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超最新アジアカップ版
ウイイレ10メモリーカード☆


本日の超最新情報
2007.07.29.SUN

☆初優勝★
アジアカップ決勝結果

イラク1−0サウジアラビア
(インドネシア・ジャカルタ)
≪得点者≫
イラク:ユーニス71

 東南アジア4カ国が共催したサッカーのアジアカップ最終日は本日29日、ジャカルタ・インドネシアで決勝が行われ、イラクがエースFWユーニスのゴールでサウジアラビアに1−0で競り勝ち、初優勝を果たした。
 イラクは後半から攻勢に出て、同26分に右CKをユーニスが頭で決めた。準決勝で日本に競り勝ったサウジはY・カフタニ、ハサウィの強力2トップが不発。史上最多となる4度目の優勝を逃した。イラクは2009年に南アフリカで開催されるコンフェデレーションズカップの出場権も獲得した。
 得点ランキングは通算4得点でユーニス、Y・カフタニ、高原直泰(フランクフルト)の3人が並び、高原は日本人選手として初の得点王に。ユーニスは最優秀選手(MVP)にも輝いた。
 3連覇を逃して4位に終わった日本はフェアプレー賞を獲得した。
 次回大会は2011年にカタールで行われる。

【混乱の国内に勇気】
 勝利への執念が実った。攻めに攻めたイラクが戦火による混乱が続く国内を勇気づける初優勝を飾った。試合後、選手達はピッチを駆け回って喜びを爆発させた。
 試合開始から積極的な攻撃で優位に立った。何度もゴールに迫りながら得点は奪えなかったが、後半26分にユーニスが相手のゴールをこじ開ける。右CKを頭で決めると、会場から沸き起こった「イラク」コールの中、エースは右手を何度も突き上げた。
 決勝後の退任を既に表明しているブラジル人のビエイラ監督は5月末に就任したばかり。厳しい国内情勢により、準備はほとんどできなかった。大会前の国民の期待も決して高くはなかった。
 しかしチームが勝ち進むごとにイラク国内は盛り上がった。勝利を祝う大騒ぎの混乱の中で多数の死者が出るほど。準決勝の韓国戦前には、政府が特使を派遣して選手団を激励していた。国中の期待を一身に背負っている自覚が、アジア王座を掴み取る力になった。

☆来年2月〜★
 アジアサッカー連盟(AFC)は本日29日、ジャカルタ(インドネシア)で開いた理事会で2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のアジア予選方式を決め、日本など5カ国はシードされて2008年2〜9月の3次予選から登場することになった。その次が最終予選となる。3次予選の組み合わせ抽選は11月25日にW杯会場のダーバンで行われる。
 アジアの4.5枠を争う予選には43チームが出場予定。今年10、11月の1、2次予選を勝ち抜いた15チームとシード5チームが3次予選で争う。同予選は4チームずつ5グループに分かれてホームアンドアウェー方式のリーグ戦を行い、各グループ1、2位が最終予選に進む。
 5チームずつ2グループに分かれる最終予選は来年10月から2009年9月までで、各グループ2位までがW杯出場権を得る。各グループ3位同士によるアジア5位決定戦の勝者はオセアニア1位とのプレーオフでW杯出場枠を争う。

☆カタール開催★
 アジアサッカー連盟(AFC)は本日29日の理事会で、次回2011年のアジアカップ開催国をカタールに決定した。他に立候補がなかった。開催時期は今後決定するが、ハマム会長は中東の夏が酷暑であることを理由に「1月に行うべきだ」との考えを示した。
 またイラクには全参加チームに支給する4万ドル(約475万円)に加え、5万ドル(約595万円)を追加援助することを了承。フットサルのアジア選手権を2008年大会(タイ)から2年に1度とすることも決めた。

☆不手際を謝罪★
 アジアサッカー連盟(AFC)のハマム会長は本日29日、ジャカルタ(インドネシア)で記者会見し、アジアカップでAFCが日本の会場移動に必要な航空券を確保できないなど運営上の不手際があったことについて謝罪した。
 準決勝までをハノイで戦った日本は3位決定戦会場のパレンバン(インドネシア)への移動に、AFCのミスから丸々2日を要した。パレンバンの宿舎でも部屋数が足りず、選手が2人で同部屋に泊まり、スタッフ11人が1室に押し込められた。イラクも一時、31人の選手とスタッフに8部屋しか与えられなかった。
 日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは「選手移動や宿泊施設の手配などに手を尽くしていたとは言えない」と不満を表明した。

☆帰国★
 アジアカップで4位に終わった日本代表は、8月1日にJ1の試合がある浦和レッズ、サンフレッチェ広島の選手が本日29日夜、チーム本隊より一足早く帰国した。
 全6試合に先発出場した阿部(浦和)は疲労の色が濃いが、1日のリーグ戦出場には意欲的。「そのつもりで早く帰ってきた。いい準備ができれば」と話した。
 佐藤(広島)は明日30日に広島に戻った後でアウエーの浦和戦に備えることになるそうだが「広島に帰って家で寝られるのはいい」と前向きだった。
 オシム監督らは明日30日朝に帰国する予定。

【強化方針に変更なし】
 アジアカップで4位に終わった日本代表のオシム監督は本日29日、パレンバン(インドネシア)で報道陣の質問に答え「今大会で幸運以外に足りなかったのは、日本に何十年も欠落しているものだ。個人の向上なしに組織の向上は有り得ない」と話し、局面を打開するだけの個人の力を第一の課題に挙げた。
 具体的には「シュートの正確性は個人に委ねられる。トップスピードで自由にボールを扱える選手も足りない」と、個々の決定力と速さの不足を指摘。その上で「戦い方とスタイルは変えない。」と、強化方針に変更がないことを強調した。
 中村俊(セルティック)は「大事なのはワールドカップ。あと3年で何ができるかだ」と前向きに今後を見据えた。
 一部の選手を除き、日本チームは明日30日に帰国予定。

☆発表★
 日本サッカー協会は本日29日、北京五輪男子のテスト大会となるU-22(22歳以下)・4カ国トーナメント(8月上旬・中国・瀋陽)に出場するU-22(22歳以下)日本代表メンバー20名を発表し、U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)カナダ大会代表からMF梅崎司(大分)FW森島康仁(C大阪)ら6名が選ばれた。
 24日発表の代表候補29名から、8月1日のJ1の浦和vs広島や、4日のJOMOオールスターに出場する選手らが外れた。チームは明日30日に中国の瀋陽へ移動し、8月1日からの22歳以下による4カ国大会で1日に北朝鮮、3日に中国、5日にボツワナと対戦する。
 神戸市内での代表候補合宿は本日29日、J1神戸と2試合の練習試合を行い、3日間の合宿を打ち上げた。
 U-22日本代表メンバー20名は以下の通り。

GK:
西川周作(大分)
武田洋平(清水)
DF:
一柳夢吾(東京V)
千葉和彦(新潟)
河本裕之(神戸)
田中裕介(横浜M)
福元洋平(大分)
安田理大(G大阪)
MF:
菅沼実(柏)
増田誓志(鹿島)
谷口博之(川崎)
上田康太(磐田)
枝村匠馬(清水)
梅崎司(大分)
青山隼(名古屋)
FW:
平山相太(FC東京)
カレン・ロバート(磐田)
李忠成(柏)
岡崎慎司(清水)
森島康仁(C大阪)

☆打ち上げ★
練習試合結果

U-22日本代表候補2−0神戸

U-22日本代表候補0−0神戸

 U-22(22歳以下)日本代表候補は本日29日、神戸市の神戸ユニバー記念競技場でJ1のヴィッセル神戸と2試合の練習試合を行い、3日間の合宿を打ち上げた。
 神戸の控え組との1試合目はFW平山(FC東京)が前後半に1点ずつ決めて2−0で勝利。2試合目は神戸の主力組と0−0で引き分けた。28日まで別メニューで調整していたMF菅沼(柏)、FWカレン(磐田)を含む28名全員が出場した。
 チームは明日30日に中国の瀋陽へ移動し、8月1日からの22歳以下による4カ国大会で北朝鮮、中国、ボツワナと対戦する。

☆打ち合い制す★
J2第31節最終日結果

C大阪4−3仙台
(長居2・5832人)
≪得点者≫
C大阪:古橋37、50、小松66、森島康89
仙台:中島18、梁勇基56、菅井82

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第31節最終日は本日29日、大阪長居第2陸上競技場で残り1試合が行われ、7位セレッソ大阪が3位ベガルタ仙台に4−3と競り勝った。
 試合は前半18分に仙台の中島が決めたゴールを皮切りに、激しい動きを見せる。ここから古橋の2得点で逆転したC大阪は、後半11分に仙台の梁勇基に同点弾を浴びるも、小松のゴールで再び勝ち越し。37分にはまたも追い付かれる展開となったものの、最後はU-20W杯帰りの森島康の決勝弾で締めくくった。
 なお、両者の順位は前節から変わらなかったものの、J1昇格プレーオフ圏内に付ける3位仙台(勝ち点48)とC大阪(同43)との差は5ポイントに縮まっている。

☆GOAL★
本田泰人引退試合結果

アントラーズ19934−2ヴェルディ1993
(カシマ・17262人)
≪得点者≫
アント:ジュルジーニョ26、オウンゴール68、眞中73、本田80=PK
ヴェル:武田9、石塚55
≪出場メンバー≫
【アントラーズ1993】
GK:
1.佐藤洋平
(60分21.曽ヶ端準)
DF:
3.賀谷英司
(46分22.名良橋晃)
19.大野俊三
(27分17.鬼木達)
(60分27.小笠原満男)
4.奥野僚右
(42分11.眞中靖夫)
15.古賀聡
MF:
6.本田泰人
8.サントス
(20分2.ジョルジーニョ
(37分16.相馬直樹)
5.石井正忠
14.増田忠俊
(58分24.本山雅志)
FW:
9.黒崎久志
(46分18.熊谷浩二)
7.アルシンド
(58分13.柳沢敦)
【ヴェルディ1993】
GK:
1.菊池新吉
(36分21.高桑大二朗)
DF:
4.加藤善之
(21分2.菊池利三)
5.柱谷哲二
3.中村忠
6.都並敏史
(46分23.冨樫剛一)
MF:
8.北澤豪
(60分13.藤吉信次)
15.三浦泰年
(77分22.服部年宏)
10.ラモス瑠偉
16.菊原志郎
(74分7.永井秀樹)
FW:
11.戸塚哲也
(42分19.石塚啓次)
9.武田修宏
(46分17.小倉隆史)

 本田泰人引退試合、アントラーズ1993vsヴェルディ1993が29日、カシマスタジアムで行われ、ミスター・アントラーズが有終の美を飾った。
 元鹿島MFの本田泰人氏(38)はフル出場。初優勝を逃した1993年のチャンピオンシップの再現となった一戦は、アントラーズのジョルジーニョが肉離れを起こし、ヴェルディのラモス(現監督)が味方の緩慢プレーに激怒する真剣勝負。後半35分に本田がPKを決め、アントラーズが4−2でリベンジを果たした。
 引退セレモニーではOBジーコから「彼の存在は永遠に人の心に残る」とビデオメッセージを送られた。本田はあいさつで「今までも、これからも鹿島を愛し続ける」と誓い、12年間巻き続けたキャプテンマークに何度も口づけ。サポーター席では背番号にちなみ6回胴上げされた。今後は現職のチームアドバイザーを務め、将来的にはGM就任を目指すという。

☆完敗★
国際親善試合結果

アメリカ女子代表4−1日本女子代表
(カリフォルニア)

 アメリカ遠征中のサッカー日本女子代表は28日、カリフォルニア州サンノゼで世界ランキング1位のアメリカ女子代表と国際親善試合を行い、1−4(前半0−2)で完敗した。日本は4点をリードされた後半34分に永里(日テレ)のゴールで1点を返すにとどまった。
 この試合で澤(日テレ)が代表通算123試合出場を達成、井原正巳氏が持つ男子の歴代最多122試合出場を抜いた。
 日本は8月4日、北京五輪アジア最終予選でベトナムとアウェーで対戦。勝つと、2大会連続3度目の五輪出場が決まる。

☆辞任★
 韓国代表のピム・ファーベーク監督が28日、辞意を表明した。パレンバン(インドネシア)でのアジアカップ3位決定戦で日本をPK戦の末に下した直後の記者会見で明らかにした。
 2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会後から韓国代表を率いているピム監督は「辞めることはすでに決めていた。契約期間は2008年北京五輪までだったが、韓国サッカー協会に契約打ち切りを申し出た」と述べた。
 韓国は準々決勝から3試合連続で無得点に終わっており、低調な試合内容からピム監督への批判が高まっていた。

☆W杯アジア開催も★
 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は28日、アジアカップ観戦のため訪問中のジャカルタ(インドネシア)で記者会見し、2018年ワールドカップ(W杯)開催地は、各大陸持ち回りの原則に基づきアジアにチャンスがあるとの立場を示した。
 持ち回りの原則では、2018年は北中米カリブ海かアジア開催となるが、欧州のイングランドも招致の意向を示している。ブラッター会長は「欧州は3回に1度、W杯を開催する権利を持つというのか。そんなルールはない」と、欧州開催に否定的な立場を示し、アジアの開催可能な国として、オーストラリア、中国、インドを挙げた。2018年W杯の開催大陸は10月に決まる見込み。
 また、同会長は選手がケガをしたふりをして時間を稼ぐ行為に歯止めをかけるため、プレーを止めた場合はケガの真偽に関わらず5分間、ピッチから締め出す措置を検討していることを明らかにした。

【豪州がアジアカップ誘致】
 オーストラリアサッカー連盟のフランク・ロウィー会長が28日、2015年のアジアカップを招致する方針を明らかにした。アジアカップの視察に訪れたFIFA(国際サッカー連盟)のブラッター会長や、アジアサッカー連盟(AFC)のハマム会長らとの会談後、記者団に明らかにした。
 昨年のW杯後にAFCに加盟したオーストラリアは、今大会がアジアカップ初参戦。優勝候補の一角と期待されながらも、準々決勝で日本に敗れた。ロウィー会長は同国の早期敗退について、「もっと上位に行けると考えていた。どこで間違えたのか考えなければいけない」と失望感を吐露。一方で、「アジアについて多くのことを学んだ。2015年の招致を強力に推し進めていく」と表明した。
 オーストラリアは2018年か2022年のW杯開催を目指しており、国際大会運営の実績作りの一環としてアジアカップ開催を希望している。
 なお、次回の2011年アジアカップのカタールでの開催は本日29日に正式決定する。

☆フル出場★
スイススーパーリーグ結果

バーゼル1−1アーラウ

 スイススーパーリーグは28日、第3節が行われ、DF中田浩二が所属するバーゼルはホームでアーラウと対戦し、1−1で引き分けた。中田は開幕3戦ともに左サイドバックでフル出場を果たしている。
 バーゼルの次節は8月5日、アウェーでヤングボーイズと対戦する。

☆フル出場★
オーストリアブンデスリーガ結果

ザルツブルク2−1リンツ

 オーストリアブンデスリーガは28日、第4節が行われ、MF三都主アレサンドロ、DF宮本恒靖が所属するザルツブルクはホームでリンツと対戦し、2−1で競り勝ち、開幕戦以来3試合ぶりの2勝目を挙げた。三都主は左サイドバックで3試合ぶりのフル出場を果たした。宮本はベンチ入りしたが、出番はなかった。
 ザルツブルクの次節は8月4日、アウェーでシュトルム・グラーツと対戦する。

☆フル出場★
 ドイツブンデスリーガ、フランクフルトは28日、ドイツのボッパルトで2部のコブレンツと練習試合を行い、新加入のMF稲本潤一は守備的MFでフル出場した。チームは3−1で快勝した。
 稲本は攻守で積極的に動き、先制点の場面では起点になるプレーもあった。今後はFW高原直泰も合流する。稲本は「オシム監督のサッカーではないけど、人とボールを動かすことが重要だと思う。しっかり全員揃って公式戦に臨みたい」と話した。

【元メキシコ代表DF獲得】
 FW高原直泰、MF稲本潤一が所属するドイツブンデスリーガのフランクフルトは28日、昨季グラスホッパー(スイス)などでプレーしていた元メキシコ代表DFアーロン・ガリンド(25)を獲得したと発表した。
 2004年アテネ五輪に出場し、2005年にはコンフェデレーションズカップにも出場したガリンドだが、同大会中に行われたドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示して大会登録を抹消された。当時クルス・アスル(メキシコ)に所属していたガリンドはその後、メキシコサッカー連盟から1年間の出場停止処分を受けた後、グラスホッパーに移籍していた。

☆優勝★
 ドイツリーグカップは28日、ライプチヒで決勝が行われ、バイエルンがシャルケを1−0で下し、通算6度目の優勝を果たした。バイエルンは、ブレーメンから今季加入した同国代表FWクローゼが前半29分に決勝点を挙げた。
 大型補強を進めてきたバイエルンが、昨季2位チームを退けた。立役者となったのは、今夏ブレーメンから移籍してきたクローゼだった。前半29分、シャルケ守備陣がゴール前で連係ミスを犯すとこれを逃さずボールを蹴り込み、移籍後の公式戦初ゴールを挙げる。
 ここまでブレーメンを4−1、昨季王者シュツットガルトを2−0と、完勝で退けてきたバイエルンは、シーズンオフに2600万ユーロ(約42億3000万円)という高額で獲得し、今大会すでに3ゴールを挙げているフランス代表MFリベリーの爆発に期待が掛かったが、リベリーはケガでこの試合に出場できず。バイエルンはその後追加点こそ挙げられなかったものの、完封勝利で6度目の優勝を決めた。

☆優勝★
 フランスでシーズン開幕前恒例となっている昨季リーグ戦王者とカップ戦王者の間で争われるフランス・チャンピオンズ・トロフィー(スーパーカップ)が28日に行われ、リヨンが2−1でソショーを下し、6連覇を決めた。
 昨季リーグ6連覇を達成した絶対王者のリヨンが、アラン・ペラン新監督のもと、ホームのスタッド・ジェルランでまずは一冠を獲得した。試合が動いたのは前半14分、若手のスロベニア代表FWビルサが決めてソショーが先制に成功する。しかし、それまでチャンスを作っていたリヨンも、20分にFWゴブが同点弾。ここからゲームを支配したリヨンは、後半開始早々にCKのボールをDFクリスが押し込んで逆転すると、このままきっちりとリードを守り切った。
 フランスリーグ1は、8月4日に開幕を迎える。

☆2ゴール★
 スコットランドツアー中のスペインリーガエスパニョーラのバルセロナは28日に親善試合を行い、ロナウジーニョの2ゴールなどでハーツ(スコットランド)に3−1で快勝した。
 1932年以来更新されることのなかったハーツのクラブ最多観客数を塗り替え、5万7857人を集めて行われた一戦で爆発したのは、今オフ休養十分のブラジル代表エースだった。まずは前半21分にPKできっちり先制弾を叩き出すと、1−1で迎えた40分にもヘッドで追加点。後半には新加入のアンリがU-20メキシコ代表FWドス・サントスのゴールをお膳立てするなど、チームの主役達が見せ場をつくって試合を終えた。

☆競り勝つ★
 シーズン開幕前の親善トーナメント、エミレーツカップが28日に行われ、アーセナル(イングランド)がパリ・サンジェルマン(フランス)に2−1と勝利したほか、インテル(イタリア)がバレンシア(スペイン)に0−2と完敗を喫した。
 アーセナルのホーム、エミレーツスタジアムで行われた両試合は、第1試合のインテルvsバレンシアでは、ガッビダン、ビジャが得点を挙げて、バレンシアがイタリア王者に快勝を収めた。一方、第2試合のアーセナルvsパリSGでは、フランス代表MFフラミニの先制弾に、今季クラブ復帰を果たしたデンマーク代表FWベントナーが続き、アーセナルが競り勝った。
 なお、エミレーツカップは本日29日に最終日を迎え、アーセナルvsインテル、バレンシアvsパリSGの対戦カードが組まれている。

☆獲得★
 イングランドプレミアリーグのブラックバーンは28日、バイエルン(ドイツ)からパラグアイ代表FWロケ・サンタクルス(25)を獲得したと発表した。契約期間は4年。
 バイエルンで8年を過ごしたサンタクルスは、同クラブでブンデスリーガ通算155試合に出場し、31得点を挙げた。しかし、バイエルンは今夏にイタリア代表FWルカ・トニ、ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼを獲得しており、大物ストライカーがひしめく中、サンタクルスは余剰人員とみなされていた。ドイツのメディアは移籍金について、350万ポンド(約8億4000万円)と報じている。

☆買収★
 過去8度のフランスリーグ1優勝を誇るフランスリーグ2の古豪ナントが、ポーランド出身の実業家に買収されることが28日、明らかになった。
 この実業家はバルデマール・キタ氏。約1000万ユーロ(約16億2000万円)を支払うことで、すでに現オーナーのセルジュ・ダソー氏と合意しているという。キタ氏は眼鏡技師で、フランスでのコンタクトレンズ事業で財を成し、1998−2001年まではスイスのローザンヌのオーナーを務めていた。ローザンヌ時代にキタ氏と共同経営者だったクロード・ロビン氏は「彼はナントに情熱を持っており、成功させたいと考えている」と語った。
 長年にわたって家族経営的な手法で運営されてきたナントだったが、航空業で成功したダソー氏が2004年に経営権を握ってから激変。同氏のビジネスライクな手法がクラブの伝統を壊し、成績低迷につながったと批判するファンが多かった。同氏は6月、クラブ売却の意向を示していた。
 ナントは昨季最下位に沈み、44年間守ってきたリーグ1の座から降格。新シーズンはリーグ2(2部相当)で再出発を図る。

☆113年前の王者決定★
 ドイツで113年前の優勝決定戦が28日に行われ、ヴィクトリア・ベルリンがハーナウを下してタイトルを獲得。ブンデスリーガ創設以前である1894年シーズンの王者がようやく決定した。
 前代未聞の戦いに臨んだのは、現在は地域リーグに所属する2クラブ。もともとこの一戦はドイツ東部のベルリンで開催される予定だったが、西部フランクフルト近郊の都市に本拠を置くハーナウは、400キロ離れたベルリンまでの遠征費用を捻出できず。これにより、当時はヴィクトリア・ベルリンが不戦勝でチャンピオンと認定されてきたが、この判断はフェアではないとの批判を受けていた。
 1世紀以上の時を経て、ようやく再対決となった両者だが、ドイツサッカー連盟のテオ・ツバンツィガー会長は「当時の再現」というアイディアを熱心に支持。選手達は19世紀当時に使用されていた重い革のボールを用いてプレーした。
 なお、ヴィクトリア・ベルリンは、前週に行われた第1戦でハーナウを相手に3−0で勝利を挙げ、28日の第2戦では1−1と引き分けて2試合合計スコアを4−1とした。ツバンツィガー会長が見守る中、ヴィクトリア・ベルリンがようやく“フェアな”王者と認定された。

☆4位★
アジアカップ3位決定戦結果

日本時間21:35〜
韓国代表0−0(PK6−5)日本代表
(インドネシア・パレンバン・ジャカバリンスタジアム・25000人)

主審:バドワウィ(UAE)
天気:晴れ
気温:27℃
湿度:74%
ピッチ状態:全面良芝(乾燥)

≪PK戦≫
(韓)チョ・ジェジン○
(日)中村俊輔○
(韓)オ・ボムソク○
(日)遠藤保仁○
(韓)イ・グンホ○
(日)阿部勇樹○
(韓)イ・ホ○
(日)駒野友一○
(韓)キム・ジンギュ○
(日)中澤佑二○
(韓)キム・チウ○
(日)羽生直剛×

≪出場メンバー≫
【韓国代表】
GK:
1.イ・ウンジェ(cap)
DF:
16.オ・ボムソク
22.カン・ミンス■■==56分警告2枚
3.キム・ジンギュ
15.キム・チウ
MF:
8.キム・ドヒョン
(66分13.キム・チゴン)
27.オ・ジャンウン
(86分6.イ・ホ)
17.キム・ジョンウ
FW:
10.イ・チョンス
9.チョ・ジェジン
19.ヨム・ギフン
(40分11.イ・グンホ)
ベンチ:
21.キム・ヨンデ
23.チョン・ソンリョン
2.ソン・ジョングク
4.キム・ドンジン
14.キム・サンシク
20.ソン・デホ
7.チェ・ソングク
12.イ・ドングク
18.ウ・ソンヨン

フォーメーション
(4-3-3)

    9
 19    10
  17  8
   27
15  3  22  16
    1

【日本代表】
GK:
1.川口能活(磐田)(cap)
DF:
21.加地亮(G大阪)
22.中澤佑二(横浜M)
6.阿部勇樹(浦和)
3.駒野友一(広島)
MF:
13.鈴木啓太(浦和)
14.中村憲剛(川崎)
(72分8.羽生直剛(千葉))
10.中村俊輔(セルティック)
7.遠藤保仁(G大阪)
9.山岸智(千葉)
(78分11.佐藤寿人(広島))
FW:
19.高原直泰(フランクフルト)
(115分20.矢野貴章(新潟))
ベンチ:
GK:
18.楢崎正剛(名古屋)
23.川島永嗣(川崎)
DF:
5.坪井慶介(浦和)
MF:
2.今野泰幸(FC東京)
15.水野晃樹(千葉)
24.橋本英郎(G大阪)
28.太田吉彰(磐田)
29.伊野波雅彦(FC東京)
FW:
12.巻誠一郎(千葉)

フォーメーション
(4-5-1)

   19
 9     10
    7
  14  13
3  6  22  21
    1

アジアカップの
日本代表メンバー23名


≪各種データ≫
ボール支配率:
韓国…45%
日本…55%
シュート数:
韓国…13
日本…14
PK数:
韓国…0
日本…0
CK数:
韓国…4
日本…6
直接FK数:
韓国…21
日本…26
間接FK数:
韓国…21
日本…26
OS数:
韓国…6
日本…3

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アジアカップ2007
日程&結果


 東南アジア4カ国が共催するサッカーのアジアカップ2007は28日、インドネシアのパレンバンで日本と韓国の伝統のライバルによる3位決定戦が行われ、日本は延長を終えて0−0からのPK戦を落とし、4位となった。PK戦では両チームとも5人が揃って決めた後、6人目が決めた韓国に対して日本は羽生が止められた。
 互いに譲らない熱戦となったライバル対決、後半12分に韓国に退場者が出て、日本は数的優位となった。パスをつないで主導権は握ったものの、韓国のしぶとい守備を破れなかった。
 日本は就任後1年となるオシム監督の指揮で3連覇を狙った。準々決勝で昨年のワールドカップ(W杯)で屈したオーストラリアにはPK戦で雪辱したが、準決勝でサウジアラビアに敗れた。
 チームは一部選手を除き明日30日早朝に帰国する。

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韓国vs日本戦
徹底詳細


【超サカFLASH】

☆欠場★
 スコティッシュプレミアリーグ、セルティックの日本代表MF中村俊輔がアジアカップでの疲労のため、8月5日に行われるスコティッシュプレミアリーグ開幕戦・キルマーノック戦を欠場する見込みとなった。

☆追加招集★
 日本サッカー協会は本日、神戸で行われているU-22日本代表候補合宿(27〜29日)にJ2の東京VのDF一柳夢吾を追加招集したと発表した。

☆視察★
 アジアチャンピオンズリーグ準々決勝でセパハン(イラン)と対戦するJ1川崎の山岸繁主務などがイラン、サウジアラビア、UAEを視察することが明らかになった。現地ではスタジアム、練習場、試合開始時間、食物、ホテルなどをチェックする予定。

☆打ち上げ★
 J1名古屋が28日、網走キャンプを打ち上げ、愛知・名古屋に戻った。

☆合流★
 J1の横浜FCの新外国人MFマルコス・パウロが28日、チームの秋田合宿に合流した。

☆JFL★
JFL後期第5節結果

ソニー仙台0−1YKK AP
(ユアスタ)
栃木SC1−0横河武蔵野FC
(栃木G)
アローズ北陸2−1ロッソ熊本
(富山)
FC刈谷1−0三菱水島
(刈谷) -
ガイナーレ鳥取0−1Honda FC
(鳥取)
ジェフリザーブズ3−2TDK
(市原)
アルテ高崎1−4佐川急便
(浜川)
FC琉球3−3流通経済大
(沖縄北谷)
佐川印刷0−0FC岐阜
(太陽が丘)

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☆退任★
 イラク代表のビエイラ監督が28日、本日行われるアジアカップ決勝・サウジアラビア代表戦後の退任を表明した。

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