2004.01.10.MON

第83回全国高校サッカー選手権大会全試合結果

決勝

01/10(月･祝)

鹿児島実業（鹿児島）０−０(ＰＫ４−２)市立船橋（千葉）
(国立)
≪ＰＫ戦≫
市船橋：鈴木＝〇、本山＝〇、谷津＝×、薬袋＝×
鹿児島実：岩下＝〇、坪内＝〇、上村＝〇、渡辺＝〇

第８３回全国高校サッカー選手権最終日は本日10日、東京・国立競技場で４５分ハーフの決勝を行い、０―０のまま延長を終えてＰＫ戦となり、鹿児島実（鹿児島）が市立船橋（千葉）を４―２で下し、９大会ぶり２度目、単独では初の高校日本一に輝いた！決勝が延長、ＰＫ戦に突入したのは初めて。ともにシュートが一度ずつゴールバーに当たるなど、惜しい場面とゴール前の激しい攻防が続いたが無得点。ＰＫ戦で先蹴りの市立船橋は３人目が相手ＧＫ片渕に止められ、４人目はポストに当てた。市立船橋は５度目の優勝を逃し、昨夏のインターハイに続く準優勝。大会得点王は鹿児島実の山下と福士（盛岡商）、糠谷（前橋商）が４ゴールで並んだ。決勝が０―０で終わったのは３７大会ぶり４度目だった。

【鹿児島実業高等学校】
鹿児島実中として1916年創立。文理科、普通科、総合学科合わせて生徒数約１５００人。スポーツの強豪校として知られ、ラグビー部、柔道部なども全国レベル。野球部は選抜大会を制している。ＯＢに日本代表ＭＦ遠藤保仁らがいる。

鹿児島実・松沢隆司総監督
「満足できる試合が互いにできた。先輩たちが何回も挑戦してできなかった事をやってくれた。長くやって良かった。選手たちに感謝したい」

市立船橋・石渡靖之監督
「危ない場面もあったけれど、無失点でしのげたので守備はうまくいった。選手たちは辛抱強く戦ってくれた。ＰＫ戦はかなり研究されていた」

川淵三郎・日本サッカー協会会長
「ヤマ場が多く、面白い内容だった。唯一の問題は、すぐにピッチに横たわる選手がいたこと。Ｊリーグの悪い面を見習わないでほしい」

☆優秀選手発表★
全国高体連サッカー部は本日10日、第８３回全国高校サッカー選手権の優秀選手３５人を発表した！優勝した鹿児島実（鹿児島）からＦＷ山下ら５人、準優勝の市船橋（千葉）からはＤＦ渡辺広ら６人が選ばれた。優秀選手は合宿を行い、3月にドイツで開催予定のデュッセルドルフ国際ユース大会に参加する。優秀選手は次の通り。

ＧＫ：
土田健太（群馬・前橋商）
中林洋次（千葉・市船橋）
片渕洋平（鹿児島・鹿児島実）
ＤＦ：
糠谷祐真（前橋商）
福田俊介（埼玉・西武台）
森下宏紀（千葉・市船橋）
渡辺広大（千葉・市船橋）
作田裕次（石川・星稜）
込山和樹（石川・星稜）
西嶋聡（山口・多々良学園）
入船和真（宮崎・鵬翔）
岩下敬輔（鹿児島・鹿児島実）
ＭＦ：
小寺優輝（青森・青森山田）
仲谷圭史（青森・青森山田）
鈴木智博（千葉・市船橋）
薬袋克己（千葉・市船橋）
本田佳祐（石川・星稜）
大畑将徹（石川・星稜）
増田洋平（静岡・藤枝東）
赤星貴文（静岡・藤枝東）
松水隆憲（広島・広島観音）
木佐木俊成（福岡・東福岡）
出崎升浩（長崎・国見）
興梠慎三（宮崎・鵬翔）
渡辺辰巳（鹿児島・鹿児島実）
ＦＷ：
福士徳文（岩手・盛岡商）
森野徹（千葉・市船橋）
橋本晃司（石川・星稜）
城後寿（長崎・国見）
渡辺千真（長崎・国見）
朴俊慶（大分・大分）
栫大嗣（鹿児島・鹿児島実）
山下真太郎（鹿児島・鹿児島実）
比嘉啓太（沖縄・那覇西）
森島康仁（兵庫・滝川二）


準決勝

01/08(土)

国見（長崎）０−２鹿児島実（鹿児島）
(国立)
≪得点者≫
鹿児島実：西岡15、赤尾72

星稜（石川）２−２(ＰＫ４−５)市立船橋（千葉）
(国立)
≪得点者≫
星陵：田宮3、大畑90
市立船橋：小山29、白山69

準々決勝

01/05(水)

国見（長崎）３−２盛岡商（岩手）
(三ツ沢球)
≪得点者≫
国見：渡邉(千)12、17、出崎36
盛岡商：福士52、斉藤70

多々良学園（山口）１−２鹿児島実（鹿児島）
(駒沢)
≪得点者≫
多々良学園：楢崎6
鹿児島実：山下46、赤尾80

星稜（石川）１−０前橋商（群馬）
(駒沢)
≪得点者≫
星稜：田宮31

鵬翔（宮崎）０−３市立船橋（千葉）
(三ツ沢球)
≪得点者≫
市立船橋：鈴木24、森野67、壽83

３回戦

01/03(月)

国見（長崎）０−０(ＰＫ５−４)藤枝東（静岡）
(駒場)

盛岡商（岩手）３−１津工（三重）
(三ツ沢球)
≪得点者≫
盛岡商：高橋(大)1、山崎29、福士72
津工：鈴木7

羽黒（山形）２−３多々良学園（山口）
(市原)
≪得点者≫
羽黒：加賀9、マローン19
多々良学園：谷本25、ハウバート46、西島64

鹿児島実（鹿児島）１−０北海（北海道）
(駒沢)
≪得点者≫
鹿児島実：岩下55

星稜（石川）１−０那覇西（沖縄）
(駒場)
≪得点者≫
星稜：大畑7

前橋商（群馬）３−１仙台育英（宮城）
(駒沢)
≪得点者≫
前橋商：大朏2、糠谷55、74
仙台育英：富永9

鵬翔（宮崎）１−０広島観音（広島）
(三ツ沢球)
≪得点者≫
鵬翔：興梠29

市立船橋（千葉）１−０青森山田（青森）
(市原)
≪得点者≫
市立船橋：中村80

２回戦

01/02(日)

国見（長崎）５−０鹿島学園（茨城）
(埼玉)
≪得点者≫
国見：城後4、11、80、本吉46、渡辺69

西武台（埼玉）０−２藤枝東（静岡）
(埼玉)
≪得点者≫
藤枝東：中村57、三輪84

玉野光南（岡山）１−３盛岡商（岩手）
(等々力陸)
≪得点者≫
玉野光南：三島57
盛岡商：田中59、84、福士60

福島東（福島）０−１津工（三重）
(等々力陸)
≪得点者≫
津工：84

秋田商（秋田）０−１羽黒（山形）
(柏の葉)
≪得点者≫
羽黒：畠腹18

東海大三（長野）０−１多々良学園（山口）
(柏の葉)
≪得点者≫
多々良学園：石田16

修徳（東京Ｂ）０−３鹿児島実（鹿児島）
(西が丘)
≪得点者≫
鹿児島実：山下24、26、79

韮崎（山梨）１−１(ＰＫ３−４)北海（北海道）
(西が丘)
≪得点者≫
韮崎：苫米地46
北海：岩崎84

滝川二（兵庫）３−４星稜（石川）
(駒場)
≪得点者≫
滝川二：森島30、森本46、岡崎71
星稜：田宮22、本田33、55、込山65

那覇西（沖縄）２−２(ＰＫ３−２)草津東（滋賀）
(駒場)
≪得点者≫
那覇西：与那嶺(樹)31、比嘉(啓)48
草津東：梅川50、藤井62

済美（愛媛）１−２前橋商（群馬）
(駒沢)
≪得点者≫
済美：天崎36
前橋商：糠谷18、75

仙台育英（宮城）０−０(ＰＫ５−４)近大和歌山（和歌山）
(駒沢)

矢板中央（栃木）２−３鵬翔（宮崎）
(三ツ沢球)
≪得点者≫
矢板中央：村上22、益子76
鵬翔：熊元7、宮路81、興梠84

各務原（岐阜）０−１広島観音（広島）
(三ツ沢球)
≪得点者≫
広島観音：岸本34

市立船橋（千葉）１−１(ＰＫ５−４) 東福岡（福岡）
(市原)
≪得点者≫
市立船橋：寿5
東福岡：伊藤20

青森山田（青森）３−２奈良育英（奈良）
(市原)
≪得点者≫
青森山田：レオナルド37、48、仲谷39
奈良育英：細川59、柳70

１回戦

12/30(土)

羽黒１−１(ＰＫ４−１)城陽
≪得点者≫
羽黒：高橋
城陽：北川

12/31(金)

西武台（埼玉）２−２(ＰＫ５−３)大分（大分）
≪得点者≫
西武台：黒岩、島田
大分：上野、朴

藤枝東（静岡）２−１佐賀東（佐賀）
≪得点者≫
藤枝東：閨谷、中村
佐賀東：山口

麻布大淵野辺（神奈川）０−２玉野光南（岡山）
≪得点者≫
玉野光南：松原、國田

盛岡商（岩手）１−０大津（熊本）
≪得点者≫
盛岡商：福士

秋田商（秋田）２−０益田（島根）
≪得点者≫
秋田商：熊谷、高橋

韮崎（山梨）１−０高知（高知）
≪得点者≫
韮崎：柏

北海（北海道）２−０徳島商（徳島）
≪得点者≫
北海：清水、満生

丸岡（福井）０−１草津東（滋賀）
≪得点者≫
草津東：梅川

北越（新潟）０−１那覇西（沖縄）
≪得点者≫
那覇西：宮城

実践学園（東京Ａ）１−３済美（愛媛）
≪得点者≫
実践学園：下地
済美：堀川３

前橋商（群馬）１−０東海大仰星（大阪）
≪得点者≫
東海大仰星：長部

富山一（富山）１−１(ＰＫ２−４)広島観音（広島）
≪得点者≫
富山一：深山
広島観音：岸本

各務原（岐阜）３−２尽誠（香川）
≪得点者≫
各務原：笠井２、矢島
尽誠：林、三原

東海学園（愛知）０−２奈良育英（奈良）
≪得点者≫
奈良育英：細川、小池

青森山田（青森）１−０米子北（鳥取）
≪得点者≫
青森山田：小寺

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