで助成対象とならないことも背景にある、と指摘する関係者もいる。
 5月下旬から追加募集が始まったが、toto助成はスポーツ振興の頼れる「財布」となるか。真価を問われるのは、これからとなる。


超サカFLASH

合宿終了
 J1川崎が5日、北海道・七飯町キャンプを打ち上げた。

実戦復帰
 左足底腱膜炎で離脱していたJ1のFC東京DF茂庭照幸が5日、早大との練習試合で実戦復帰した。

獲得
 J2の甲府は5日、ブラジル人FWガウボン(26)を完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は6月1日から来年の1月1日まで。2005年には広島でプレーした経験がある。

優勝
 サッカーの関西学生選手権最終日は本日、大阪市の長居陸上競技場で行われ、決勝は関大が3−1で大院大を下し、3年ぶり5度目の優勝を果たした。関大は前半16分に藤沢のミドルシュートで先制。同27分には金園、後半36分には佐藤のシュートで突き放した。3位決定戦は同大が1−0で立命大に勝った。この結果、関大、大院大、同大が8月に行われる全日本大学トーナメントに出場する。

新監督
 イタリアセリエA、カターニャの監督を5月に辞任したワルター・ゼンガ氏が、同じイタリア・シチリア島の宿敵、パレルモの新監督に就任することで3年契約を結んだことが5日、明らかになった。パレルモとカターニャは熾烈なライバル意識で知られており、2年前に行われたダービーマッチではスタジアムの外で発生した暴動に巻き込まれ、警官1人が殺されるという事件が起きている。

新監督
 ドイツブンデスリーガのレバークーゼンは5日、来季の新監督にユップ・ハインケス氏(64)を招聘したと発表した。今季同チームを率いてきたブルーノ・ラッバディア氏(43)はハンブルガーSVの新監督に就任する。


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