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2009.09.12.SAT
J1第25節第1日、鹿島vs川崎の天王山対決は降雨ノーゲーム!!本日の超最新情報

INDEX

ノーゲーム
J1第25節第1日
清水1−0大宮
京都2−1FC東京
千葉0−1新潟
広島3−2横浜M
鹿島vs川崎
名古屋2−3
G大阪3−2神戸
首位天王山は鹿島1−3川崎の後半29分、豪雨のために試合中止でノーゲーム!広島は4連勝で3位キープ!4位清水はヨンセンの決勝弾でホーム20戦連続無敗!5位G大阪は二川孝広が2ゴールの活躍!
J2第39節第1日
富山0−2岐阜
熊本2−1鳥栖
熊本は競り勝って暫定13位浮上!鳥栖は連勝が3でストップ!

最終調整
エスパニョールの日本代表MF中村俊輔が本日のレアル・マドリード戦に向けて最終調整!

国有化を要望
熱心なサッカーのファンとして知られるボリビアのモラレス大統領が同国代表チームの国有化を熱望!

6試合出場停止
ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦の川崎戦(6日・日産ス)で相手選手への暴力行為と主審への乱暴な行為があった横浜MのGK飯倉大樹(23)に6試合の出場停止処分!

窮地に立つマラドーナ
W杯南米予選で、国民的英雄マラドーナ監督(48)が率いるアルゼンチンが窮地!

米サッカーで孤軍奮闘
アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)初の日本人選手、コロラド・ラピッズ所属のDF木村光佑(25)が孤軍奮闘!

本日の超サカFLASH
左太ももの負傷で離脱しているグルノーブルMF松井大輔は本日のボルドー戦も欠場ほか


本文
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ノーゲーム
J1第25節第1日結果

清水1−0大宮
(アウスタ・13169人)
≪得点者≫
清水:ヨンセン4

京都2−1FC東京
(鴨池・8106人)
≪得点者≫
京都:ディエゴ0、金成勇85
FC東京:石川60

千葉0−1新潟
(フクアリ・14108人 )
≪得点者≫
新潟:矢野20

広島3−2横浜M
(広島ビ・12126人)
≪得点者≫
広島:柏木26、46、ストヤノフ35
横浜M:山瀬31、渡辺55

鹿島vs川崎
(カシマ)
※鹿島1−3川崎の後半29分、豪雨のために試合中止でノーゲーム
鹿島1−3川崎
≪得点者≫
※記録には残らず
鹿島:マルキーニョス30
川崎:鄭大世19、32、ジュニーニョ66

名古屋2−3
(瑞穂陸)
≪得点者≫
名古屋:吉田71、玉田89=PK
柏:大津38、村上60、ポポ82=PK

G大阪3−2神戸
(万博・17205人)
≪得点者≫
G大阪:二川15、64、ルーカス22
神戸:茂木26、大久保57=PK

J1第25節最終日日程

13日()
15:00〜
浦和vs山形
(埼玉)
18:00〜
大分vs磐田
(九石ド)

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第25節第1日は本日12日、県立カシマサッカースタジアムなどで7試合が行われ、首位・鹿島アントラーズと2位・川崎フロンターレの首位攻防戦が行われたが、川崎が3−1でリードしていた後半29分ごろ、激しい雨のため試合はノーゲームとなった。川崎の選手は、ピッチに出て試合続行をアピールしたが、試合は日程を改めて90分間の代替開催となった。
 Jリーグのデータセンターによると、J1で中止となった例はデータのある1996年以降で3度あるという。
 サンフレッチェ広島は横浜F・マリノスを3−2で破り、4連勝で勝ち点を43に伸ばして3位キープ。
 4位清水エスパルスはヨンセンの得点を守り抜き1−0で大宮アルディージャを下し、10試合連続負けなし、ホームでは20試合連続無敗とした。
 5位ガンバ大阪は二川の2得点などでヴィッセル神戸に3−2で競り勝ち、柏レイソルは3−2で名古屋グランパスを振り切って16位に浮上した。
 京都サンガは2−1でFC東京を振り切り、アルビレックス新潟は矢野が決勝点を挙げて1−0でジェフ千葉に勝ち、9試合ぶりの白星を飾った。

【川崎リードも、雨に流された鹿島戦】
 鹿島vs川崎(カシマ)は1−3で川崎リードで迎えた後半29分に降雨が強くなり主審が中断。しかし、降雨は激しさを増し、グラウンドコンディション不良のため中止となった。代替開催などの詳細は未定。
 この試合は、残り10試合と終盤に迫ったJ1の首位鹿島と2位川崎の天王山だった。川崎は勝ち点7差で追っており、リードしたまま試合を終えていれば、勝ち点4差と急接近していた。それだけに試合中止の報を受けた選手、サポーターは猛抗議。怒りの収まらない一部の選手はピッチ上に出て、座り込みを行うなどして試合続行をアピールした。

【やり切れない川崎イレブン】
 鄭大世が、雨の降り続くピッチに座り込んだ。森は怒りをあらわにする。3−1とリードして試合終盤に差しかかった中でのまさかの中断、そして中止。川崎の選手がやり切れない表情でロッカーへ引き揚げた。
 勝ち点7差で迎えた首位鹿島との決戦。前半は鄭大世の2ゴールで2−1とリード。後半にはジュニーニョが追加点を奪い、勝利に大きく近づいた。だが、激しい雨で29分に審判団が中断を決定。そのまま試合が再開されることはなく、鄭大世は「納得できるわけがない。こんなのおかしい」と怒りをにじませた。
 鹿島にとっては、敗戦濃厚な試合を雨に救われた形となった。岩政は「全体的にチームはいいサッカーをしていたが、3失点は残念。ただ、結果はまだ出ていない」と淡々と振り返った。
 0−0で試合を最初からやり直すのか、3−1と川崎がリードした後半29分から試合を再開するのか。決定は15日のJリーグ理事会に委ねられた。鄭大世は「これで試合を最初からやるのは普通なことじゃない。川崎側の意見をリーグ側はくみ取ってほしい」と語気を強めた。

【柏木が自身リーグ初の2得点】
 ピッチ上で最も輝いていたのは広島の背番号「10」、柏木だった。自身リーグ初の1試合2得点で今季通算8ゴール。4連勝の立役者は「ここまできたら優勝目指していきたい」と声を弾ませた。
 どちらも価値ある質の高い得点だった。前半26分、ゴールほぼ正面でボールを受けると、迷わず利き足ではない右足を振り抜いた。約20メートルの鋭いミドルシュートは相手GKの手をかすめ、ゴール左隅への先制点。「右足に自信なかったけど、打った瞬間、入ったと思った」と言う。2−1の後半1分には、こぼれ球を拾い、左への鋭い切り返しでシュートコースをつくると左足で貴重な追加点を蹴り込んだ。
 その後の得点機は逃し、3点目はならなかった。「ハットトリックを意識し過ぎたのが駄目だった」と苦笑い。風邪気味で体調は万全ではなかったが、それでも最後までボールを追い続け、攻守に奮闘した。
 ペトロビッチ監督も満足そう。柏木は1試合2ゴールがリーグ戦で初めてと聞かされると「これが最後じゃないといいな」と冗談めかして笑った。

【清水が逆転Vに執念】
 完封勝利を収めた本拠地で、DF岩下がファンに向かって宣言した。「まだタイトルを狙える。優勝をあきらめていません」。6日にカップ戦敗退が決まったばかりの清水が、悔しさをパワーに変えた。
 ゴールは前半4分の1点だけ。日本代表のオランダ遠征から戻ったばかりの岡崎が左クロスを競り、こぼれ球をヨンセンが決めた。今季8点目のノルウェー代表は「ラッキーだった。うまくバウンドに合わせられた」とさらり。だが、この日最大の収穫は、その後の戦いぶりにあった。
 追加点こそ奪えなかったが、集中力を高く保ち続けた。長谷川監督はハーフタイムに「ここからの10試合、全部勝ち切ろう」とリーグ戦の逆転優勝を意識させた。疲労困憊のエース岡崎が「すいません、動けなくて」の言葉を残して後半9分で退いても、チームは安定感を失わなかった。
 首位を独走する鹿島を追う。これからは内容よりも勝ち点が優先する。「何が何でも勝ちたかった」(長谷川監督)という、執念が詰まった1−0の勝利だった。

【清水がホーム20戦無敗】
 清水はリーグ戦で昨年7月20日から続くホームゲーム負けなしの記録を20試合(8引き分け含む)に伸ばした。J1では浦和とG大阪が2007年までに25試合連続をマークしており、それに次ぐ20試合連続は2000〜2001年に磐田もマークしている。
 フル出場で勝利に貢献した伊東は「あちこち遠征して戻ると、ここは芝も良いし、やりやすいと思う」。歴代トップの通算460試合出場を誇る大ベテランは実感を込めて話した。

【G大阪、上位踏みとどまる】
 G大阪は二川の鮮やかなジャンピングボレーで接戦に決着をつけた。2得点の二川は「チームの勝利につながって良かった」と笑顔。西野監督も「最近はかなり状態が上がっているなと感じていた。2列目の得点を強調している中で、今後もこういう場面が増えればいい」と喜んだ。
 2−0から追い付かれる嫌な展開。レアンドロが中東のクラブに引き抜かれ、急遽獲得したペドロ・ジュニオールを初先発させたが、連係が合わずに後半17分に退いた。その2分後の勝ち越し点は代わりに入った佐々木のクロスから生まれた。
 好調の神戸を退け、上位に踏みとどまった。西野監督は「自分達のスタイルを出していければ(首位に)近づく」と自らに言い聞かせるように話した。

【三浦監督は初黒星】
 連勝を狙った神戸は三浦監督が率いてから初黒星。就任後は4試合で2失点の堅守を誇り、3勝1分けと好調だったが、この日は3失点と崩れた。
 「2点目を取れたので勝ち点を拾いたかったけど、3失点したら勝つのは難しい。立ち上がりが悪くて受け身となった。前線の守備が甘かった」と守備の立て直しを誓っていた。

【宮本が初めてアウェーの万博】
 神戸の宮本がG大阪時代に慣れ親しんだ万博記念競技場で初めてアウェーチームの一員としてプレーした。「懐かしいと感じながらアップをしたけど、試合が始まったらいつも通りにやれたと思う。楽しみだったけど、勝ちたかった」と残念そうに話した。
 チームが3失点で敗れたことについては「ガンバはマークしづらいところにうまく人が入ってくる。よく研究しているなと感じた」と古巣を称えていた。

【新潟が9試合ぶり白星】
 新潟が長いトンネルを抜けた。7月の川崎戦から5試合連続で引き分け、その後は3連敗。実に9試合ぶりの勝利に、鈴木監督は「ミスは多かったが、選手は粘り強く戦ってくれた」と安堵の表情を浮かべた。
 3トップから2トップへ布陣を変更した。好調時の攻撃力を取り戻すまでには至っていないが、前半20分に矢野がDFと競り合いながら密集の中でヘディング。打点の高い一撃で奪った先制点を全員で守り切った。矢野は「勝ちのホイッスルまで長かった。次はホームでも勝って上位陣に食らいつきたい」と、今後の反撃を誓った。

【千葉「一部死守」遠のく】
 ゴール裏のサポーター席に「一部死守」と書かれた大横断幕が掲げられたが、千葉は1点が奪えず勝ち点を上乗せできなかった。就任後6試合で3分け3敗と未勝利が続く江尻監督は「ゴールに向かう形はできてきたが…」と話し、好結果の出ない焦りが漂った。
 これで9試合白星がなく、J1残留が徐々に遠のいている。坂本主将は「点が取れないということは何かが足りない」と危機感を募らせた。

【名古屋、下位に敗れ4連勝逃す】
 名古屋は下位の柏に敗れて4連勝を逃した。特に前半はパスをつなごうとしても、正確さを欠いて呼吸が合わない場面もあった。ストイコビッチ監督は「自信のないプレーでパスを失っている。こういうミスはおかしい」と苦言を呈した。
 後半44分にPKを決めて4試合連続得点となった玉田も「チームが勝たないと意味がない」と表情は晴れない。今季20試合目の出場で、J1通算200試合出場達成の節目となったゲームは、後味の悪いものになってしまった。

【残留へ貴重な勝ち点3】
 3得点を奪って白星を手にした柏が勝ち点を25とし、この日敗れた千葉を抜いて16位に浮上。残留圏内の15位にいる山形は13日に試合があるが、この時点で勝ち点差を2に縮めた。
 ネルシーニョ監督は「今日は勝ちを必要としていた。選手にとってもチームにとっても大きかった」と、貴重な勝ち点3に安堵感を漂わせた。ただ、2点をリードして優位に試合を進めるはずが、後半は名古屋の猛攻を受けて1点差に詰め寄られて苦しんだ。
 先制点を挙げた大津は「1点だけじゃ足りない。パスが弱かったりして取られた」と反省を忘れなかった。

J2第39節第1日結果

富山0−2岐阜
(富山・2982人)
≪得点者≫
岐阜:嶋田17、西川56

熊本2−1鳥栖
(熊本・8671人)
≪得点者≫
熊本:西29、山内84
鳥栖:高橋62

J2第39節最終日日程

13日()
13:00〜
東京Vvs草津
(味スタ)
13:00〜
湘南vs横浜FC
(平塚)
16:00〜
甲府vs札幌
(小瀬)
16:00〜
福岡vs仙台
(レベスタ)
19:00〜
水戸vs栃木
(笠松)
19:00〜
岡山vsC大阪
(岡山)
19:00〜
愛媛vs徳島
(ニンスタ)

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第39節第1日は本日12日、熊本県民総合運動公園陸上競技場などで2試合が行われ、ロアッソ熊本は後半39分に山内が決勝点を奪い、2−1でサガン鳥栖を振り切った。鳥栖の連勝は3でストップ。
 FC岐阜は2−0でカターレ富山に快勝した。


最終調整
 スペインリーガエスパニョーラでMF中村俊輔の所属するエスパニョールは11日、最多31度の優勝を誇る名門レアル・マドリードをホームに迎える本日12日の試合に向けて最終調整を行った。
 練習は同日夕方から新本拠地で行われ、中村はミニゲームなどで汗を流した。先の日本代表のオランダ遠征で痛めた左足首は、「大事を取りテーピングで固めた」という状態だったが、腫れも治まり、プレーは可能な状態でスタメン出場する見込み。
 チームは前月末のリーグ開幕戦は敵地でアスレティック・ビルバオに敗れた。今季ホーム初戦でいきなりクリスティアーノ・ロナウド、カカら世界的トップ選手を補強して話題を集める名門と対戦になるが、「前に前にいくようにやれればいい」と積極的な戦いに意欲を示し、「(レアルといっても)特にはない。結果より、何かを見つけたり、残せるようにやりたい。そのためにこのリーグにやって来た」と話した。

【ペジェグリーニ監督「幸運を祈る」】
 レアル・マドリードは、左MFでのプレーが予想される中村に対応するはずだったスペイン代表の右DFセルヒ・オラモスが故障で招集されていない。前週のワールドカップ予選に出場したクリスティアーノ・ロナウドやカカも疲労が残っているはずだ。
 それでもペジェグリーニ監督は「選手の状態を注視している。感触はいい」と余裕十分。中村については「(昨季まで率いた)ビジャレアルの監督として欧州チャンピオンズリーグで対戦した。スペインリーグで幸運を祈る」と話した。
 一方、エスパニョールの中村は「確実なプレーも大事だけど、前に前に出てやりたい」と抱負を語った。
 中村はセルティック(スコットランド)時代に欧州チャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)から得点したことなどを例に挙げ「自分がどれだけ入れるかというのがある」と、欧州屈指の強豪相手にもゴールへの意欲を示した。


国有化を要望
 熱心なサッカーのファンとして知られるボリビアのモラレス大統領が11日、同国代表チームを国有化したいとの考えを明らかにした。代表チームの国有化は、サッカーへの政治的な干渉を禁じる国際サッカー連盟(FIFA)の規則に反するとみられる。
 ボリビアは9日に行われたワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の南米予選で1−3でエクアドルに敗れた。既に来年のW杯本大会への出場を逃している。


6試合出場停止
 Jリーグは11日、ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦、横浜F・マリノスvs川崎フロンターレ(6日)で相手選手への暴力行為と主審への乱暴な行為があった横浜MのGK飯倉大樹(23)に6試合の出場停止処分を科すと発表した。天皇杯全日本選手権2回戦を含め、リーグ戦は10月17日の第29節まで出場できない。
 Jリーグ規律委員会は選手への暴力行為で2試合、退場を命じられた後に主審に執拗に抗議し、胸のあたりを両手で押したことで4試合、計6試合の処分とした。
 過去の重い処分としては、2007年に茂原岳人(甲府)が受けた7試合、1995年には森敦彦(横浜F)の3ヶ月間(21試合相当)の出場停止がある。


窮地に立つマラドーナ
 サッカーのワールドカップ(W杯)南米予選で、国民的英雄ディエゴ・マラドーナ監督(48)が率いるアルゼンチンが窮地に立たされている。9日のアウェーでのパラグアイ戦で0−1と敗れ、3連敗。自動的に本大会出場権を獲得できる4位以内から転落し、北中米カリブ海4位とのプレーオフに回る5位に後退した。
 マラドーナ監督は昨年11月に就任。W杯予選は3月のベネズエラ戦から指揮を執るが、2勝4敗と黒星が先行する。国内では英雄監督解任を求める声も多く、10日付の地元紙は「マラドーナは監督として生まれていないことを劇的に示した」と批判。あるインターネット調査では、62%がアルゼンチンはW杯出場を逃すと答えている。
 W杯で2度の優勝を誇るアルゼンチンがプレーオフに回るとなれば、1994年アメリカ大会予選以来。当時は現役選手としてチームの危機を救ったマラドーナ監督は、「1993年、我々はプレーオフでW杯出場を決めた。それで誰か死んだかい?」と語り、強気な姿勢を崩さない。「15歳の時から批判と戦ってきている。私はあきらめない」と、監督続行に意欲を示した。
 残り試合は2。この窮地からはい上がれるのか、それとも1970年メキシコ大会以来10大会ぶりにのW杯出場を逃すのか。マラドーナ監督の正念場だ。


米サッカーで孤軍奮闘
 アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)初の日本人選手が、持ち前の豊富な運動量でピッチを駆け回っている。コロラド・ラピッズ所属の右サイドバック、木村光佑(25)=神戸市出身=だ。日本の高校卒業後、米大学サッカー界で活躍。ドラフト指名を経て2007年終盤にプロデビューを果たした。未踏の道を切り開き、今も自らを信じ夢を追い続けている。
 「一度決めたら断固やり通す」−。スポーツ医学の勉強と本格的に取り組むサッカーの両立を目指し、東京・和光学園高3年の時に友人の助言を得てアメリカ留学の道を選んだ。慣れない英語に悪戦苦闘しながらも、独力で大学の監督にアプローチ。そこがアメリカプロへの道の起点となった。
 昨年の開幕戦。相手はベッカム擁するロサンゼルス・ギャラクシーだった。スタープレーヤーのパス精度の高さに感銘を受けつつも、結局4−0で下し、「ディフェンス、身体能力が通じる」と確信。
 先発出場が定着した今季、念願の初ゴールを決めた。くしくも、3年半ほど会っていない両親が本拠地で観戦した試合。「これ以上の親孝行はない」と感慨にふけった。
 未来の日本のサッカー選手に「あきらめず、自分を信じてどれだけ追求できるか。社会の枠にはまるな」とエール。「ドリブルが大好き」と走り続ける木村の見据える先には、ラピッズの優勝、さらには日本代表入りもある。


超サカFLASH

欠場
 左太ももの負傷で離脱しているフランスリーグ1、グルノーブルMF松井大輔は本日行われるボルドー戦の欠場も決定した。

復帰見送り
 左足首捻挫で離脱しているJ1浦和MF山田直輝は13日に行われる山形戦での復帰が見送られることになった。山田は8日に全体練習に合流したが、9日から別メニュー調整を続けており、本日12日も別メニューで調整を行うことになった。

代表選出
 J1大宮は本日、MF徐庸徳がU-20(20歳以下)韓国代表に選出され、24日にエジプトで開幕するU-20ワールドカップ(W杯)に出場するためチームを離れたと発表した。再合流の日時は未定。

インフル感染
 J2福岡は本日、U-18(18歳以下)のユース選手4人とU-15の1人がA型インフルエンザに感染したと発表した。新型かどうかは分かっていない。U-18の4人は選手寮を離れ、自宅療養している。クラブは感染拡大防止のため寮を消毒し、入寮しているトップチーム所属の7選手も一時的に寮を離れる。U-18のチームは18日まで活動を停止する。

獲得
 ギリシャ1部リーグのパナシナイコスは11日、無所属となっていたギリシャ代表DFヨウカス・セイタリディス(28)が同クラブに復帰すると発表した。契約期間は4年。同選手はパナシナイコスの下部組織で育った。


[提携サイト]
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